こまごめビール
導入店インタビュー
第14回 骨董カフェ陽- hinata(2021.12.27公開)
1. どんなお店?
江戸から大正時代の数千点の生活骨董(実際に使用できるもの)は、父が年月をかけてコレクションしたもの。毎月展示品を変え、当時の器でハンドドリップのコーヒーや紅茶、手作りスイーツなどをお出ししています。
美術館などでガラス越しに見るのではなく、生活の中に息づいた日本の美意識を、ほっとする空間の中で実際に手に取り感じていただければ嬉しいです。
気軽に参加いただける和菓子、お香などのワークショップ、句会なども開催しています。
2. 駒込への思いを聞かせてください
駒込は生まれ育った町で、子供のころ六義園にはよく行きました。自然がいっぱいの都会のオアシス。マンションが増えたくらいで、今もあまり変わらないですね。古くからのいいところを残した、歴史ある静かで優しい街です。
3. こまごめビールを導入していただいた理由は?
ビールプロジェクトメンバーの熱意に打たれました。街を巻き込んだ「遊び」がいいですね。外からこの街にやってきた若いプロジェクトメンバーがこの街を好きでいてくれて、頑張っている。その仲間に入りたいと思いました。
4. 街の皆さんに向け、一言メッセージをどうぞ!
残されたものを大切に生かし、日本の文化を、クオリティの高い食、酒を通して伝える場にしたいと思っています。日本の文化や当時の職人のレベルの高さを感じ、江戸時代にタイムトリップしに来てください。時空を超えられます!
扉を開けるととたんに包まれる、懐かしく温かい不思議な空間。長く使われてきた藍色の蕎麦猪口や懐に入れて実際に使用されていた江戸の地図など、使い込まれた人のぬくもりを感じます。そしてその空間を愛し微笑む店主の暖かな存在に、つい長居してしまう駒込の隠れ家です。
(インタビュー・文:佐々木、写真:小暮)