就労移行支援の問題点について


障害者が就労するためのトレーニング事業、障害の対応がメインで、スキルをつける事も想定


活動の例) word,excell入力するだけ、漢字ドリル!、計算ドリル!、公文式!、料理教室!、ヨガ!、ネイル!ハローワークツアー!書道!ストレッチ!


wamnet あたりの会計資料から、事業者には13000円/day程度出ている事がわかる。典型的な内容は普通のPC教室に多少障害サポートがついた程度。

下に書きますが、役に立つという意味の重要な指標である「定着率」には、特に効果がない事がわかっています。

加算要因となっている福祉系の人材

病気・障害の知識→無い

職業スキル→無い

のWコンボで根っから茶番です。厚労省の企画課(03-3595-2389)の男性は

そもそも就労移行支援とA型事業所を障害福祉サービスで行う事が無茶である事を認めました

当たり前ですが。


「福祉」での価値の今の所の指標は定着率ですが、http://www.nivr.jeed.or.jp/download/houkoku/houkoku137.pdf

によると特段1年後の定着率に対して優れた介入であるともいえず、とくに発達障害に対してはほぼ無意味という解析があります(p87)。


13000円/回と比較できるようなトレーニング例

音大レベルの楽器レッスン(2h),卓球のレッスン(4h),プログラマがつきっきりで指導

私立大学医学部(1日)

などなど。



過去2年間、就職者が0で8000円/dayも出るとかバグってるのかwwhttps://www.pref.okayama.jp/uploaded/attachment/231871.pdf

就職率は4%程度。1年後の継続率までが「成果」とすると2%程度なので、サッサと潰すしかないです。

https://www.sbbit.jp/article/cont1/34810



就労移行支援での活動とコスト

就労移行支援の介入効果


一般就労への移行者数・移行率の推移

https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000527168.pdf

のグラフは、施設非介入との比較が無いので(いきなり障害者雇用で就職した人)論外。

就労移行支援事業所の重要な評価指標になっている定着率が介入で伸びたというデータも無い(障害者雇用の中間変数のみ調整)。また賃金に関する変数もない。

つまり、エビデンスが無いままジャブジャブ障害者のための税金が使われている現実があります。

薬より効果測定は遥かに難しいですが、因果推論の枠組みで十分可能ですし、行政にそのスキルがなくても最低限比較して効果とコストを考慮した金額を助成をすべきです。

水素水が保険適用されないように、認知行動療法もエビデンスが危なっかしいように、福祉ならではの介入があるのならエビデンスと効果を測定する必要がありますし、そうすべき金額が出ています。


追記)

・発達障害者について p87から殆どの介入効果がイマイチ。発達障害者にカテゴライズされる人は「意識高め」が多い気がするので、隣の精神障害者も体調3以上、能力3以上だったらやはり殆どの介入に効果がないと思うので、その2つの変数を入れた解析を見たい


以下、作成元に送ったメール

『障害者の就業状況等に関する調査研究』 (2017年、JEED)

http://www.nivr.jeed.or.jp/download/houkoku/houkoku137.pdf


を読ませて頂きましたので気になった点を書きます。


就労移行支援、A型事業所などの価値を見積もるために


元々の能力→就労移行支援の利用

元々の能力→定着率

などの交絡があるので、RCTは実質不可能ですが、傾向スコアなどを使うことにより各種の介入効果 を推定する事はできないでしょうか。

また


就労移行支援→一般雇用or障害者雇用→定着率


の中間変数をどう調整しているかも気になります。


次に

・厚労省による事業者の評価でも、なぜかスルーされがちな「賃金」に関する変数が無い

これは、意図的かと思うのですが、洗脳でもされていない限り、普通は最低賃金付近だと生活保護を抜けて就職はしないので重要かと思います。


その他

・p87の「精神障害者」は、思うに元々のスペックに開きがありすぎて(実際「精神障害者」は偏差値30から70までいます)、スペックが高めだったり病状が軽度な方だと発達障害の方に近くなりあまり効果が無い(有意な項目が減る)ように思うので、例えば「能力」と「病状」あたりの変数を追加して、交互作用を検討するとより良い解析ができると思います。


・各種介入(自治体職員の支援や、単に自習室を利用した場合、障がい福祉サービスの枠組みを外した施設など)との、費用対効果を考えた際に相当開きがあると思います。1年後の定着率が同じ80%になっていたとしても、総コストが5万円と400万円の場合があるわけです。賢明な利用者に直接5万円を渡した場合、質の低い事業者に400万円をかけた成果を上回る可能性は十分にあるので、この差を説明する必要があると思います。こちらは多少ドキュメントの趣旨から外れますが。



就労移行支援を使うべきか?

http://www.denkikanagawa.or.jp/archive/supporter/zaisyoku.html

の3D棒グラフ()によると、生活保護レベルの月収14万円を超えるのは5%未満なので

ある人が就労移行支援を使った時に

・1年以内に就労できる確率は25%

・その1年後に継続している確率は80%


働いている場合は、1年後に20%の確率で月額13万円の生活をしている予測(上限は15万円程度)でしょう。

これは使わないほうが良いと言わざるを得ません。


就労移行支援アンケートにご協力ください

Q)就労移行支援1回あたり7000-13000円(間接的な交付金含む)の税金の支出は、内容を踏まえて、妥当だと思いますか?

