END3:夢の個休
END3:夢の個休
大切な人を殺さず、止まることもせずに、繋がれている本体の自分の体を殺すENDです。
探索者:ロスト
NPC:夢の世界から解放される(死亡)
ユメ:解放されず目覚めてしまう
神の子:そのまま永遠の世界で生き続ける
あなたたちは選んだ。
本体である自身の体を破壊し、大切な人を開放するという選択を。
振り上げた武器が絡まる虹色の根っこを引きちぎり、破壊する。
やがて中から出てきた探索者の体は、本当に目も当てられないほどボロボロのものでした。
探索者は自身の体にその武器を充てがった。
瞬間ビリビリと張り裂けそうな痛みが全身を襲う。
HPを0にしてください。
あなたの体が半透明になっていく。
光の粒子となってほどけていく。
これこそが、本当の終わりだ。
最後に見たのは、悲しそうな顔をして「消えないで!」と泣いている神の子、そして……
繋がれた少女の瞳がうっすらと開きそこから涙がこぼれ落ちる様子でした。
「夢は終わりです。
……さようなら、違う世界の魂さん。」
暗闇を揺蕩う。
その意識もゆっくりほどけて消えていく。
目の前に優しく笑う大切な人が見えました。
その人はあなたの手を優しくにぎり、ささやきました。
「今まで守ってくれてありがとう、愛してる。」
自分が死ねば相手は生き返るとかではないです。
二人幸せにロストです。美しいですね。
これにてユメノコキュウ
END3:夢の個休
は終了です。お疲れ様でした。
キャラクターはロスト扱いです。
魂を砕く死に方なので、ロスト者限定シナリオなどに連れて行くことも不可とさせていただきます。