2019/12/27(金)仕事納め
どとーの11・12月が終わりを迎えようとしている.
この間,無事に科研費申請書・助成金申請書提出,論文リバイス完了,調査関係の許可申請提出と完成,論文草稿完成(→Y先生に提出)と,なんとか予定していた仕事は終わった.年明け早々にやらなきゃいけないこともあるが,比較的平穏な仕事納めである.こんなドタバタしていたのに,長期の調査に行ってるから悪いのか?
>11月16日~12月4日:タイ
7月に引き続き,タイでメコンオオナマズの調査.暖かく(暑いくらいの日もあった),過ごしやすい.肝心の成果はマズマズか.とりあえず,狙っていた結果がでそうなのでホッとした.次回以降の改善点も見えてきたので,実り多い調査であった.
しかし,タイは飯は美味いが,辛すぎるのがネックだな~.辛くない料理もあるけど,ピリ辛ってのがないよな~.
何はともあれ,無事に2019年を過ごすことができた.来年も良い年でありますよう~に!
それでは皆様,良いお年を!
2019/11/1(金)かなり間が空きましたが・・・
生きております.ドタバタしてたり,風邪をひいたりで書いてる余裕がなかったのですよ.しっかり記録しておこう.
>9月15日 新潟
日帰りで荒川の環境計測.日帰りでもなんとかなるもんですな.
>9月20-23日 魚類学会@高知
ついでに環境DNA用の採水もしてきた.そして発表は,環境DNA.ついに流行りものに手を出してしまった感.ここでタチの悪い風邪をもらってくる(この後,10月初旬まで苦しめられることとなろうとは・・・・).
>9月26-29日 応用生態工学会@西条(広島県)
ウナギの自由集会を企画した.会は盛況のうちに終わりました,私におきたトラブルを除いて・・・.演者の皆様,聞きに来てくださった皆様,ありがとうございました.次の学会でもこのような機会を設けたいと思っています.
>10月10日
初めての”人間犬”
>10月25-27日:白浜調査
直前の雨でかなり増水していたが,最終日には水が引いて,無事,作業を終えることができた.面白いデータが取れたようで何より(まだ詳細は聞いてない).次回は年が明けて2月かな.
ちなみに,水が濁っていたので新兵器はまたしても不発であった.デビューはいつ?
上記にプラスして,科研費とか助成金の申請書書きでテンヤワンヤ.採択されると良いなぁ~.
2019/9/10(火)気分はリフレッシュ,体はダルオモ
8月28日~9月6日は,タイで調査をしてきた.昨年12月に続いて2回目.京都よりすごしやすい気候.非常に楽しめた.でも疲労で体が重い今現在.衰えましたな・・・.
私自身が主体的にできる研究はあまりないように思うが,Mさんらがこれまでやってきた仕事の論文化に向けて,結果をサポートするデータを取ることはできそう(そもそも短期で行ってできることはMさんらが既に始めている).情報を整理して次回以降にデータ(サンプル)を取ろう.
新兵器は不発.濁りが強すぎた.10月白浜がデビュー戦か?
学会準備ヤバし.されど頭は働かず・・・.今週中に共同発表者にポスターのチェック依頼をしたいところ.
2019/8/26(月)季節は進む
少し秋っぽくなってきた今日この頃.季節の変化に適応しきれずややお疲れ気味.
夏休みの宿題はまだ終わっていない(汗)
明後日からタイ.楽しんでこよう.
>8月20-22日:調査@高津川&米代川
調査自体はそれ程ではないが,飛行機が大半とは言え,移動距離が凄かった.こういうパターンの調査は地味に堪える.米代川には初めて行ったが,良い感じの河口であった.
2019/8/13(火)ウナギの保全
9月21日に応用生態工学会で以下の自由集会を行います.ぜひご参加ください.
自由集会 ウナギの保全と河川・水辺の自然再生の現状と課題
企画者:久米学・山下洋(京都大学フィールド科学教育研究センター)
時間:9:30~11:30
場所:広島大学東広島キャンパス 生物圏科学研究科C棟 C316
プログラムはこちら
2019/8/13(火)お盆
大学はお盆休み.でも,誰もいない研究室で,ゆっくりマッタリとお仕事.昨日も今日も少しずつではあるが,順調に進んでいる(今は,キリが良いところなので,こうしてブログを書いている).夏バテ気味なので,こんなペースがちょうど良い感じ.まだやることはたくさんあるんだけど,午後からなにやろーかな.
午前中にやったことの1つは,新兵器のセッティング.思ってたよりすぐに出来た.ちょいと小物で細工が必要(どーするか思案中)だが,実践投入できる段階に.使う機会は,次回の白浜かその前の某T国かな.楽しみである.
