「新春音楽特別講座」が開催されました!
2025年1月15日(水)「新春音楽特別講座」が、大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドーンセンター)7階ホールで開催されました。カレッジの年間講座受講生全員を対象として、年間講座の新年はこの講座からスタートします。今回は、261名の受講生と30名弱のアシスタントの参加で楽しく開催されました。この講座は、カレッジにご協力ご支援をいただいている大阪教育大学 特任教授 中務晴之先生に演出をしていただいています。
今回のテーマは、「古典派の名曲と華麗なるミュージカル、スクリーンミュージックの世界」です。2部構成になっており、第1部は、中務先生と10名の学生さんたちのOKD木管アンサンブルによる〈古典派の名曲の調べ〉。ヨハンシュトラウス/こうもり序曲、モーツアルト/クラリネット協奏曲よりクラリネットソロとフルート協奏曲 第2番よりフルートソロ、ベートーヴェン/交響曲 第6番“田園”よりの4曲が演奏されました。「田園」の演奏では小鳥のさえずりも入り、思わす微笑んでしまいました。
20分の休憩をはさみ、第2部は〈華麗なるミュージカル&スクリーンミュージックの世界〉。声楽家であり、大阪教育大学・大阪芸術大学 講師の河野仁美先生の美しい唄声と、ピアノの丸山智代先生の演奏で、トゥナイト、サウンド・オブ・ミュージック、メモリー、月の光、ニューシネマパラダイスメドレー、泣かないでアルゼンチーナ、愛の賛歌、躍り明かそう、My heart will go on (タイタニックより)。途中から、OKD木管アンサンブルも加わり、映画の世界に浸りながら一緒に歌い出したくなるような気持ちで聴いていました。アンコールでは、会場全体で「エーデルワイス」の大合唱。この歌の歌詞の最後の"Bless my homeland forever"の意味の深さを感じながら歌いました。そして最後に、ニューイヤーらしくヨハン・シュトラウスの「ラデツキー行進曲」で大盛りあがりで締めくくられました。
参加された講座生も、大変満足していただいているようでした。今年度も残すところ3ケ月弱となります。体調に気をつけて2024年度の修了にむけて、充実した時間を過ごしていただきたいと願っております。
(2025.1.19)
今期2回目の国際交流講座を実施〜総合文化科17期1年次〜
総合文化科の特徴的な講座である「国際交流講座」が、去る12月4日(水)大阪教育大学・柏原キャンパスにおいて実施されました。
今回は午前中に中国からの留学生に講演をいただき、午後は15名の留学生と一緒に「日本の室内遊び」をテーマに、40名の講座生がいっしょに楽しみました。
取り上げた遊びは、カルタ取り、ダルマ落とし、けん玉など9種類。留学生の皆さんのお国にはない遊びがほとんどとのことで、時には歓声を上げて楽しんでくださっていました。講座生も孫と遊んでいるような(?)気持ちで、楽しみながら交流を図っていました。
講座後に回収した留学生のアンケートにも、「楽しかった」「もっと時間が欲しかった」との声が多く寄せられました。今後は、このユニークな講座をどのような形で進めていくか、しっかりと検討しながら、継続・発展させていきたいと考えています。
(2024.12.23)
すごろくを楽しむ
だるま落としにチャレンジ!
9月13日(金)と14日(土)の二日間で、2025年度年間講座受講生募集に向けての講座説明会を開催しました。残暑厳しい中、43名の方々にお越しいただきました。
この日は、配布しているパンフレットに基づき、シニアCITYカレッジの基本方針、来年度の講座の概要、申込の仕方などの全体説明をした後に、それぞれご希望の科に分かれて、より具体的なお話をいたしました。班会議のことや委員会活動、クラブ活動のこと、昼食の場所についてなど様々な質問にもお答えさせていただきました。
申込の受付は10月7日の午前10時からです。WEB、FAX、郵送で申し込みを受け付けておりますが、最近はWEBでの申し込みの割合が高くなってきています。受付開始日に定員に達してしまう人気の科もあります。あらかじめこのページの「かんたんWEB申し込みのご案内」をご覧になって、記入の仕方などを確認しておかれることをお勧めいたします。
皆様からのご応募をお待ちしております。
2024春季短期講座で新規に開講した「ボイストレーニング講座」(講師:株橋顕子先生/ピアノ伴奏:松浦敦子先生)が9月13日、最終日を迎えました。
この日は前半で、これまでの講座内容のおさらい、咀嚼筋・頭部マッサージ、口腔トレーニング、発音練習などが行われ、後半は講堂の座席の半分を床下に収納したフラットなスペースに受講生全員が集まり、「明日があるさ」「大きな古時計」「上を向いて歩こう」「ドレミの歌」、そして最後には「東京ブギブギ」を全身を使って楽しく歌い、トレーニングの成果を確認しました。
終了後、受講生の皆さんからは「声を出すことはとても楽しかった」「きょう一番声がでました」「先生の講座への熱意が感じられた」「株橋先生の笑顔と歌声とてもステキでした」「ドレミの歌、良かった」などの声が寄せられました。
なお、春季短期講座は、この日の午前に「ドルチェ音楽講座」が最終講座を迎えたほか、これまでに「古典文化講座」「なにわ歴博コラボ歴史講座」が春季講座を終えています。来週以降月末までには「アーデル音楽講座」「古代歴史講座」「京都の歴史文化講座」「フランス文学講座」のほかプレ講座「西洋美術講座」が最終日を迎えます。(2024.9.13.)
