ボイストレーニングで健康に!
みぢかな健康科7期では、9月29日に大阪歴史博物館講堂にて 「ボイストレーニングで健康に!Ⅰ」の講座を実施しました。
関西二期会の株橋顕子先生による3回講座の初回となります。通常の第一教室ではなく、広々とした講堂で講座生も新鮮な気持ちで受講されているようでした。
株橋先生と松浦先生(ピアノ演奏者)の自己紹介から始まり、口・のど(咽・喉)の仕組みと役割、発声の仕組み、声帯の役割についてスライドで分かり易くご説明され、声門を閉じるトレーニング・飲み込みトレーニングを松浦先生のピアノ演奏で行いました。
後半はピアノ演奏にて、『ふるさと』 『紅葉』 『手のひらを太陽に』を大きな声で歌いました。
最後に、株橋先生の会場に響き渡るオペラ独唱が披露され、拍手喝采に包まれた中で講座終了となりました。
「ピアノと一緒に歌うことができて楽しかった。」「あと2回楽しく皆で素敵な声になるよう頑張ります。」といった感想が多数あり、大きな声が出せて楽しい講座となったようです。
(2025.10.4)
株橋 顕子 先生
1970年にタイムスリップ!
研修旅行「千里万博公園」
文学を楽しむ科5期では、6月24日に研修旅行を行いました。
研修旅行の行先は55年前に開催された万博会場。
太陽の塔と大屋根がシンボルだった千里の万博会場です。
雨予報でしたが、当日は曇り空の小雨程度に回復。
千里阪急ホテルのランチバイキングを堪能して、万博公園にモノレールで移動。
公園中央口からの移動途中、大屋根がなくなってすっきりした太陽の塔の前で「ハイ ポーズ!」笑顔で写真撮影。
雨上がりの緑の美しさを見ながら当時の鉄鋼館へ向かいました。
ここが今はExpo′70パビリオンとなり、青春時代にタイムスリップする入り口です。
会場模型や、写真、太陽の塔の顔模型、コンパニオンの制服などを見て回り、当時の自分たちを懐かしく思いだしながら話がはずみます。
思い思いに仲間と見学後解散。
民俗博物館や日本庭園など、名残がつきず引き続き見て回った講座生もおられました。
「故きを温ねて新しきを知る」一日でした。
(2025.06.24)
歴史を楽しむ科(火曜コース)5期では、6月17日(火)に日帰り研修旅行で神戸須磨シーワールドを訪れました。
当日は梅雨の中休みで眩しい日差しと蒸し暑い一日でしたが、この気候を見越した企画委員の素晴らしい企画力で、エアコンの効いたホテルでのランチと海風が吹き抜けるスタジアムでのオルカとイルカのパーフォーマンスを堪能しました。
いつもの歴史講座から離れ、開放感に満ちた一日を参加者一同満喫するとともに講座生の絆を一段と深めた研修旅行となりました。
(2025.6.22)
「みぢかな健康科」の研修旅行は「大和郡山」でした。6月2日(月)11時15分近鉄郡山駅に集合。まず、近隣の食事処「季乃庄」に移動して懇親会も兼ねて昼食をとりました。2時間弱の歓談で、班のメンバーの顔と名前が徐々に一致してきたようです。
13時30分よりボランティアガイドの案内で郡山の城下町を散策開始。来年のNHK大河ドラマの主人公「豊臣秀長」ゆかりの城である郡山城外堀の跡を巡り、「秀長」が葬られた「大納言塚」を参拝し、柳澤家の菩提寺である「永慶寺」を経由して「郡山城」に入っていくルートです。
初夏の穏やかな空気に包まれた中での街歩きでしたが、「大納言塚」からは上り坂が延々と続き、歩くスピードも若干鈍ったようです。「さくら名所100選」にも選ばれている内堀沿いを通って、厳な造りの「大手門」を通り、「極楽橋」で集合写真を撮影し、「柳澤神社」を経由して念願の「天守台」へ上がって行きました。
「天守台」の標高は81メートルで、360度の大パノラマが広がっています。当日は少し霞んでいましたが、東側には若草山、東大寺大仏殿、薬師寺、西側には矢田丘陵、葛城山、金剛山などが遠望できました。この素晴らしい奈良盆地の眺望と爽やかな空気で、これまでの疲れが癒されたひと時となりました。
最後はお城から下って、秀吉が絶賛したと云われる「御城之口餅」で有名な和菓子屋「本家菊屋」の前にて、15時45分解散となりました。
城郭は桜の木が多く植えられており、桜の季節に再訪したくなりました。また、来年のNHK大河ドラマ「豊臣兄弟!」が楽しみになってきました。
(2025.6.12)
総合文化科2年次は5月28日(水)総勢48人で「岸和田」に研修旅行を行いました。
普段の講座と同じ6つの班に分かれ、それぞれにボランティアガイドが1人ずつ付きました。9時30分に南海電鉄の岸和田駅を出発し、岸和田駅前商店街から寺町、紀州街道を経由して、岸和田城とだんじり会館を見学しました。
当初の計画通り12時30分までに、全ての班が最終目的地である昼食会場の五風荘に到着しました。五風荘の庭で岸和田城をバックに全員で記念撮影を行い、その後、昼食を楽しみました。
午後は14時から班毎の自由行動で15時過ぎに全班が研修旅行を終了しました。
