2020.5.9 (土)
第14回勉強会
オンラインによるコミュニケーションの変化とアフターコロナについて考える
開催レポート
第14回目の勉強会は初めてのオンライン開催で行いました。本家の徽音塾事務局にも案内のご支援いただき、17名とOG会としては多くの方にご参加いただきました。育児中や、遠方からの参加の卒業生にもオンラインを通じて再開することができました。顔が見えることでより身近に感じされました。また、午前中に徽音塾のネットワークランチがあり、ちょうどいつもの徽音塾のような雰囲気になってよかったと思いました(^^)
自粛、在宅、オンライン加速…
講師の井上先生が得意とするグループディスカッションを中心に会が進められました。今回の参加者は会社勤めの方が多めでしたが、育児中という方や、自営業の方もいらっしゃいました。急に始まった自粛や在宅の中で、知らず知らずにたまって来ていたモヤモヤや、今まで課題として認識していたキャリアアップなどがよりさらに強く考えるようになったり。また人と会えずにオンラインでコミュニケーションをとることのわずらわしさなど、グループに分かれて1,2個テーマを決めて話し合いをしました。気持ちを言葉にしたり、相手の意見を聞くことで、気づいたり、自身の考えを客観的に考える良い振り返りになったと感じました。
オンラインになって何が対面と変わってきているか
オンラインを周囲で使うようになってきて、「むしろオンラインの方が良いのでは?」や「オンライン飲み会とか楽しいよ」など、ツール利用を通じてその楽しさがクローズアップされることが多くなってきています。しかし、毎日がオンラインになり、自粛から1か月間ずっと在宅や巣ごもり生活になってくると、今までやってきたこと、今までできていたことが実はできていない、どうすればよいかという課題も見えてきたのがこの頃です。
井上先生からアメリカ人と世論調査で、現在75%の人がこのまま在宅の仕事を続けいたいという結果もあったという紹介もあり、日本でも在宅ブームは続くかもしれません。しかしながら一方でリアルから忘れがちになってきていることもあります。顔見知りではない人がグループの輪に入ったときはどうするのか、人を評価する場合はどういった基準で考える必要があるか、自身の気持ちを相手に伝えられているか…。今まで対面で当たり前にできていたことをオンラインでできるのか。先生からは、オープンの仕方を変えていくこと、今の自分のコミュニケーションを図で書き表して客観的に見つめなおしてみること、オンラインになっても良い発言をメモしたり感謝の気持ちを言葉で出すことなど、さまざまなアプローチが紹介されました。また、キャリアについてはオンラインになり環境が変わったこともあり、1つの軸のキャリアだけではなく、2つ3つ得意なものを見つけていくことが今後の社会に必要になってくるという提案もありました。
オンラインとリアルはこれからどうなるか
最後に主催者の田邉で10分お時間をいただいたので、アフターコロナの世界も気になるという事前アンケートもあり、私の考えを紹介しました。今回は歴史の中から写真が登場した時の世界をもとに、絵画と写真がその後どうなったかを紹介しました。オンラインもリアルもお互いが混ざり合いながら新しい社会を作っていく、そんなアフターであってほしいものです。
※こちらのトピックス資料は「オンラインとアフターコロナ」のPDF資料より閲覧可能です。
参加者からの感想(抜粋)
・講義を受けるだけでなくディスカッションもあり、よい緊張感を保てました。自分事としてアウトプットできる貴重な機会となり良かったです。関心のないことにも興味を持って聞く、というアドバイスは確かに尊敬できる人はみんなそうしているなと、とても心に響きました。
・これからの仕事のしかたについて考えさせられました。やはり、今の仕事だけではなく、もうひとつ何か自分がやりたいものを見つけておくべきと考えています。
・アフターコロナのコミュニケーションについて更に掘り下げて考えたり、今ある便利なツールなどを勉強したいと思いました。
・井上先生からいただいた「うまくケンカする」など、大企業のマネジメントに留まらない、プライベートのコミュニケーションにも心掛けたいヒントをいただき、大変有意義でした。
・産後初めての受講となり、またzoomも初めての利用だったので色々戸惑いましたが、様々な職種業種の方との交流ができて、とても有意義でした。子どもがいながら仕事をどのようにやっているのか聞いてみたかったです。講義中に注意散漫になってしまった時間があり、今後仕事と育児を両輪で進めていく上での課題の一つになると認識しています。
・似たような課題感を持った方々と、ざっくばらんにディスカッションができ有意義でした。
