2021年7月11日

「本で広げる子どもたちの可能性~本と子どもたちの懸け橋になるために~」


今回は、軽井沢風越学園の岩瀬直樹さんをお招きして、本と教育について考えるワークを行いました。


ワークは自分の好きな本をグループメンバーに共有するというところから始まりました。好きな本を共有することで、初対面のグループメンバーとのぐんと距離感が少し縮まったのではないでしょうか。そのあと、自らの読書経験を振り返り、自分にとっての本の価値とは何だろう、子どもたちにとって本はどんな存在になってほしいのだろうということをグループワークで考えました。「時代を超えた対話ができる」「素敵な言葉に出会うことができる」「世界は自分の見えているところだけではないと知ることができる」などの様々な意見も参加者たちが共有してくださいました。


そのあとで、岩瀬さんが教員時代に公立学校で行っていた実践をもとに、本と教育についてお話ししてくださいました。本が身近にある子どももいれば、そうではない子どもたちもいる中で、子どもたちに本と出会わせることができるのが学校です。お話を聞いて、本をより身近にすることで、子どもたちに自分の興味やペースに合わせて学ぶことができる環境を与えることができるのだと気づかされました。お話を聞いて、本を通じて、人と人を繋げたいと思った方はたくさんいるのではないかと思います。私自身も、子どもたちが目を輝かせながら、本について語るきっかけを与えたいと強く思いました。


最後に岩瀬さんのお話を受けて、これから私たちが教員になったときにできることをワークで話し合いました。本の大きな可能性、そしてそれを学校で取り入れることの大切さに気付くことができた貴重な機会になりました。


ゲストに来てくださった岩瀬直樹さん、参加してくださった皆様、本当にありがとうございました!!!