カメラ ビューポート視点

カメラを移動する方法(ビューポート視点)

 ビューポート視点でカメラを移動する方法はその他のオブジェクトを移動させる方法と基本的には同じです

 ただし 通常はこのやり方は不便ですのであまり使用する事はないでしょう

カメラを移動する方法(カメラ視点)

 (事前に準備をしておくこと)

  「3Dビューポート」モードの「右サイドメニュー」→「ビュー」タブに「固定」→「カメラをビューに」

  にチェックを入れます。こうしておくことでカメラ視点の状態のままカメラを動かすことが出来ます。

 テンキー0 カメラ視点を切り替える。カメラ視点⇔ビューポート視点が交互に切り替わる

カメラ視点状態での操作

 マウス中ボタン ドラッグ・・・・・・ カメラ回転

 SHIFT + マウス中ボタン ドラッグ・・ カメラ平行移動

 CTRL + マウス中ボタン ドラッグ・・ カメラ拡大縮小

 マウスホイール・・ カメラ拡大縮小

 SHIFT+4 SHIFT+6・・カメラロール

 

カメラプロパティ

 レンズ単位

  視野角 カメラの画角を角度で指定します(オススメ)

  ミリーメーター カメラの画角を「焦点距離」で設定します カメラ→サイズとの比率で画角が決まるので

          リアルなカメラを想定して設定する場合 自分の持っている 又は 想定する 

          カメラ→サイズを知っているなら 焦点距離での指定の方が便利でしょう

 範囲の開始

  視点から投影面までの距離を指定します この設定によって投影面よりも手前のオブジェクトはレンダリング

  されなくなります カメラの手前にある邪魔なものはこの設定を大きくすることで消すことが出来ます

  注意:この値を大きくし過ぎるとカメラ前方に何も表示されなくなりカメラ視点に切り替えた時におかしく

  なったかと混乱する事があるのでかなり大きい数字にした時は その後すぐ小さい値に戻しておきましょう

 範囲の終了

  カメラの遠景クリッピング面を指定します この値よりも遠いものはレンダリングされなくなります 通常は

  25mとか100mなど大きめの値にしておけば 変更する事はめったにありません

 カメラ→サイズ

  「レンズ単位」を「視野角」にしていたら 使わない項目です

 ビューポート表示→サイズ

  ビューポート上で表示されるカメラの見た目の大きさです 通常は十分に小さい大きさ「0.01」ぐらいに

  しておく方が邪魔になりません

ビューポート視点の操作

 テンキー 5・・・・・投資投影⇔平行投影 切り替え


透視投影

平行投影

 マウス中ボタン ドラッグ・・・・・・ ビュー視点回転

 SHIFT + マウス中ボタン ドラッグ・・ ビュー視点平行移動

 CTRL + マウス中ボタン ドラッグ・・ ビュー視点拡大縮小

 マウスホイール・・ ビュー視点拡大縮小

 SHIFT+4 SHIFT+6・・ビュー視点ロール

 テンキー1 or Ctrl + テンキー1・・・・・正面

 テンキー3 or Ctrl + テンキー3・・・・・側面

 テンキー7 or Ctrl + テンキー7・・・・・上面

 テンキー.(ピリオド)・・・・・選択点を視線の中央に移動(編集時にはよく使う機能です)

カメラターゲットを固定してカメラを動かす

 手順1

  辺の長さ1mm 又は 1cm の小さい立方体(Cube)を作成します 原点は中心で名前を「camera_target」とします

 手順2

  カメラの「オブジェクトコンストレイントプロパティ」にて「オブジェクトコンストレイントを追加」→

  「トラック」を選択し「トラック」を追加します

 手順3

  トラックのプロパティは以下にします

  「トラック」→「ターゲット」=「camera_target」

  「トラック」→「トラック軸」=「-Z」

  「トラック」→「上」=「Y」

  「トラック」→「ターゲットZ」=「チェックする」

  「トラック」→「ターゲット」=「ワールド空間」

  「トラック」→「トラック軸」=「ワールド空間」

 以上の手順でカメラを動かすと常にターゲットが固定されますので 「camera_target」を選択した状態で

 テンキー0でカメラビュー状態にして Gキーで「camera_target」を移動させるとカメラは常に「camera_target」

 を追いかけます マウスドラッグでターゲットを動かす時 速度が速すぎるのでSHIFTキーを押しながらマウス

 ドラッグするとターゲットをゆっくり動かすことが出来ます(SHIFTは常に押していないと使いづらいです)