2019年6年30日
「学校文化影響力最強説」
いつもはゲストをお迎えしてWSをするせんせいのたまごですが、今回は特例でスタッフが一からオリジナルで作ったWSを実施しました。
校則と宿題に焦点を絞って「子どもたちのためにある校則や宿題が子どもたちには誤ったメッセージとなって伝わっているのではないか」という問題関心のもと参加者の方に様々なコンテンツから考えて頂きました。
時間配分やコンテンツの量など反省点の多いWSになりましたが、「もっと色んな人と考えたい」などポジティブなご意見も頂けました。
私たちは
「教師や学校を敵にしない」
「なくせばいい。のような0-100にしない」
「あくまで一教師としてどう向き合うのか」
をコンセプトとしてWSを作り、実施中も参加者の方に伝えていました。そこで気づいたのは、私たちが想像していたよりもずっと学校文化への嫌悪感や疑問が強いということです。参加者のほとんどが批判的な視点から語ることが多く、その感覚を強化してしまったのだとしたら趣旨から外れてしまったかもしれません。
「なくせばいい」は簡単です。ですがなんのためになくすのでしょうか。またその代わりにどんなモノを子どもたちに提供するのでしょうか。
私たちは、思考を止めて2項対立にしてしまうのが最も危険なことであると考えてWSを実施しました。自分たちの未熟さを実感したとともに、学校文化の課題の根深さに気づかされました。
参加して頂いた皆様ありがとうございました。