↑ 第1教室
→ 第2教室
8月から新教室で授業開始!
シニア自然大学校が安定して使用できるようにと、本校事務所のお隣の高田屋大手前ビルの6階に第1教室、8階に第2教室を賃貸することになり、7月に教室開きがありました。
そして、シニアCITYカレッジでは、8月の講座から、使用開始!
教室に入ると新しい机と椅子がきれいに並んでいました。椅子が黄緑色で爽やかな感じがします。教室の前面にはスクリーンが左右に二つあります。今まで使っていた部屋は縦に長かったのですが、新しい教室は横に長いので、スクリーンとの距離が近くて見やすい感じがしました。教室に入ってくるなり、「おお、新しい匂いがしますね」という講座生さんの声もありました。
明るくて、マイクの音も聞きやすく、講義は受けやすいかな、という印象の教室です。まだ使い慣れていなくて、何をどう準備しておけば、講座生の皆さんに気持ちよく講義を受けていただけるか手探りの状態です。多くの方のご意見を聞きながら、良い環境にしていけたらと思っています。
(2024.9.4)
2024年4月、シニアCITYカレッジには年間講座に331名、春季短期講座(プレ講座含む)に延べ1012名の新講座生が集い、新たなカレッジライフのスタートを切りました。
年間講座では4月6日、シニア自然大学校の自然講座と合同の開講式が、エルおおさかのエル・シアターで開かれました。そのあと4月15日からは、カレッジの年間講座が科ごとに始業式を行い、志野幸功・シニアCITYカレッジ部長(NPO法人副代表理事)の歓迎の挨拶に続いて、さっそく講座が始まりました。
この春新設の「歴史を楽しむ科(月曜コース)」は、ホテルプリムローズ大阪3階「高砂」の間を会場に、始業式に続いて社会貢献講座「ふたたびの学びを地域貢献へ」(CS神戸 理事長 中村 順子先生)があり、午後からはアシスタントによるオリエンテーションが行われました。
一方、春季短期講座も、4月8日に古典文学講座(小野恭靖・大阪教育大学特任教授)が開講したのに続いて、各講座が順次開講しています。会場となった大阪歴史博物館4階講堂は、終始和やかな雰囲気に包まれました。(2024.4.17.)
年間講座で2023年度修了式を行う
年間講座の各科では、3月11日から13日にかけて2023年度修了式を行いました。この春修了したのは全科で259名(総合文化科2年次進級者含む)です。
修了式では、シニアCITYカレッジを代表して認定NPO法人シニア自然大学校副代表の志野幸功理事から、カレッジ生活を満喫して修了する方々に対して、今後も様々な学びの場を通じて元気にお過ごしになるようエールが送られ、修了証書が授与されました。石原田節子理事からは、皆勤賞のほかクラブ活動、班活動、委員会活動等に尽力された方々に感謝状が贈られました。
次いで、広報委員の皆さんが作成された、1年間のカレッジ生活を振り返る20分ほどのスライドが上映され、みんなで楽しかった日々を振り返りました。
皆勤賞を受賞された方からはこんなご挨拶もありました。仕事を辞めて暫く家でテレビを見て過ごす日々が続いていたところ、奥さまからカレッジを勧められ受講したのだそうです。毎週の講座と人との出会いを通じて、いつのまにか町内会の方々とも自然に親しく接することができるようになったそうで、それをお家では「カレッジ効果」と呼んでいらっしゃるとか。「皆勤賞の受賞は家内のおかげ」という言葉が印象的でした。
この日は各科とも、修了式が終わると市内各所で開かれる懇親会に向かいました。学ぶ喜び、知る楽しさ。そして新たな人との出会いを満喫された修了生の皆さま、おめでとうございました。(2024.3.13.)
