2019年5月31日
「不登校だった「僕」と考える「先生」だからできること ~ずっと心に隠していた想い、伝えます~」
今回、不登校経験者であり、今福島で新たな挑戦をしている門田礼さんとイベントをしました。
これまで色々イベントをやってきましたが、初めて参加者が女子だけのイベントでした。
ここからも不登校というテーマに対しての興味関心は特定の層に偏りやすいのかもしれないとも感じました。
イベントをして、不登校という問題の難しさを強く感じました。
不登校の理由は人それぞれで理由も様々で、正解はない。万能薬も必勝法もない。
そもそも不登校はいけないことなのか。
教育を受ける場を選べてもいいんじゃないのか。
色んな想いが参加者からでました。
ただ不登校を経験した門田さんの話を聞いて強く感じたことは、いくら理想を語っても目の前に苦しんでいる子がいるという事実です。
もちろん門田の経験も一事例なのかもしれません。だけど、自分が不登校という状態になっていることに苦しい思いをしてるかもしれない。不登校に罪悪感を感じてしまっているかもしれない。学校にこれるようになっても心のどこかで想いを抱えているのかもしれない。
そんな子達に先生は何ができるのか。
周囲からの助力を促すのか。本人が一歩踏み出すのを待つのか。
正解はない。
ただその子にとってのベストをどう作り出していくか。
常に味方で居続けられるのか。
また今回最期にサークルトークを取り入れた。その結果参加者の想いを聞くことができ、多くを考えさせられた。
支える側にも背景がある。
人と人の問題だからこそ難しい。
本当に考えさせられました。
門田さん!参加してくださった皆さん!ありがとうございました!