・評価制度については、まだ上司や部下とそういった話題すら出たことがなかったのですが、今後大きな課題となりそうです。これは職場でもよく話し合っていかなければと思いました。
今回お忙しい中、ご参加いただいた皆様、講師を引き受けていただいた井上先生、OGをつないでくださった徽音塾事務局の皆様、このような素晴らしい会となったことを心よりお礼申し上げます。次回はZoom管理者の腕前アップでかんばります(汗)。また井上先生へのリクエストや、勉強会への希望などありましたらお声がけください。次回は会の終了後のティータイムにも挑戦してみたいです!(今回突然終わってしまいすみません…あの後お時間ある方、おしゃべりしたかったですよね)
徽音塾OG会 田邉
開催案内の記録
第14回のOG会勉強会は初のオンラインミーティングで開催します。
新型コロナウイルスの影響により、企業や行政、団体など各方面でオンラインによるコミュニケーションのあり方が急速に変化しています。暮らしや働き方の中でITの活用が進んでいますが、バーチャルとリアルが共存する中で、私達のおかれている環境はその前後でどのような変化が起こっているのでしょうか。
今回は徽音塾でも講師(ミニレクチャー)としてのご経験がある、井上先生による話題提供と、参加者による簡単なディスカッションを、オンラインミーティングを使って行います。今置かれている環境を、一度客観的に見つめなおしたり、また今後どのように働き方やコミュニケーションが変化していくか、アフターコロナについてともに考えていきます。
オンラインミーティングのツールを使用したコミュニケーションを体験したいという方も参加も歓迎です!皆様のご参加お待ちしております。
開催概要
■ テーマ
「オンラインによるコミュニケーションの変化とアフターコロナについて考える (仮)」
■ 日時
2020年 5月 9日(土) 13:30~15:40(予定)
■ 場所
オンラインミーティング (Zoomによるオンラインミーティングを予定しています)
■ 内容詳細
話題提供「オンラインミーティングによるコミュニケーションの変化について」 (13:30~14:30)
講師:井上奈美子 先生 福岡県立大学 准教授
ご紹介:ご専門は、キャリア論、人的資源管理論、女性活躍推進他多数。日本ビジネス実務学会会員(九州四国ブロック幹事) 、九州経済学会 などに所属。徽音塾においても立ち上げ期の企画に参加。
参加者自己紹介、オンライングループディスカッション (14:40~15:10)
クロージング、まとめ (15:40ごろ終了を予定)
■ 募集人数
12名程度 (先着順になります) 【※5/2ご連絡 参加申し込み多数のため人数を20名まで拡大しました】
■ 参加費
無料 (講師からの無償提供の講座となります)
■ 対象者
徽音塾の過去受講生(修了、未修了を問いません)、徽音塾関係者、徽音塾関係者からのご紹介者
■ 事前に準備いただくもの
・Zoomインストール済みのPCやスマホ、タブレット環境
(PC使用の場合は、カメラ・マイクがあると可です。ない場合は、ヘッドセットなど別途ご準備を推奨します)
・筆記用具、メモ
※Zoomの使い方については事前に別途お申込者に簡単な手順書を送付いたします。アクセスIDやパスワードは開催前までにご連絡いたします。
■ お申込み
・以下「こくちーず」よりお申込みください。なお、Zoomの接続先のID、パスワードもお申込み時にご登録いただいたメールアドレスに送付いたしますので、ご注意ください。
・お申込み時にコメント欄に「職業(業種・職種)などの簡単なプロフィール」の記入をお願いします。講師へ参加者プロフィールとして共有いたします。
・こくちーず申込URL (https://www.kokuchpro.com/event/9a60768a79a993d2611a83bc55dd2603/)
■ ご連絡事項 (2020.5.6 更新)
・現在お申込みいただいている方に5/6(水)に事前のご案内をお申込み時の登録メールアドレス宛に送信しました。メールを受信できていない場合はおて数をおかけいたしますが、田邉までメールにてご連絡ください。
・事前のご案内のPDFにアクセスできないなどもありましたら田邉宛てに連絡ください。添付ファイルにて送付いたします。
■ 主催者、お問合せ先
・徽音塾OG会 田邉 ※連絡先は「about」ページに記載のメールアドレスまでお願いします。
・募集人数を超過した場合、講師と人数調整をしますので、その際も田邉まで前日までにメールにてご連絡ください。
※こちらの情報は2020.5.6時点の開催予定を掲載しております。