農林環境科学コース
生物資源学部は1年次は農林環境科学コース、海洋生物資源学コース、生命科学コース、生物資源総合科学コースの4コースからなり、2年次に生物資源総合科学コースの人は他の3コースのいずれかのコースに編入するといった仕組みをとっていることが特徴です。また2年に上がる際に、農林環境科学コースは農学専修、森林科学専修、農業工学専修の3つの専修に、生命科学コースでは生命機能化学専修、海洋生命化学専修の2つの専修に分かれていきます。コースによって詳細は異なりますが1年次から農場や水産実験場、演習林などの見学が行われるため2年次以降に演習を行う場所について1年次から学ぶことが可能です。ちなみに「潜水丸」という三重大学が保有している演習船への見学は上記の4コースすべてで行われています。三重大学の生物資源学部は実習を行える場所が豊富であるため実際に学びたいことに触れながら学ぶことができます。皆さんも生物資源学部で一緒に学んでいきましょう!
生命科学コース
生物資源学部生命科学コースは、生物に関するものの科学を中心に学ぶコースです。1年次で、英語・数学・化学・生物・物理などの理系科目の基礎的なことを学びます。高校の内容と被っていることもあ復習になる部分もあります。2,3年次から本格的に生命科学コースの専門的な内容を学びます。3年次の途中から研究し湯に配属されます。生命科学コースは、理系学部の中では忙しくない方ではありますが、1コマに必修の授業が入ることが多いです。しかし、自由な時間をつくることはでき、サークル、バイト、遊びなどに時間があてられると思います。私は高校時代、理系科目はそこまで得意というわけではありませんでしたが、好きな教科であり、また、食品関連の仕事に興味があったので、生命科学コースを選びました。苦手な理系科目があっても、1年次に基礎から学ぶことができたので、安心しました。
海洋生物資源学コース
海洋生物資源学コースは、海洋生物や気象のことについて学べるコースです。1年次は化学、生物、物理、数学などの理系科目の高校の復習のものが多いです。高校で履修していない教科でも、その人たちでクラスが編成されて習熟度別に分かれます。高校で基礎でさえ触っていない場合でも全然大丈夫です。2、3年生では魚類増殖学や気象学などの専門科目も増え、勢水丸での乗船実習も行っています。
私が海洋コースに入った理由は、将来やりたいことが決まっていたので、そのための勉強ができ、実家から近めなところに入りたいと思って選びました。ですが、将来の夢が明確に決まっている人のほうが少なく単に魚が好き!鯨類が好き!天気の勉強がしたい!などの理由で入学してきた人のほうが多い印象です。また、海洋系の勉強ができる大学自体少ないので海洋コースはほかのコースよりは遠くから来る人が多く出身が様々な友達ができて楽しいです。
生物資源総合科学コース
1年生の前期には、農学系統を、山から海まで幅広く学べます。後期も同様で、1年の最後に農林環境科学コース、海洋生物資源学コース、生命化学コース(上記3コース)への分属があります。
総合コースでしかできないことがあります。例えば、マレーシアやタイへ行き実習を行うことが出来ます。また、もし今後の進路が未定で、農学系に興味がある場合は、選択肢が3つある総合コースはとても良いと思います。
進路が決まっておらず、農学系に何となく興味がある!という場合は、選択肢が増えるため非常におすすめです。ただし、各コースへの分属は枠があるため、絶対このコースに行きたい!という強い意志を持っている場合には、勉強を頑張ってそのコースを受験することをおすすめします。