2024年新春音楽特別講座(講師:中務晴之・大阪教育大学特任教授)が1月10日午後、「シニアニューイヤーコンサート2024~新春を彩る名曲の数々~ソロ、室内オーケストラによる華やかなステージ」と題して、大阪歴史博物館講堂で開かれました。
この音楽講座は、年間講座全科の講座生を対象に毎年開講しているもので、220名あまりの講座生が集いました。中務先生をはじめ大阪教育大学に学ぶ在学生、卒業生等の皆さんの素晴らしい演奏に聴き入り、最後はアンコールに応えて演奏されたラデッキーマーチにあわせて、みんなで手拍子をとって盛り上がりました。
この日演奏いただいたのは、中務先生のほか、住野 光理さん(pf.)、熊木 夕茉さん(sop.)、内田 果樹さん(vn.)、神谷 将輝さん(vla.)、徳安 芽里さん(vc.)、横山 綾乃さん(fl.)、河﨑 萌花さん(ob.)、安田 凌一郎さん(cl.)、石橋 奏さん(fg.)、下川 愛未さん(hr.)でした。ありがとうございました。
<演奏曲目>
モーツァルト : フルート四重奏曲ニ長調 K.285 第一楽章【fl.vn.vla.vc】
ジョン・デンバー:カントリーロード【vn.vla.vc】
シューマン : ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47 第三楽章【pf.vn.vla.vc】
イベール : 木管五重奏曲【fl.ob.cl.fg.hr】
プーランク : 六重奏曲 作品200 第一楽章【pf.fl.ob.cl.fg.hr】
ドップラー:ハンガリー田園幻想曲【fl.pf.vn.vla.vc】
ベートーヴェン: ピアノソナタ第28番イ長調作品101 第一楽章
プロコフィエフ:ピアノソナタ第2番ニ短調作品14 第四楽章【pf】
モーツァルト: 夜の女王 ~オペラ”魔笛”より~【sop.pf】
レハール: ワルツ ~喜歌劇”メリーウィドウ”より~
ウェバー: Think of me ~ミュージカル”オペラ座の怪人”より~【sop.pf.vn.vla.vc】
室内オーケストラ
ヴェルディ : 乾杯の歌
チャイコフスキー : トレパーク、中国の踊り、花のワルツ
~組曲”くるみ割り人形”より~
総合文化科1年次の国際交流講座「留学生との交流会」が12月6日、大阪教育大学柏原キャンパスで開かれました。
この日は午前、「中央アジアの真珠であるカザフスタン」と題して、櫛引祐希子先生のコーディネートで留学生のウシケムピロア・ナズグーリさん(大学院修士課程1年)にお話をいただきました。カザフスタンの位置と面積、人口、民族、宗教、気候、言葉、伝統的な家(ユルタ)、国章、国旗、食べ物、伝統的な楽器のほか、首都アスタナの都市風景など広範にわたってご紹介いただき、質問タイムのあとは教えていただいたばかりの「ラーフメット(ありがとうございます)」という言葉でお礼の意をお伝えして午前の講座が終わりました。
午後1時からは、同大学に学ぶ外国人留学生たちと一緒にミニ門松を作りました。この日参加した留学生は12人。中国、台湾、ベトナム、ブラジル、トルクメニスタンから来日した学生たちです。
この日のために講座生で組織する国際交流委員会が中心になって準備を進めてきました。会場には、奈良県の平城山にある竹林から伐採してきた孟宗竹のほか松や南天の枝、お正月飾りが用意されました。
清田三枝子委員長の挨拶に続いて、参加した留学生一人ひとりから自己紹介があったあと、門松の由来やミニ門松の作り方について委員の方々からの説明があり、いよいよ門松づくりが始まりました。教室のあちらこちらで留学生を囲んで談笑の輪が広がるなど門松づくりもスムーズに進み、みんなで楽しいひと時を過ごしました。
最後に米澤千昌先生から閉会のご挨拶をいただき、みんなで集合写真を撮影してこの日の交流会は幕を閉じました。留学生のみなさん、ありがとうございました。そして講座生のみなさん、お疲れさまでした。(2023.12.6.)
