2020年11月15日

「子ども哲学の可能性を考える。~答えと権力を手放して、一緒にもやもやしませんか?~」


今回は、コロナの影響で前期も後期もオンライン授業になり、同年代と話す機会が減ってしまった人たちのために、「子ども哲学」をツールとして用い、一つのことについて深く考えていきました。

まずは、お互いを知るために「子供の頃、不思議に思っていたこと」について話しながら自己紹介をしました。お互いの不思議であったことを話し、次の対話のための第一段階として話し合う準備ができました。

そして、次は参加者全体から出してもらった、話し合ってみたいことを選択肢として問いをその場で決めるという形のワークを行っていきました。こちらの投票方法はzoomの機能を活用したもので、まだまだオンライン活動の可能性を感じさせるものでありました!

次に参加者の方々からでた意見を投票で決め、それをブレイクアウトセッションにて、参加者の皆様でともに話し合い、もやもやしました。その問いは「大人になるってどういうこと?」という非常に面白く、もやもやした人も多かったと思います。その中でも、様々な視点や学びを得ることができた方が多く、ワークの問いとしても非常に興味深いものでした。

最後の感想でも、「もやもやしたけど、他の人の意見をたくさん聞くことができてよかった」という言葉が出たりしました。また、この内容の対話をもし教育現場でやるとしたら、ということを感想のときに聞いてみると、「学校全体で校長や教頭までも巻き込んでやったら面白そう」といった意見も出て、対話をする楽しさや他の意見を聞くことの大切などを知り、まさに「哲学対話」をすることができました。

今回のグループセッションのなかでのファシリを受けてくださった方々。

そして、参加してくださった皆様。

本当にありがとうございました!