横須賀西海岸体験たび推進協議会会長 山田利一
私達の住んでいる横須賀西海岸は豊かな自然・暖かな気候に恵まれ素朴さと人間味溢れる心を持った人達の強い「絆」が日々の暮らしの中に脈々と受け継がれ、地域コミュニティーが息づいています。
この地域性に着目した旅行会社JTBの強い要望、及び横須賀市観光課、横須賀市観光協会のバックアップにより、2014年より民泊事業をスタートしました。
この民泊事業は主に修学旅行の中・高校生を家族と同様に迎え入れるホームステイ型のもので教育民泊と言われており、一般の観光客に空家やマンション等を貸す民泊とは異なるものです。
横須賀西海岸のあるがままの暮らしの中へ日本の未来を担う青少年を迎え生活体験を通して交流を図るもので、生徒を喜ばせたり、ご馳走したり、お土産を持たせたりするものでもありません。
民泊を通して地場産の食材等、自然の恵みに感謝し、人と人との関わりや絆など生徒と受入家庭の皆さんが「心の交流」を行うことを最大の目的とし「一期一会」の感動を実感させるものです。
この民泊の実績は、これまでに海外を含め約70校 6,000人の学生・生徒を受け入れております。又、民泊体験料の収受により地域経済の活性化に寄与しています。