>8月6日:河川基金助成成果発表会
昨年度,ありがたいことに河川基金の助成をいただいた.その報告会.ちょっと長くて疲れた.でも興味深い話を拝聴出来て,来たかいがあったと言うもの(まぁ,義務だけど).長丁場なのを除けば満足.
2019/8/5(月)暑いですね
夏,真っ盛り.暑いです.ちょっと夏バテ気味な今日この頃.
難題のいくつかはヤッツケタ.少しだけ落ち着いて解析する時間がとれそう.これも十分難物だけど・・・・.
>7月31日~8月2日:白浜調査
晴れ過ぎ,あっっっっっつい.体がキツカッタ.本務のミッションは無事に完了.やらかして私物の機材故障(涙)*.草ボウボウ.某魚Bは見つからず延期,どこいった???次回は10月末.
*新しいのを購入した.まぁ,10年近く使ったので仕方ない.でも出費は痛い(2019/8/13追記)
2019/7/15(月)文明の利器
世の中,三連休である.最近,どうにも疲れ気味なので,私もマッタリと過ごしている.
そんな三連休の初日,ついに文明の利器を手にしてしまう.当面,持つつもりはなかったんだけど,新兵器を使うのに必要に迫られたのである.慣れるまでしばらく時間がかかりそう.最適化もまだまだ出来ていないような気がする(って言うか出来てない).使いこなせる日はいつになることやら.
某件,要求が日増しに厳しくなってきてるな.そんなん言われてもなぁ~.そもそもさぁ~,ブツブツ(自粛).そう言ってても仕方ないので何とか対処しましょうかね.まずは作戦を考えますか,ヤレヤレ.
2019/7/10(水)うな丼の未来
シンポジウム「うな丼の未来」に参加してきた.ウナギの研究やら保全やら周りの各所の状況が概観できたのは収穫である.そして淡水が非常に弱いという現状も浮き彫りになったように思う.(私自身も含め)これからどう動くか,だな.第一段はすでに動き出している(2019/6/29の記事).どーいう反応が来るのだろうか?楽しみでもあり,不安でもある.
ちなみにうな丼の内容は,とっても為になりました,一部を除いて.
とてつもなく強烈な流れ弾が飛んで来てゲンナリ.何故それを私に振るんですか・・・・,イヤハヤ.
そう言えば,うな丼で小さな流れ弾が2つ飛んできてたな.
6月初旬に旅立った論文のステータスはようやく更新された.エディターリジェクトはなさそう,ホッ.
新兵器は結局購入することにした.そして注文した新兵器が着弾.使うの楽しみ.
2019/7/5(金)時間ができるも
3日~5日に予定していた調査が悪天候で延期に.思いがけず時間ができたので,サクサク仕事を進めた.そのおかげで,調査後にやろうとしていた仕事はかなり片付いた.その代わり,いくつか新規のTODOが飛び込んできた(一部は自ら招き入れてしまったような気も・・・・.これも時間ができたせい).そのうちの1つが,週明けの”うな丼”.しっかり情報交換してこよう.
6月初旬に旅立った論文のステータスが,ひと月経っても何も変化していない.そろそろ問い合わせするかな.早くこのテーマの後始末をして,次のテーマ(前述の論文の手法をupdateした研究*も含む)に集中したい.
*適した調査場所と人的資源が揃えば,という条件付き.労力が2~3倍増すると予想されるのがツライところ
2019/6/29(土)疲労困憊
あっという間に6月末.毎月おなじことを書いている気がする.
なんやかんやで疲労困憊である.そして順調に流れ弾が・・・. あと,やることなんだっけ?な今日この頃.あっ,締め切りが!
6月始めに論文は無事に海外に旅立った.受理されますよ~に!(さて,次の論文は・・・汗)
放った白羽の矢はすべて無事に射抜けたようである.矢に当たった皆様,講演お引き受けいただきありがとうございます.よろしくお願いします.
新兵器を購入するか迷う.気になる.物欲が抑えきれないかもしてない.今年は公私*ともに出費過多なり(結局,買うんだろうな・・・).
*「公」は研究で使うために私費で購入したもの
>6月21日~27日:道東調査
遺伝研のKさん,Iさん,Kくん,Yくん,Hくん,アクアトトのIさん,水中写真のHさんと.
北見よいとこ,根室さむい,厚岸あいかわらずよい.
サンプリングは概ね順調.エゾトミヨいっぱい見た.しかし,今年は根室を除いて道東では棘の繁殖期が早い.こんな極端なのは20年近く道東に来ているが初めて.今後もこの傾向が続くのか,また,棘のある魚の動向が気になるところ.