市立伊丹ミュージアムで「女性俳句のあゆみ」
文学を楽しむ科は10月3日、今期1回目の「文学探訪」講座で、伊丹市立伊丹ミュージアムにおじゃましました。折しも「稲畑汀子と宇多喜代子 女性の時代の俳句」展を開催中で、この日は午前中、学芸員の吉田美幸先生から「女性俳句のあゆみ」と題して、黎明期から現在に至る女性俳句のあゆみをご紹介いただき、稲畑汀子と宇多喜代子の作品と諸活動について詳しくお話しいただきました。
午後には、展覧会および常設展示を見学したあと、江戸時代に酒造りで栄えた旧岡田家住宅(店舗、酒蔵)と旧石橋家住宅をご案内いただきました。
文学を楽しむ科では今期、10月31日に司馬遼太郎記念館、11月21日には芦屋市谷崎潤一郎記念館を訪ねます。(2023.10.3.)
2024年度 年間講座の募集概要等をご紹介する「講座説明会」が9月15日、16日の2日間にわたって大阪市中央区のNS21ビル9階会議室で開かれ、70名を超える方々にお越しいただきました。
説明会では募集概要、受講申込方法などを詳しく紹介する全体説明のほか、希望する科に分かれて、さらに詳細な説明とご質問にお答えする分科会が開かれ、お集まりいただいた方々には最後まで熱心にお聴きになっていました。来年度の受講申込みの受付は10月5日(木)午前10時から開始します。(2023.9.16.)
2023年度秋季短期講座のトップを切って、第25回古典文学講座(講師:小野恭靖・大阪教育大学教授)が9月11日開講しました。今期のテーマは「『平家物語』の心と言葉」です。この講座では、語り本の系統に属する流布本をテキストとし、第1回講座では「無常の鐘の音を聴く~平清盛・平重盛・平資盛~①」と題して、年表とその時代の日記を照らし合わせながら読み解いていただきました。
古典文学講座は来年1月29日まで全10回開講されますが、他の秋季短期講座(全6回)は今週9月16日をもって受付を終了し、10月に入って順次開講されます。(2023.9.12.)
年間講座では、講座生の自主企画として年2回研修旅行(日帰り&宿泊)を予定していますが、先ごろ4科が日帰り研修旅行に出かけました。お城や美術館を見学したり街歩きをしたり動物とふれあったりと楽しい一日を過ごしました。
みぢかな健康科は5月29日、国宝彦根城と近江商人の町「近江八幡」を散策しました。あいにくの雨模様でしたが、彦根城では玄宮園を散策、近江八幡では風情のある街並みを散策したり、ラ コリーナ近江八幡でお買い物をしたりして楽しみました。昼食は「しる万」で近江牛すき焼き御前でした。
文学を楽しむ科は7月4日、京都に向かいました。お目当ては相国寺承天閣美術館です。伊藤若冲の水墨画などを見て回りました。この日は暑さも厳しく大変な一日でしたが、昼食は隣接する同志社大学の寒梅館フレンチレストラン willでフレンチ料理を美味しくいただきました。
同じ7月4日、歴史を楽しむ科は尼崎寺町界隈、尼崎城、尼崎市立歴史博物館を見て回りました。尼崎城は近年篤志家の手で再建されたもの、歴史博物館は中学校の跡地に開館したもので古地図や古文書など貴重な史料が展示されています。改めて尼崎の歴史を知りました。昼食は都ホテル尼崎のレストランアゼリアでいただきました。
その翌週7月12日には、総合文化科1年次が「神戸どうぶつ王国」に出かけて動物とふれあいました。連日暑い日が続く中、園内は7割が温室屋根付きの建物で適宜休憩場所もありシニアには優しい施設でした。その後神戸ポートピアホテル30階にあるスカイグリルブッフェGOCOCUでランチブッフェを楽しみました。
なお、総合文化科2年次の研修旅行は10月下旬の予定、現在企画委員会で計画立案中です。(2023.7.15.)