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSceqITCUV9xFJKz3wVNkLee2JuUVv-VzavAAkt-erQ-K933_g/viewform

結果

https://rpubs.com/biones/shuro


twitterでの簡易アンケート

103票も投票頂きありがとうございましたm(_ _)m

https://twitter.com/yawatakkyu/status/1229338018525237249

Q就労移行支援の利用料、一人1回あたり7000-13000円(非直接的な助成を含む)は民間の類似サービスと比べてコストに見合った内容だと思いますか?

の3択で、ちょっと多次元になって危なっかしいかなと書いた後に後悔しましたが3択なので何とか直線は引けるだろうと・・w

ちなみにgoogle formのアンケートでは5段階にしてあります。

ここまで差があれば明らかで統計なんて必要なく「見合っていない」のでしょうけど事後分布からのサンプルはこんな感じ(一様事前分布)

このベイズ統計で事前分布を入れた方法は比較的バイアスに強いです。サービスと金額が「合ってない」のはデータを取るまでもなく明らかですが。



感想まとめ


職員より

就労移行支援に転職したら、あまりにも想像と違いすぎてショックを受けました。

福祉系の経験があるのはサビ管ぐらいで、何も勉強したことのない人が寄り集まって支援する(支援していると思い込んでいる)恐い集団。

さらに、毎月利用者を何名入れろとか、問い合わせがきたら必ず見学に来るように口説け、見学に来たら体験の予約を必須にしろなど、暗黙のノルマが課せられてます。

不正請求や虐待などしている事業所も多いようなので、まだましなのかもしれませんが。

ケース会議してると、どうしてそうなるのかな?という方向に話が向かっていくのが耐えられず、今、急いで転職先を探してます


正直、支援員よりも利用者さんが言ってることの方が「うん、うん、わかる❗️」と思うことが多々あります。



【就労移行支援事業所の実態その2】


講座について(プログラム内容について)


・毎月毎週は同じ名前の講座があるが基本的に同じことしかしない(利用者も飽きてる)

・外部から講師がくる講座がたまにあるがマンネリだし、職員と連携がとれていないのでめちゃくちゃな内容のものもあります

・とにかく褒めます、どんなにミスをしても怒られません

・たまに職員が提案してやる講座がありますが酷過ぎ、単発で終わります

・いきなり講座が内容がかわったり、自習ばっかの日があります

・自主性がない利用者が多いから基本的に面倒な子にはずっとタイピングさせています


就活について


・利用者の希望に応えてくれます

 しかし、どうみてもその段階にない人でも希望には全て応える方針らしく、就活担当職員はある意味大変

・30連敗くらいして満期卒業する人多数

・困ったらコネがある使い捨て企業に就職させる



【就労移行支援事業所の就職活動について】


・就活判定とかいう謎の判定に通らないと就活できない

・不透明な判定すぎて利用者も戸惑ってばかり

・委託訓練、採用なし企業実習に行かせる

・毎月毎月採用なし実習に行ってる子もいる

・事業所都合で外部実習等に行かせて体調崩す子多数

・面接や企業見学に行く職員が不潔

・就活担当職員の頭が悪い

・利用者の意向は無視して事業所優先になる

・すぐ決まるであろう優秀な子はうまく長引かせる

・離職率が高い

・年に数人決まるがパートが大半

・履歴書添削してくれるが添削する職員が酷い

・実習先の人に「職員さん、あれで大丈夫?」と心配される

・事業所の繋がりがある企業に就職させようとする(本人意向無視)