やっぱりサンプリングはリフレッシュできる.一方で加齢のせいか,長距離運転&カヌーによる身体的なダメージはでかい.結果としてプラマイゼロ?楽しかったから良いのである.
秋に道南行きか?楽しいから良いけど.
2019/5/27(月)気づけばもう
GWも終わって,厚岸に調査に行って,気が付いたらもう5月末.
流れ弾があたりまくりな今日この頃.やることが単調増加中.それなりに処理してやっつけてるはずなのだが・・・・.某魚Sに続き,某魚Bも手を出すことになりそう(というかBの方が先に始動しそう).そしてunagiも新たな試みをする方向で調整中.半分自爆だなと思いつつも,これらの件は楽しそうなので良いのである.こういう流れ弾は大歓迎なんだけどね.
そろそろ白羽の矢を放つ準備もしなくては(心当たりの方よろしくです).
>5月7日~9日:厚岸調査
例年とはなにかが違う.そう,今回は遺伝研のK君と私の2人のみ.
そして,魚の様子もなんだか違う?????不思議なり.意外なことが明らかにならないかと期待したりしなかったり.まだまだ分からないことってたくさんあるのね,と実感した調査であった.
次回は6月下旬に出撃する.
2019/4/18(木)右往左往?
新年度早々,ドタバタしています.思考回路が停止しかかっているので,気分転換&頭の整理のために書き込み.
まだしばらく,ドタバタは続きそうです・・・・(涙)
GW明けの厚岸調査を楽しみに頑張ろう.
>4月7~9日:白浜調査
テレメ調査の仕込み.順調に作業が進む.
どんなデータが取れるか今から楽しみ.ビックリするようなデータが得られるか,それとも順当なデータか.どちらであってもウナギの保全に有用な情報になりそうな予感がする.
次回は7月初旬を予定.
某魚Sについては,予算が獲れればやってみたいな>誰が獲るんだ?
>4月12日:舞鶴調査
こちらも順調に作業終了.これにて1年間の調査が終わり,環境DNA関連の野外調査から晴れて無罪放免.
今後は解析作業へ.
>4月16・17日:環境DNA研究の打ち合わせ
出てきた結果のチェック.
う~む,こんな魚種も検出されるのねって感じ.一方で何でこんなに検出されてないのって魚種も.これ魚類学の知識と分子生物学の知識がないとミスリードしかねんな.気象・海況(流況)・採水者のセンス(河川だと特に)なんかも大きく影響するだろうなぁ.
ということで,現時点での私の中での結論は,環境DNAは生息魚種リストの作成や環境アセスメントの強力なツールにはなるが,後者に使う場合は定期的に捕獲調査(による補正)も必要だろうと思った次第.前者の場合も捕獲調査と合わせて行う方が望ましいのではないかと思う.
2019/4/4(木)水産学会雑感
3月最終週は,水産学会に参加してきた.今回は発表なしだったので気軽.有益な情報交換もできた.こういう場に行く意義は大きいなと改めて実感した.
一方で,オイオイって突っ込みたくなる発表も少なくなかった.そのような発表は,折角,イントロで良いことを言っている,あるいは良いポイントに着目しているのに,研究手法が違うだろってものや結論がなんだかイントロとズレてるものが多かったように思う.もったいないなぁと思いながら眺めていたが*,1つだけ我慢ならなくて質問(という名のやんわり指摘)した.が,回答は的外れ.思わずやや強めに釘を刺してみた(ちゃんと分かったってもらえたかは知らんけど).なんか相当インパクトがあったらしく,何人かの方に後からそう言われたり,質問の意図を聞かれたりした#.本人的には,かなりマイルドに当然のことを言ったつもりなんだけど・・・・.だが,水産学会では類似した研究をされている方々や今後される可能性がある方々もいるはずなので,本人が気が付かなくても,会場にいた方々が意図に気が付いて,今後の研究に活かしてもらえれば本望です.
後は講演を拝聴しながらマッタリと,共同研究は論文化の際に少し解析を加えた方が良いなぁと思ったり,こういう研究もできるよなぁと妄想したり,と今後の自分周りの研究について考える時間を持てたのは非常に有意義だった.こういう時間を大切にしたいと切に思う.
*私はもともと積極的に質問するタイプの人間ではない
#バックグランドの違いに起因するのかも.私は水産学会界隈ではたぶん珍しい人種で,進化生態学をベースに研究をしてきて,巡りあわせの妙で土木系の研究所にも所属したこともあります(=ここで学んだことが意外と役に立っているし,質問につながった).それとも見た目のせいか?