総合文化科1年次の「留学生との交流会~七夕笹飾りを作ろう~」が7月5日、大阪教育大学柏原キャンパスで開かれました。コロナ感染防止のため実施が見送られていたこの交流会ですが、3年ぶりの開催となった会場のあちらこちらで笑顔が溢れました。
この日は午前、「留学生が語る中国と日本」と題して、櫛引祐希子先生(教育学部准教授)のコーディネートで留学生の苗喜娟さん(大学院修士課程2年)にお話ししていただきました。苗さんが見た日本と中国の違い、苗さんが気づいた日本語の不思議、中国語と日本語の違い、お薦めの中国語などのお話しに、講座生の皆さんも興味深く耳を傾けました。
午後1時からは、同大学に学ぶ留学生たちと一緒に「七夕笹飾り」を作りました。この日参加した留学生は24人。中国、ベトナム、韓国、台湾、ブラジル、メキシコ、エルサルバドル、リトアニア、カザフスタンから来日した学生たちです。
この交流会は、講座生で組織する国際交流委員会が中心になって準備を進めてきました。会場には、つい3日前に奈良県の平城山にある竹林から伐採してきた笹や、短冊、色紙、こよりなどが用意されました。
委員長の清田三枝子さんの挨拶に続いて、参加した留学生一人ひとりから自己紹介、続いて「七夕行事と作り方」について委員の倉林幹彦さんから詳しく説明があり、さっそく皆で七夕笹飾りづくりに取り掛かりました。テーブルのあちらこちらでは、講座生と留学生との会話も弾み、短冊に願いごとを書いたり、笹に括りつけたりと、みんなで楽しいひと時を過ごしました。
最後に李址遠先生(特任准教授)からご挨拶をいただき、この日の交流会は幕を閉じましたが、講座生の皆さんからは「中国と日本の違いを聞き、とてもおもしろかった」「中国に対する見方が少し変わって良い印象を持った」「留学生と身近な交流ができてよかった」「みんなが楽しく飾り付けに時を過ごせてよかった」などと好評でした。総合文化科1年次では、12月6日にも同様の交流会(門松づくり)を予定しています。(2023.7.7.)
2023年度年間講座の始業式が、このほど相次いで開かれました。4月17日みぢかな健康科、翌18日には文学を楽しむ科と歴史を楽しむ科、そして19日には総合文化科がそれぞれ開講初日を迎えました。
開講に先立って、認定NPO法人シニア自然大学校副代表でCITYカレッジ部門長の志野幸功から挨拶があり、引き続いて各科それぞれにオリエンテーションや自己紹介、集合写真撮影などが行われたほか、班に分かれて初めて開かれた班会議では班長ほか役務分担について話し合いました。
第1回目の講座日を迎えたこの日、みぢかな健康科ではスポーツ講座「みぢかな健康スタートにあたって」が、文学を楽しむ科と歴史を楽しむ科では社会貢献講座「生涯学習」、そして総合文化科2年次では歴史講座「仁徳天皇の時代」があり、講座生の皆さんの期待が膨らむなか今年度の年間講座がスタートしました。(2023.4.19.)
認定NPO法人シニア自然大学校の年間講座に774名(文化講座<シニアCITYカレッジ>281名/自然講座493名)の受講生をお迎えして4月1日午後、文化講座と自然講座合同で初の開講式が中央区のエルおおさか2階「エル・シアター」で開かれました。
式では、金戸千鶴子代表理事から歓迎の言葉と創立30周年を迎える本校の歩みと取組みについて挨拶があり、次いで役員および担当アシスタントが紹介されました。休憩を挟んで第二部では、関西学院大学名誉教授の奥野卓司先生から「生きものからみる日本文化~若冲の描いた鳥を中心に」と題して記念講演をいただきました。
学ぶ喜び 知る楽しさをコンセプトとするシニアCITYカレッジでは今後、4月17日に「みぢかな健康科」、18日に「文学を楽しむ科」と「歴史を楽しむ科」、19日には「総合文化科」が2023年度第1回目の講座を開講します。
新講座生の皆様には、「学び」と「仲間づくり」を通じてシニア時代を有意義にアクティブにお過ごしいただければ幸いです。楽しいカレッジライフをお過ごしください。(2023.4.1.)