当日は晴れでまち歩きには心地好い天候でした。紀州街道沿いの古い町並の散策や岸和田城とだんじり会館の見学、そして昼食に、参加者の皆さん、満足しておられました。また、班単位の行動であったことから、班内での親睦が深まり、今後のカレッジライフが一層充実したものになると思われます。
(2025.6.10)
50段以上の階段を上って天守閣の上に。眺めは最高。
だんじり会館の見学中。少し疲れた方も。
昼食会場。ここからきれいな庭が楽しめた。
総合文化科1年次は、2025年5月28日(水)に初めての研修旅行で「神戸どうぶつ王国」に行ってきました。
当日は朝からさわやかな良いお天気。午前11時にJR三ノ宮駅に集合して、まずは神戸ポートピアホテルでブッフェランチ。30階からの眺望を楽しみながら、おいしい料理とデザートを満喫しました。
その後ポートライナーで神戸どうぶつ王国へ。集合写真を撮った後は、班ごとにあちらこちらと散策しました。一番人気はハシビロコウです。世界中でも飼育されている個体は30羽ほどだそうです。神戸どうぶつ王国の温室には2羽がたたずんでいました。「動かない鳥」として有名なハシビロコウですが、「あ、動いてる!」目の前をゆったりと歩いていました。レッサーパンダやスマトラトラなどお昼寝中の動物もいて、のんびりした動物たちの姿に癒されました。
おっと、そろそろペリカンフライトの時間です。4羽のペリカンがスタンバイしています。インストラクターさんの合図で、大きな羽を広げて池の端から端まで次々に飛んでいきます。ちゃんと飛ばないと、ごほうびのおやつをもらえないのだそうです。ペリカンさんも大変ですね。講座生の皆さんは、歓声を上げながら大きな拍手をしていました。
4月の講座スタートからもうすぐ2か月。それぞれの班がお互いの交流を深める一日となりました。短い準備期間でしたが、初めての研修旅行を楽しむことができました。企画委員の皆さん、ありがとうございました。
(2025.6.10)
文学探訪を楽しんだ一日~風薫る芦屋で文学散歩~
文学を楽しむ科の名物講座「文学探訪」をご紹介します。
この講座は、座学が中心のクラスですが、年に3度、いつもの教室を飛び出して作家ゆかりの地や記念館を訪ね、その作家について学ぶ特別な企画です。
5月27日には、今年度第1回の文学探訪「谷崎文芸の<美>の研究」が開催されました。当日は、会場となる芦屋市立美術博物館の講義室をお借りしての講義です。講師は、文学講座で大人気の関西学院大学・細川正義名誉教授が務められました。
谷崎潤一郎の作品は、時にその奔放な世界観から敬遠されがちなこともあります。しかし、この日は女性の美しさを称えた『盲目物語』や『春琴抄』が題材だったこともあり、特に女性の皆さんから好評をいただきました。
細川先生のいつもながらの熱のこもった講義に、受講生の皆さんは一気に谷崎文芸の世界へと引き込まれていました。
午前の講義を終え、お待ちかねの昼食タイム。いつもと違う場所だからか、講座生の皆さんも遠足気分で食事を楽しまれているご様子でした。男性グループがお庭のテーブルでお弁当を広げている光景には、思わず笑みがこぼれました。(素敵な場面だったのですが、写真を撮りそびれてしまったのが残念です!)
午後からは、施設内にある「谷崎潤一郎記念館」を見学。学芸員の方から、松子夫人との生活や名作『細雪』の世界について、興味深いお話を伺いました。記念館の素晴らしいお庭も散策でき、心豊かなひとときを過ごすことができました。
解散後も、懇親会へ向かう方や、有志企画のお茶会で先生を囲む方もいらっしゃり、それぞれにとって充実した一日となったようです。
(2025.6.8)
4月3日に、シニア自然大学校の自然講座と文化講座合同の開講式がエル大阪で行われ、元大阪教育大学特任教授でふくしと教育の実践研究所SOLA主催の新崎国広先生の記念講演がありました。
そして、4月4日のフランス文学講座から短期講座が始まり、14日の週からは年間講座も始まりました。
4月14日の歴史を楽しむ科(月曜コース)の開講式では、志野副代表理事より「『学ぶ喜び、知る楽しさ』という言葉を掲げていますが、講座生の皆様がお互いに親睦を深めて輪が広がっていくことを期待しています。健康に留意して学んでください」という挨拶がありました。
開講式の後は、コミュニティサポートセンター神戸の理事長・中村順子先生による「ふたたびの学びを地域貢献へ」という講座を受け、午後はオリエンテーション。講座生の皆さんにひとことずつ自己紹介をしていただきましたが、この講座に期待を寄せていただいているのをひしひしと感じました。
21日からは、本格的に講座が始まり、みなさん、熱心に先生のお話を聞いていらっしゃいました。それぞれの役割分担を決めたり、班の懇親会の予定を考えたりと新しい年が動き出している感じがします。
また新しい一年、よろしくお願いいたします!
(2025.4.22)
自然大学校開講式・カレッジのアシスタント
新崎国広先生の記念講演
志野副代表理事
中村順子先生の講座風景