授業で扱ったリソース、関連動画、オンラインで読める関連文献等を紹介します。
[ENLの英語に加えて、インド、シンガポール等のESLの英語を学ぶことができる。]
☆ Corpus of Global Web-Based English (GloWbE)
[ENL・ESL計20の変種(ブログ記事)を収録したコーパス。英語変種の比較研究に有用。]
英語の外面史に触れながら借用語の歴史を説明している。英語本来語とフランス語からの借用語の棲み分けについての解説がわかりやすい。(日本語字幕あり)
2020年の流行語
・ American Dialect SocietyのWord of the Year
・ LEXICO's 2020 Word of the Year
・ Merriam Webster's Word of the Year 2020
語形成の調査に活用できるコーパス
☆ Corpus of Contemporary American English (COCA)
[現代アメリカ英語のコーパス。10億語(1990年~2019年)。]
☆ Corpus of Historical American English (COHA)
[アメリカ英語の史的コーパス。過去200年(1820年~2019年)の英語を調査することが可能。4億7千5百万語。]
[コロナウィルスに関する記事を集めたコーパス。ENL、ESLの20か国の英語を収録。2020年1月から毎日更新されている(1日3,4百万語のペース)]
オンラインで読める関連文献
借用、語形成、意味変化等、新語の誕生の過程を解説している。(日本語字幕あり)
異分析(metanalysis)について解説している。(日本語字幕あり)異分析についてはMerriam Websterのこの記事も参照。
COCA、COHA、GloWbEなどのEnglish-Corpora.orgで公開されているコーパスを、編纂者のMark Daviesがデモンストレーションしている動画。スライドはこちらからダウンロード可能。
quarantineという単語の起源と生じた意味の変化について解説している動画。(日本語字幕あり)
今回紹介したコーパス
☆ Early English Books Online (EEBO)
[1470年代から1690年代の英語を調べることができるコーパス。]
オンラインで読める関連文献
慶應義塾大学の堀田隆一先生のオンライン連載「現代英語を英語史の視点から考える」には今回の講義内容についてとても詳しい記事があります。
オンラインで読める関連文献
・「なぜ you は「あなた」でもあり「あなたがた」でもあるのか?」(堀田隆一先生)
補足説明をしてくださった先生方のご著書
・Grammatical Variation of Pronouns in Nineteenth-Century English Novels(中山匡美先生)
・Enregisterment of thou in Eighteenth-Century Plays(野々宮鮎美先生)
☆ American English(東京外国語大学言語モジュール)
[発音と語彙の英米差について基礎知識を身につけるのに役立ちます。]
☆ Oxford Learner's Dictionaries
[発音の英米差を確認する際に便利です。]
☆ The Electronic World Atlas of Varieties of English(E-WAVE)
[77の英語変種の形態統語的な特徴を一望できる地図です。]
☆ CQPweb
(授業で紹介したBrown Family corpora等、様々なコーパスが利用可能。要登録。活用法についてはBaker (2017) American and British English: Divided by a Common Language?を参照。)
過去の授業でも扱ったリソース
☆ Corpus of Global Web-Based English (GloWbE)
☆ Corpus of Contemporary American English (COCA)
☆ Corpus of Historical American English (COHA)
オンラインで読める関連記事
・「イギリス英語の autumn とアメリカ英語の fall ―― 複線的思考のすすめ」(堀田隆一先生)
eWAVEの基本的な使い方について解説している動画。
便利なリソース
☆ Fowler's Dictionary of Modern English Usage (4th edition)
☆ Garner's Modern English Usage (4th edition)
関連動画
・2019 Word of the Year: Behind the Scenes (Merrian Webster)
・Is Singular 'They' a Better Choice?: The awkward case of 'his or her' (Merriam Webster)
オンラインで読める関連記事
・A Gender-Neutral Honorific, Mx: Words We're Watching (Merriam Webster)
・Ms., Mr. or Mx.? Nonbinary teachers embrace gender-neutral honorific
・「彼」でも「彼女」でもないノンバイナリーの人を指す単数のtheyはどう訳す?同じく単数のweは?(北村紗衣先生)
・今年の「Word of the Year」に性別を問わない代名詞「they」が選ばれました
・CHARLOTTE DE WITTE ON SEXISM AND THE 'FEMALE DJ' PARADOX: "IT'S INCREDIBLY FRUSTRATING"