2017.4.8 (土)

第7回 勉強会 AIが作る未来を学ぶ

開催レポート

12月以来となってしまいました、単独勉強会。ちゃんと運営せねばですね(*_*) 今回は、某社内の勉強会で学んだ人工知能AIについて、AIって何?から我々の生活がどのように変わっていくのか、脅威なのかという話題を提供しました。

AIってそもそも何なの?

AIは過去何回か私の人生の中にも登場します。一番はじめの出会いはファミコンのゲームでした。ドラクエ4ですが、モンスターと戦う際に主人公たちキャラクターが自動的に戦ってくれるというもので、使えば使うほど勝手に良い戦いをしてくれるという内容でした。しかしながら、自分の意図した戦い方をしてくれず、結局自分で手動でコマンドを入力する羽目になったということはありませんでしょうか・・・。思えば、この時代から個人の生活の中にAIが取り込まれていましたが、あまり役に立たない、人と共存できてない感がありいつの間にかすたれて(?)しまいました。これもちゃんとAIの歴史には残っているようです。

今なぜAIが再来したのか

右の動画は某社(←バレまくり)のロボットとAIを使った事例です。

ブランコをこぐロボットの事例(その1) (YouTubeを表示)

ブランコをこぐロボットの事例(その2) (YouTubeを表示)

AIを付けられたロボットははじめはブランコをこぐのが下手ですが、だんだんとうまくなり、最終的には自分自身の中に蓄積されたデータをもとにもっとも揺れが大きくなるこぎ方に至ります。最終型を見ていただくとわかると思いますが、人間が思いつかない(できない?)ような動きを導き出します。ハードウェア、ソフトウェア、そして人工知能に関する研究の蓄積から、だんだんとAIが人間の行動に近い動きを再現できるようになってきました。

AIはわれわれの生活にとって有効か、脅威か

最近AIが我々の仕事を代替する可能性が出てきたことから、人間の仕事が奪われていくのではないかという不安もあると思います。以前第3回 勉強会で未来の社会を考えるでも話が出てきましたが、 事務系やルーチーンワークは代替しやすい業務と位置づけされています。最近では、社員の採用や、物流倉庫の最適化、人々の買い物の導線の最適化など、今まで人が手動で行っていた作業を、人より結果を出すようなシステム作りの事例も出てきています。 では、AIと人がうまく共存できる社会はどのようなものか。後半はAIの脅威と人間の共存の可能性についてディスカッションを行いました。

メンバーからは、どんどん自分のやっている仕事がAI化されていくのは止められないかもしれないけど、自分たちが困っていることを解決してくれるならAIは歓迎する部分もある。例えば、働き方改革などでおすすめの働き方や 自分自身の行動の見直しにつながるような部分があれば、という意見も出てきました。AIは単に脅威ではなく、それをうまく活用していく方向性を人間が決めていくということになっていくのではないでしょうか。

レポート作成者  徽音塾1期生OG 田邉

開催案内時の記録

徽音塾OG会も1周年を迎えることができました。いつもメンバーのみなさんの参加あってのことです。ありがとうございます!

第7回勉強会はAI(人工知能)でどのような未来を作るのかについてです。IT技術の歴史について 第3回勉強会でお話しした内容の続きになります。人工知能はさまざまなビジネスの場で大きな期待を寄せられています。しかしながら、我々の社会生活においてどのようなインパクトがあるかいまいち分からない部分もたくさんあります。例えば、囲碁将棋のゲームで勝利する人工知能は儲かるビジネスになるのでしょうか? また、我々の仕事がなくなってしまうことがあるのでしょうか。最先端の人工知能のビジネスの現場を紹介いたします。

後半のワークショップでは、人工知能が私たちの仕事の中でどのような影響や効果をもたらすかについて、個人の視点から考えます。特に事前学習は不要ですので、お気軽にご参加ください!

イベント詳細情報

■ 日時

2017年 4月 8日 (土) 13:30~16:30

■ 場所

桜蔭会館 2階会議室(〒112-0012 東京都文京区大塚2-1-6 )

■ 内容

  1. 徽音塾OG会の紹介(13:30~13:40)

  2. AIがもたらす社会的影響とビジネスの可能性について(13:40~15:00)

  3. ワークショップ「AIは、私たちの生活を変えるか」(15:30~16:30)

■ 懇親会

懇親会出席者はfacebookでメッセージをいただくか、以下こくちーず申込時に入力ください。4/6(木)までにお願いします。

■ 定員

15名

■ 参加条件

お茶大講座「徽音塾」受講者、経験者、徽音塾関係者のご紹介

■ 会費

1人 300~500円(会場費2500円を参加者で割り勘です)

■ ご用意いただくもの

筆記用具

お申込み

以下「こくちーず」よりお申込みください。

こくちーず申込URL

※こちらは現在2017.3.26点の開催予定です。