年間講座の各科では、今週行われた最終講座に引き続いて2022年度修了式を行いました。この春の修了生は全科で245名でした。
修了式では、認定NPO法人シニア自然大学校副代表理事の志野幸功・CITYカレッジ部門長から、コロナにめげずこの1年間を元気に過ごされた修了生の皆さんにねぎらいの言葉があったあと、修了証書が授与されました。また、45名の方々に皆勤賞が、クラブ活動、班活動、委員会活動に尽力された33名の方々には感謝状が贈られました。
引き続いて広報委員の方々が制作された、写真で見る1年間の思い出(スライドショー)が披露され、みんなで楽しかったカレッジライフを振り返りました。修了生の皆さんにはこの学びの1年間を存分にご満足いただけたようでした。
なお、総合文化科2年次の修了式では最終講座をご担当になった新崎国広先生(大阪教育大学特任教授)からご挨拶をいただきました。先生は、この日のレジュメにあったサムエル・ウルマンの詩「青春」(訳:新井満)をはなむけの言葉として朗読いただきました。(2023.3.8.)
認定NPO法人シニア自然大学校主催
第2回文化祭を楽しむ
シニアCITYカレッジを運営する認定NPO法人シニア自然大学校主催の第2回文化祭が2月3日から5日まで開かれ、コロナ感染対策のため2年ぶりの開催となった今回、延べ800人近い方々にお越しいただきました。シニアCITYカレッジ講座生の皆さまも多数参加され、会員としての絆を確かめあう恰好の場となりました。
『作品展』には、会員の皆さまから絵画、絵画刺繍、工作、写真、手工芸、書、デジカメ、陶芸など194点もの作品を出展いただき、大阪市中央区北浜東のエル・おおさか9階ギャラリーを会場に3日間にわたって開かれ、会場のあちらこちらで作品を楽しむ人の輪が広がりました。
2月4日は終日、大阪市中央区大手前の大阪歴史博物館4階講堂で『舞台発表』が行われました。ピアノの弾き語りで始まり、オカリナ演奏、ウクレレ演奏、フラダンス、混成合唱、大正琴、南京玉すだれ、落語、よし笛、ギター演奏など盛りだくさんのプログラム。日頃の練習の成果を存分に発揮していただきました。会場内は終始和やかな雰囲気に包まれ、プログラム最後の演目「ギター演奏」では、お集まりいただいた会場の皆さまとご一緒に、金戸千鶴子代表理事をはじめ文化祭実行委員の皆さんと「瀬戸の花嫁」「ふるさと」などの曲を歌い、名残を惜しみました。(2023.2.5.)
2023年新春音楽特別講座(講師:中務晴之・大阪教育大学教授)が1月11日午後、大阪歴史博物館講堂で開かれました。「新春を彩る華やかなダンスの数々」と題した音楽講座。ピアノ、弦楽器、木管楽器を中心としたアンサンブルによる古今東西の舞曲が満場の講座生の心を和ませました。
この音楽講座は、年間講座全科の講座生を対象に開いているもので、コロナ感染防止のため3年ぶりの開催です。新しい年を迎えてロビーのあちらこちらで談笑の輪が広がり、音楽講座では中務先生をはじめ大阪教育大学に学ぶ在学生、卒業生の皆さんに素晴らしい演奏をしていただきました。アンコールに応えて最後はラデツキー行進曲で幕を閉じました。
この日演奏いただいたのは、中務先生のほか、浅野美月さん(pf)、内田 果樹さん 横野 真子さん(vn)、小嶋 琳太郎さん(cb)、北尾 梨乃さん 横山 綾乃さん(fl)、岩澤 蘭さん 河﨑 萌花さん(ob)、湯浅 ひなたさん 上田 莉子さん(cl)、遠田 大翔さん 澤田 好貴さん(hr)、石橋 奏さん 島田 真孝さん(fg)、松原 萌夏さん(per)の方々でした。ありがとうございました。
演奏曲目は以下のとおりです。
【fl.pf】ビゼー : メヌエット タファネル : 優雅なインドの人々
【pf】ショパン : ワルツ6番OP.64-1 ワルツ4番OP.34-3 リスト : スペイン狂詩曲S.254
【fl.2vn.cb】バッハ : G線上のアリア
【cb】バッハ : チェロ組曲より
【pf.vn】エルガー : 愛の挨拶
【vn.pf.cb】ピアソラ : リベルタンゴ モンティ: チャルダッシュ
【2vn.cb】サン・サーンス : 死の舞踏
【木管十重奏】ダマース : 木管五重奏のための17の変奏曲
【室内オーケストラ】ヴェルディ : 乾杯の歌 ラヴェル : ボレロ(2023.1.11.)
