環境設定(プリファレンス)

メニュー

 プリファレンスを自動保存

  通常は自動保存にチェックを入れる事をお勧めします

インターフェイス

 解像度スケール

  デフォルト 1.0

  blenderのメニュー表示の多くは Ctrl + マウス中ボタンドラッグで好きなサイズに調整可能ですが

  一部のメニューは その方法ではサイズを変更できません

  特に解像度の高いモニターを使用していると文字が小さくなってきますのでこの値で調整する事が

  可能です 1.25や1.5ぐらいにすると見やすいです

 スプラッシュ画面

  チェックをつける アプリ起動時にスプラッシュ画面が表示される

  チェックをはずす アプリ起動時にスプラッシュ画面が表示されない

 ナビゲーションコントロール

  表示のON OFF を check で選択します 必要なければ消しておく方が作業領域が広がります

 翻訳→言語

  English (default)

  日本語

   ブレンダーをインストールして最初は英語表記になっていると思います

   日本語にするにはここで変更します

   海外のチュートリアルなどを見て勉強するには メニューの表示などは英語のままの方が使いや

   すいという人は 「ツールチップ」のみチェックすると便利です


テーマ

 テーマは特にこだわりがなければデフォルトで使う方がいいと思います


ビューポート

 表示→オブジェクト表示

   選択しているオブジェクトの名前が3Dビューに表示されます

   表示のON OFF を check で選択します 必要なければ消しておく方が作業領域が広がります

 表示→ビュー名

   表示しているビューの名前が3Dビューに表示されます

   表示のON OFF を check で選択します 必要なければ消しておく方が作業領域が広がります

 表示→再生FPS

   アニメーションの再生中にFPS速度が表示されます アニメーション再生時に便利

   表示のON OFF を check で選択します アニメーションしない人は必要なければ消しておく

   方が作業領域が広がります

 品質→ビューポートアンチエイリアシング

   ビューポートのグリッド表示などにアンチエイリアシングがかかります

   5サンプル これでも十分

   8サンプル(default)


照明

 ユーザー定義のカスタムライトをインストール

編集

 ウェイトペイント

  おすすめのウェイトペイントカラー

アニメーション

アドオン

 おすすめアドオン

  「Add Mesh: Extra Objects」 メッシュを追加するときに選べるデフォルトの形状の種類が増えます

   「Import-Export:BVH・・・」 BVHファイルの読み込み 書き込みが出来るようになります

   「Import-Export:Export Autocad  DXF」 DXFファイルの書き込みが出来るようになります

   「Import-Export:FBX Format」 FBXファイルの読み込み 書き込みが出来るようになります

   「Import-Export: Import Autocad  DXF」 DXFファイルの読み込みが出来るようになります

   「Import-Export:Wavefront OBJ format」 OBJファイルの読み込み 書き込みが出来るようになります

   「Material:PBR Materials」 シェーダーエディターで使えるマテリアルやテクスチャが増えます

入力

  ほとんどの項目はデフォルトのまま使えると思います

視点の操作

 回転の感度

  0.1 モデリング中など ほんの少しだけ回転させたい場合など 小さい値の方が微調整が利きます

     そんな事は気になったことがない人はデフォルトで大丈夫 サクサク回転したい場合は大きく

     すればいいです

 回転角度

  7.5 テンキーの数字でカメラ開店する場合の角度 好みで調整すればいいです

キーマップ

 他のソフトなどとの併用でどうしても変えた方が便利という理由でもなければ 変更しない方が得策と

 思われます

システム

 Cyclesレンダーデバイス

  「なし」ほかに選択肢がない場合は これを選びます

  「CUDA」可能であれば選択します なしよりはましです 選択可能なビデオカードにもチェックを入れます

      ※ビデオカードのチェックは入れる CPUのチェックは入れない方が速い場合があります(2021年)

  「Optix」NVIDIAなどのビデオカードでより高性能なもの程 これを選択するのが速いです(2021年)

      ビデオカードによってはCUDAの方が速くなる場合はあり得ます

      ※ビデオカードのチェックは入れる CPUのチェックは入れない方が速い場合があります(2021年)

  「OpenCL」実験的機能とされている様です 他に選択肢がない場合は試してみてもいいと思います

 アンドゥ回数

   128~256 問題がない限り最大値の256にしておく方がいいでしょう 調整が必要なのは巨大な

         モデルを扱う人ととても長時間作業する人でしょうか この値に違和感のない人は

         ほとんど256にしておく方が その恩恵を受けられます


セーブ&ロード

 自動保存

  自動保存するかどうかのON OFF を check で選択します 特に理由がなければ入れておく方が安全です

   編集中の*.blenderファイルが直接保存されるのではなく「一時ファイル」のフォルダに自動保存ファイルが

   保存されます

 自動保存→タイマー(分)