2019/3/30(土)川ウナギ
河川生活期におけるニホンウナギ小型個体の流程分布と微生息環境利用を調べた論文がJournal of Applied Ichthyology誌に受理されました.ウナギの生態調査の難しさを痛感させられ,非常に苦労してなんとか受理に至りました.今後も手法に改良を加えながら,河川生活期のウナギの生態を解明していきたいと思います.
Kume, M., Y. Terashima, T. Wada and Y. Yamashita (2019) Longitudinal distribution and microhabitat use of young Japanese eel Anguilla japonica in a small river flowing through paddy areas. Journal of Applied Ichthyology xx(x): xxx-xxx. (https://doi.org/10.1111/jai.13911 )
2019/3/11(月)8年目の3.11.
震災から8年目である.だいぶ復興が進んできた様子がTVの映像から伝わってくる.しばらく大槌にも行けていないので,その様子が素直に嬉しく感じる.まだ問題はたくさん残っているのだろうが・・・.
この間,大槌のために私ができたことは微々たるものだろう.もっとも私にできる(できた)ことは研究しかないのだが,今では大槌での研究すら手を出せない状況にある(身分の問題).昨年,ようやく大槌での研究成果を出版することができ,今年も総研大のHさんの論文が出版される.私の後を引き継いで大槌で研究をやってくれている総研大のHさんのフォローをする程度しかできない自分がもどかしくもある.だが,こんな微々たることでも,大槌町への何らかの貢献を続けたいと改めて思う.
2019/2/20(水)不条理なり*
地味にしんどいな.
なんか良いことないかな~~~~~
*私が不条理と感じて大きなストレスとなったことの1つは,理解していただけたので解決した.もう同じことは起こらないだろう(多少のモヤモヤはあるが根元を抑えたのでスッキリ).あと数件は・・・ですな.時が経てば勝手に去って行ってくれることなので待つしかないか?#(2019/2/22追記)
#すべて当事者間でのことであり,大学等の研究機関に対してのことではありません.内容を伏せて書いてあるので念のため(2019/2/22追記)
2019/2/4(月)引っ越しagain
週末に引っ越しした.今回も私がどこかに引っ越したわけではない.PCの引っ越しをした.
New PC自体は2週間ほど前に届いてたんだけどね.
win10になったら,なんだか慣れなくて使いにくい・・・・.そのうち慣れるんだろうけど.
2019/1/31(木) 切り替えは大事
舞鶴での調査は,無事,25日に実施できた.よかったよかった.
論文は速攻で某誌に旅立って行った.今度こそ良い結果であることを祈る.
今は第二弾の準備中.似たような内容なので,ちょっと飽きてきた,ヤバイ・・・(汗)
もう一個の懸案であるところの修論の後始末論文は,内容の大幅な見直し*が必要だと思われる.
後日,ボスに相談しよう(M論の審査でボスが多忙なため).
*元データを精査し,再整理したら・・・・(悲)まったく違う使い道を模索する必要あり.折角とったデータなので世に出したいが,どうしたものやら・・・・.まさに暗中模索.とりあえず年始に立てた目標は下方修正が確定で,ウナギ関連の論文は2本分しかネタがない(2019/2/22追記)
2019/1/24(木) 待機は続く
今日も待機.明日こそは調査したい.
某誌に旅立った論文は,そっこうで返ってきた.無念.
切り替えて,早々に某他誌へ投稿しよう,そうしよう.
2019/1/23(水) 待機する
昨日から舞鶴にサンプリングに来ている.が,海況が悪いため本日は待機.
25日は海況が良さそうだが,いつになったら京都に帰れるのかは不明.
思いがけず時間ができたので,データいじってたら比較的良い結果が出た.
時間を有効活用できた気分になれるので,こんな日がたまにはあっても良いのかも.
そう言えば,この間に某誌へ論文を投稿した.アクセプトされますよ~に!
>1月11日:白浜調査
全体的に河川の水量が少ない.涸れている箇所あり.
目的は達成.来年度も面白い研究ができそうだ.楽しみである.
2019/1/1(火) 新年
明けましておめでとうございます.今年もよろしくお願いいたします.
昨年はいつもにも増して,更新をさぼっていた当ブログですが,今年はもう少し更新頻度を上げたいと思っています.
肝心の研究の方ですが,
ことが目標です.まぁ,1本はもうほとんどできてるんですけどね(=昨年の積み残し).後の2本はかなり頑張らないと無理な気がしなくもない・・・・
そして今年の最大の目標は,
これにつきます.任期が来年度までなので切実です.
まぁ,健康第一で無理のない程度に頑張ります.