文学を楽しむ科
「文学探訪」でカトリック夙川教会を訪ねる
「文学を楽しむ科」では11月1日、文学探訪で西宮市のカトリック夙川教会を訪問しました。当日は午前中、関西学院大学名誉教授の細川正義先生に夙川教会で洗礼を受けた作家遠藤周作の生い立ちと代表作「海と毒薬」の解説の講義をいただいた後、午後からカトリック夙川教会探訪へ出発しました。当日は終日、雨模様の予報でしたが、雨も小降りでおさまり荘厳な教会の外観、聖堂内の見学を堪能することができました。
本企画はコロナ禍で伸び伸びになっていたものが実現したものです。外に出る機会の少ない「文学を楽しむ科」ですが、この体験が新たな鋭気の充填になったと思います。講座後は有志で親睦を深め、有意義な秋の一日となりました。<アシスタント・吉田豊太>(2022.11.3.)
講座説明会を開催
2023年度年間講座の概要をご紹介する「講座説明会」が、9月16日、17日の両日、中央区谷町3丁目のNS21ビル9階会議室で開かれ、60人あまりの方々にお越しいただきました。
説明会は柴田雅博理事の司会で進められ、最初に認定NPO法人シニア自然大学校副代表でCITYカレッジ部門長の志野幸功理事からご挨拶。続いて、スライドショーでカレッジの概要をご覧いただいたあと、片岡純夫幹事から募集概要について詳しくご説明させていただきました。その後、希望する各科コーナーに分かれて個別説明と質疑応答が行われました。(2022.9.18.)
7月中旬から夏休みに入っていた年間講座の秋学期が始まりました。その先陣を切って8月24日、総合文化科の1年次と2年次の講座がホテルプリムローズ大阪であり、会場のあちらこちらでは、朝早くから再会を喜びあう講座生の輪が広がりました。
この日、総合文化科1年次は近代文学「夏目漱石『坊っちゃん』を読む~主人公“坊っちゃん”の真実」(石橋 紀俊・大阪教育大学教授)が、同2年次は歴史「幕末「用達」商人~長州藩、薩摩藩の場合~」(笹部 昌利・京都産業大学准教授)がありました。久しぶりの講座に熱心に耳を傾ける講座生の姿が印象的でした。
年間講座ではこのあと、来週29日にみぢかな健康科がスポーツ「ストレスとその対処法」(松浦義典・大阪公立大学教授)を、翌30日には文学を楽しむ科が外国文学「文学作品の中の「ホロコースト」(赤木登代・大阪教育大学 副学長)、歴史を楽しむ科が歴史(近世)「江戸時代の町と村」(野高宏之・奈良県立大学教授)をそれぞれ開講します。 (2022.8.24.)
年間講座では、講座生自主企画として年2回研修旅行(日帰り&宿泊)を予定していますが、先ごろ4科が日帰り研修旅行に出かけてきました。施設見学あるいは班に分かれての街歩きなど楽しい一日を過ごしました。ここ数年、コロナ感染拡大防止のため実施を見合わせてきた研修旅行。科によっては3年ぶりの実施となりましたが、講座生同士の親睦を深めるまたとない機会となりました。
みぢかな健康科は6月27日、国の重要伝統的建造物群保存地区である橿原・今井町へ出かけました。ボランティアガイドさんのご案内で、江戸時代以来の伝統的民家や商家が立ち並ぶ今井町の街並みを散策しました。昼食後は橿原神宮に向かい宝物殿を見て回るなどしました。
文学を楽しむ科は7月5日、橿原考古学研究所付属博物館と世界文化遺産「法隆寺」を巡りました。博物館を見学したあと産直店でお買い物、昼食後には馬見丘陵公園を散策して法隆寺に向かいました。バスの中では企画委員の方々が交代で訪問地の説明を行うなど自主企画ならではの研修旅行になりました。
歴史を楽しむ科は7月5日、伏見・酒蔵見学と歴史散歩と銘打って、まずは黄桜の「伏水蔵」へ。日本酒とビールの製造工程の勉強と見学、そしてレストランで昼食を楽しみました。午後は、班ごとに独自のコースへ。カッパカントリー(黄桜記念館)、十石舟、三栖閘門、長建寺、寺田屋、月桂冠大倉記念館、鳥せい(懇親会)、松本酒造など思い思いに伏見の街を楽しみました。
その翌週の7月12日、総合文化科1年も同じ黄桜の「伏水蔵」を見学しました。黄桜工場見学では黄桜のTVコマーシャルを懐かしそうに見入る姿も。昼食のあとは班ごとに十石舟で港町伏見や三栖閘門資料館などを見学したり、中には3年ぶりに行われる祇園祭の雰囲気を味わうため京都市内にまで足を伸ばす班もありました。
なお、総合文化科2年の研修旅行は10月下旬の予定で、現在企画委員会で計画立案中です。(2022.7.14.)