  2分 自動保存のされる時間間隔

ファイルパス

 一時ファイル

  ここに設定したパスに自動保存したデータなどがあります blender がクラッシュした場合など

  直前にセーブされたデータがないか ここを探しましょう デフォルトでは下記の様なパスが

  設定されているはずです 探しに行くのがここでは面倒でなければ このままで大丈夫です

  「C:\Users\【ユーザー名】\AppData\Local\Temp\」

レンダリング中にフリーズやハングアップが起こる場合

レンダリング中にフリーズする場合の原因は様々考えられます もしフリーズが起こった場合 下記の可能性を

疑ってください


1. ドライバーが問題の場合

   多くの人がNVIDIAのビデオカード搭載のPCでblenderを使っていると思います NVIDIAのドライバーは

   「Game Ready」と「Studio」の2種類があって「Studio」を選ぶとフリーズが起きやすくなる場合があります

   ビデオカードの種類によっては「Studio」の方が安定する場合もあると思います また 最新のバージョンにアップデート

   する もしくはNVIDIAのドライバーダウンロードサイトに行って 古いバージョンのドライバーを入れるのを

   試してみるのがいいかもしれません ただし 疑うのは最近ドライバーのバージョンを上げたら急に落ちやすくなったとか

   最近ドライバーを変更した場合に疑ってみましょう

   細心のドライバーをインストールできるのは「Geforce Experience」というソフトです アカウントの登録が必要ですが

   面倒な人は このソフトを使わずに NVIDIAのドライバーダウンロードサイトに行ってもインストールできます

2. ソフトのバージョンが問題の場合

   これはブレンダーの新しいバージョンが出てすぐの 3.2.0 や3.3.0や 3.4.0 を使っている場合に起きがちです

   ※数字の3桁目が「0」のバージョンが不安定という事がまぁまぁあります

   もしブレンダーのバージョンを上げて不安定になったと感じた場合は 

   「3.2.1」「3.3.1」「3.4.1」が出るのを待って

   新しいものに変えてみるか 古いバージョンに戻してみるのもいいかもしれません

   https://www.blender.org/download/

3. 特定のデータが問題を起こしている場合

   これはクロスシミュレーションやパーティクルなどコリジョンのあるデータやベイクする様な

   動きのあるデータが含まれている場合です 基本的にはベイクのキャッシュを全てディスクに

   保存すれば安定する可能性があります 原因がわからない場合は どのデータが問題かを

   特定するために 一旦ファイルをバックアップしておいて 少しずつデータを消して

   レンダリングを行い 飛ばなくなった時に消したデータが原因だったと考えます

   時間のかかる地味な作業ですが確実に特定できます データを消しても飛ぶ場合は原因は他に

   あります

4. メモリが足りない もしくはHDDの空き容量が無い

   メモリ不足で飛ぶ可能性もある様です Windows10 Windows11 でメモリが8GBの場合

   メモリ不足になる可能性は少し出てくると思います 最も安心できるのはメモリを増設する

   方法です それが無理な場合 まず本当にメモリが不足しているのか確認が必要です

   もしシーン上のデータを減らしても飛ぶ場合は メモリが問題ではないかもしれません

   もしメモリが問題の場合で増設出来ない場合は 設定でメモリを使用しないものを選んで

   いくしかありません

   項目ごとにマウスカーソルを合わせるとコメントに分かりやすく メモリを使用しない

   選択を書かれている場合が多いので よく読んで選んでいきましょう それでも飛ぶ場合は

   やはりメモリを増設するか データの多いオブジェクトを削除するか 長尺のレンダリング

   で落ちる場合は少しずつレンダリングする等していくしかないでしょう

5. 熱の問題

   ノートPCの場合 この問題はたまにある様です

   熱が出にくくする設定はレンダープロパティのスレッドを「固定にして」数を減らす

   「1」にするのが最も遅くなりますが 熱くなりにくいです

   あとは OptiX を使用しない方が 熱くならない気がします

   そして 最も効果があるのは インテルのコアi シリーズに搭載されている

   CPUのターボ・ブースト・テクノロジーをオブにする事です

   オン オフ設定がBIOS画面にあるはずですのでBIOSに入って オフにしましょう

   物理的に冷却ファンを取り付けるとか 環境によって対策の種類はいろいろあると思います

CPUの温度を測るのにCoreTemp というソフトがあります BIOSを変更する前と 後で温度が下がらない場合は 戻した方がいいでしょう

https://www.alcpu.com/CoreTemp/

おまけ. レンダリング中は触らない

   アニメーションのレンダリングをしている時も チョコチョコ触ってしまいたくなるが あまりblender自体や別のソフトを起動して

   作業したりはしない方がいい ブラウザでを軽いページを見たり 電卓を使ったり メモを書いたり その程度の 軽いアプリなら

   おそらく大丈夫だとは思いますが 3Dのゲームをしたり 何かのソフトのインストールを開始したり とにかく裏で重い事をすると

   フリーズする可能性があると思っておいた方がいいでしょう 

アドオン

Bonedynamics Pro

Bonedynamics Proはブレンダーマーケットにあります。

ブレンダーマーケットに入るにはアカウントを作る必要があります

有料版もありますが 無料版もありますので すぐにダウンロードできます

[URL]

https://blendermarket.com/products/bonedynamics

最初はとりあえず無料版をダウンロードしましょう

ダウンロード出来たら 「プリファレンス」を開いて「アドオン」を選択 「インストール...」をクリックし

ダウンロードした「Bonedynamics Free 1_1_0.zip」を選択すると インストールされます

インストール出来たら「プリファレンス」「アドオン」で「アニメーション:Bonedynamics Free」にチェックを入れます