・就活担当職員と生活担当職員の連結ができていない

・全体的に事業所優先の就活になる


【不思議なことが多いのが就労移行支援事業所】

その1

福祉以外での社会経験しかない職員が多数

そのような障害者福祉の専門的知識の無い職員が上から目線で指導

指導に統一性も一貫性も何も無い

計画書、講座資料は誤字脱字だらけである

2時間の講座なのに職員がタイムマネジメントできていない為すぐ終わる


その2

講座もマンネリ化しており、短期間の通所で誰でもできてしまうレベルの事ばかり

なお就労にはほぼ関係がないプログラムが多数ある

SSTもあるが、専門的知識のない職員がやるので滅茶苦茶である


その3

就職できてもすぐに戻ってくる

事業所の紹介でパートで働くが人間関係やらの問題で体調不良になる

利用者は使い捨て


その4

完全に事業所優先の就活になる

それに気づく子はすぐやめていくか、若しくは自分で率先して仕事探しをするようになる

実習や訓練は大体に於いて意味がない



21:58 のり子 うちの事業所、、、

どうして病院の日を休みにしないで在宅扱いにして実績とらせるのか意味不明

21:59 のり子 生活訓練事業所ってほとんどこれなんじゃないか?と疑うレベルでやばいです


実習で無休で働いているのにパワハラされても支援施設はトラブルを嫌って

パワハラではない。そう感じているのはあなたの障害だから!!

でごまかそうとする。

パワハラの証拠を提出し、相手の会社もパワハラを認めたらしいが、謝罪は無く、支援施設の支援も無かった。

それ以外にも

昨年の秋に行った実習はパラリンピックのボランティアだった。

その件も障害の症状が重い方も受け入れてもらっているので大事しないでとの事。

障害者騙して押さえつけて金騙し取るのヤメロ

支援施設ならちゃんと支援をしろ。

105 名前:優しい名無しさん (ワッチョイ e394-oiUU [123.1.95.96]) Mail:sage 投稿日:2020/09/01(火) 00:06:54.47 ID:QzBqpuYT0

実習に2週間くらい行かされて散々タダ働きさせられた挙げ句に

メンタルの調子を崩してやめていった人がいたわ

ゴミの分別を一日中やらされたらしい



ごめんなさい。毒吐きます。

就労移行支援の7月の利用料が出た。

255,239円(19日通所)

利用者負担額は0円だけど、この額が毎月国からサポートとして支払われるなら、障害者に直接支給して欲しい涙。


FaceBookで何をやるべきか聞いている募集している業者も




スクラップ


障害者就労支援施設で「不正受給」か 設立・運営する寝屋川市議『正直、真っ白じゃないのではないかと…』https://www.ktv.jp/news/articles/0923efb9dca14b27903b9078669d3889.html

やはり議員は認可されやすい気がします。


何と、印鑑を預かっているどころか、事業所が作っている 所があって、そういう所はほとんどサービス記録を捏造していると思われるので、利用者が過去数年分を開示してチェックすると全国で一斉に見つかる気がします。


民間就労移行支援施設をなくせ 精神障害者を不幸にする現在の障害者雇用

https://note.mu/ryutasagara/n/nddff550e69ac


何と、事業者が有償で作業を引き受けて、利用者に無償労働させている所がある!

https://twitter.com/fumiko0417/status/1204236232751845376


・PCを買えない利用者がいるのに1.5万円/dayも出てたりするのはとてつもない理不尽

・サビ管減算が強烈すぎる。ただの福祉系のためのキャリア制度。

介護福祉士が加算は流石に無いです。完璧に政治です。そしてこういうのを人それぞれというフレーズでごまかすのはセオリーっぽいです。むしろ減算でも良いくらいなのに、加算ゼロになる事は行政の性格上おそらく無く、永続的な事を考えると間接的に当事者には凄い負担になりますす。こういうふざけた事をやると、通院した事がある元エンジニアみたいなかなり就労という性質に向いている人を設置しても介護福祉士より下になってしまいます

・こういう加算は定着率などのKPIに対しての回帰分析みたいなので決める類の問題だが「政治」なので。

・半年後の「定着率」しかも割っただけ、ではなく、「個人のデータで」3年以内に定着していた月数と収入などを適当な重みで(個人的には後者が9割で良いと思う)、指標にするだけで良いのです。ほぼすべての「加算」はそこに吸収されるので、ある資格がデータ解析あるいは洞察の結果「効く」と判断するなら、それを示唆するだけで良い。「資格」が公害になる例は多々あるがこれも良い例。

・現金を渡したり、QRコードを読んでポイントで買い物できるようにして釣っている所がある。これはかなり腹立たしく、利用者が結託して抗議する必要があります

・民間のPC教室1500円/hみたいなのは、並以上の頭の人がサービスを考えて、下くらいの人が働いてるので成立するのかもしれません。福祉は下の人がサービスを考えて下の下の人が労働してるので、紙excelとかが蔓延したりして、この額で赤くなったりする

‪#就労移行支援 は、利用時間の期待値を2hとして、民間で1000円/1Hのトレーニングが2hとして2000円(2000円/hクラスでは無い)、行政からは17千円出ているので、同じ事をやって、福祉の枠組みだと魔法がかかって8倍程度になります。