シニアCITYカレッジの第8回水彩画教室が5月12日、中央区谷町のボランティア協会会議室で開講しました。認定NPO法人シニア自然大学校副代表理事の志野幸功・CITYカレッジ部門長から開講挨拶、湊明久アシスタントから事務連絡があったあと、井上美紀先生から講座の進め方について説明があり、さっそく各自用意した画材と向き合いました。
これまで全6回の講座を年2回開講していた水彩画教室ですが、今期は5月から来年2月までの間全16回にわたって、季節の花、果物、野菜、人物等をテーマに実施されます。講座時間は午前10時15分から12時20分までの2時間です。(2022.05.12.)
265名の講座生を迎えて
2022年度の年間講座がスタート!
265名の講座生をお迎えした2022年度の年間講座がスタートしました。今年度も開講式は科別に行われ、4月18日に「みぢかな健康科」、19日に「歴史を楽しむ科」と「文学を楽しむ科」、翌20日には「総合文化科」1年次と2年次の開講式がそれぞれ行われました。 トップを切った「みぢかな健康科」では、認定NPO法人シニア自然大学校副代表理事の志野幸功・CITYカレッジ部門長から歓迎の挨拶があったあと、午前中はオリエンテーション、自己紹介、集合写真撮影、午後には大阪公立大学客員教授の渡辺一志先生から「『みぢかな健康』スタートにあたって」と題してお話しをいただきました。その後、班に分かれて初めての班会議で役務分担などを話し合いました。 他の科もほぼ同様の流れですが、開講式のあと社会貢献「生涯学習」と題する講座もあり、関隆晴先生(大阪教育大学名誉教授)、中村順子先生(CS神戸 理事長)からお話しを伺いました。 自己紹介では、新講座生の皆さんから「この春定年退職したばかり」「高大、区民カレッジから移ってきたばかり」「CITYカレッジは初めて」「キャンセル待ちだったが運良く受講できた」「お友達に薦められた」「先に受講していた家内の薦めで受講した」「健康寿命を少しでも伸ばしたい」など、受講のきっかけなどについてご披露いただきました。 学ぶ喜び知る楽しさ!! 講座生の皆さん、シニアCITYカレッジで楽しい1年間をお過ごしください。(2022.4.20.)
アクティブシニアとして新たなスタート
春3月、年間講座の修了式を挙行!
コロナ禍にあって合同のセレモニーができないなか、年間講座の各科では3月に入って相次いで修了式が行われています。この春修了するのは256名(総合文化科2年次進級者含む)。共に学んだ講座生の皆さんにとっては、走馬灯のように思い出される1年を惜しみながら、アクティブシニアとしての新たなスタートに思いを馳せました。 3月8日に「文学を楽しむ科」と「歴史を楽しむ科」が、14日には「みぢかな健康科」、16日には「総合文化科1年次」。そして3月23日には、コロナのために代替講座を含めて2年半に及んだ「総合文化科2年次」の修了式が行われます。 修了式では、認定NPO法人シニア自然大学校副代表理事の志野幸功・CITYカレッジ部門長から、「学ぶ喜び 知る楽しさ」を標榜する本校でコロナにめげず学んだ修了生の皆さんにねぎらいの言葉があったあと、修了証書ならびに皆勤賞と感謝状が授与されました。 そのあと、広報委員の方々が制作された、1年間を振り返るスライドショー(約20分)が披露され、みんなで楽しかった1年間を振り返りました。修了式のあとも懇親会等を通じて4月から始まる新たな学びの場に話は尽きませんでした。 ご修了おめでとうございます。(2022.3.20.)
簑原俊洋先生:「2021年下期の国際政治情勢と日本の針路」
3人の弁護士先生(阪本敬幸先生、土田壮太郎先生、藤村貴郁先生):「刑事事件&民事事件」
安井洋子先生:
「栄養摂取から排泄までの仕組みと加齢を学ぶ」
織田真知子先生:
「春夏秋冬に合わせた和風薬膳の知識」
オリエンテーション
アイスブレイク(自己紹介)
みんなで記念写真を撮影
コロナ予防対策も万全