先週の金曜日に今年度最後の「”学び”ライブ授業体験」が開催されました。栄養科学科の授業では、1限目に「スポーツ選手の食・栄養」(小西可奈講師)と題して、2限目には「乳酸菌、ビフィズス菌と体づくり」(石田達也教授)と題して授業が行われました。
1限目の授業では、公認スポーツ栄養士を目指す人だけでなく、部活動等で今も競技を続けている人・今後も続けていく人、あるいはマネージャとして選手をサポートしている人、それぞれの立場から見たスポーツの食と栄養の考え方について、小西可奈講師のこれまでの実践を踏まえて授業が展開されました。また、公認スポーツ栄養士を取得するまでのステップについても詳しく説明があり、資格取得を具体的にイメージしながら授業を聞くことができたのではないでしょうか。
一方、2限目の石田達也教授の授業では、ヨーグルトから連想される「乳酸菌・ビフィズス菌」について、乳酸菌、ビフィズス菌の学問上の分類や菌の特徴、性質など、「菌を知ること」から授業が始まりました。その後、近年では広く知られている私たちの身体への影響や機能性に加えて、乳酸菌、ビフィズス菌の更なる可能性として、石田達也教授が携わっている「乳酸菌と体づくり」に関する研究を紹介しながら、最新の知見に触れる授業となりました。
1限目、2限目を通して50名を超える参加者にご参加いただきました。年度末のお忙しいところ、ご参加いただきありがとうございました。
小西可奈講師による「スポーツ選手の食・栄養」の授業
石田達也教授による「乳酸菌、ビフィズス菌と体づくり」の授業
11月23日に東洋大学白山キャンパスにて、東洋大学国際教員センター主催による英語プレゼンテーションコンテストが開催されました。
本コンテストは学生の英語スキルの向上に加え、学部、学年の垣根を越えて学生同士が切磋琢磨する機会を提供する場として毎年開催されています。10回目の開催となった今年、栄養科学科1年の枡田克磨さんは各学部の予選を突破し、本選では「大学で学んだことを地域社会にどう貢献するか」をテーマに発表され、見事3位入賞を果たしました。
国際化が進む現代において、国内においても外国語によるコミュニケーションの必要性が高まっています。英語をはじめとする外国語のコミュニケーションスキルを学生時代に身に付けることは、国内外を問わず卒業後の進路の選択肢を大きく広げることになるはずです。今回の経験を一つの自信に変えて、さらなる活躍を期待します。
最後に、コンテストを終えた枡田さんの声をお届けします。
『今回、スポーツ栄養を通してスポーツの発展と地域の活性化に貢献したいという内容で発表をしました。この日のために原稿の暗記やパワーポイントのスライドとの連動性やジェスチャーなど、様々な工夫をし、練習してきたのでその全てが3位という結果につながって本当に嬉しかったです。またそれらの工夫を一緒に考え、お昼休みなどの時間を削って常にサポートしてくれたリチャード先生には感謝の気持ちでいっぱいです。この大会は僕にとってとても素晴らしい経験となりました。これからも頑張っていきたいと思います。』
3位入賞を果たした枡田克磨さん
学部・学年の垣根を越えて切磋琢磨した仲間とともに
ご指導いただいた
リチャード先生とともに
9月7日(土)に、赤羽台キャンパスにて「東洋大学キャンパス間合同研究交流会」が開催されました。
今年度の研究交流会は、東洋大学の文理融合型研究プロジェクト「東洋大学重点研究推進プログラム(詳しくはこちら)」の中から4つの研究プログラムが共催となり、前半のシンポジウムでは各研究プログラムに携わる先生方から最新のトピックも交えてご講演いただきました。
また、後半のポスターセッションでは、各キャンパスから総勢90名以上の大学院生・学部4年生が参加し、異分野の先生方と、また同年代の大学院生同士でも活発に議論が行われていました。栄養科学専攻からも14名の大学院生が参加し、博士前期課程2年の大畑優斗さんが優秀演題賞を受賞されました。
分野の異なる研究に触れることは、時に新たな視点を与え、時に思わぬ繋がりに気が付くことがあります。栄養科学専攻の大学院生も、改めて自身の研究活動を振り返るきっかけになったのではないでしょうか。
学内の研究交流会でも多様な分野の研究に触れることができるのは、総合大学の強みかもしれません。
東洋大学重点研究推進プロジェクトのシンポジウムの様子
大学院生同士でも有意義なディスカッションが行われていました
90名以上の大学院生・学部4年生によるポスターセッション
優秀演題賞を受賞した栄養科学専攻の大畑優斗さんのプレゼンテーション
23日(金)に続き、赤羽台キャンパスにて夏のオープンキャンパス2日目が開催されました。
1日目の体験企画は「食品」の視点から栄養科学をアプローチしましたが、2日目の体験企画は私たちの「身体」からアプローチ。「本質に迫れ!栄養科学の力で身体からのシグナルを解読しよう!~健やかな生活をサポートする科学的アプローチ~」のテーマで体験企画が開催されました。
体験企画の教室には、全身の水分量から筋肉、タンパク質、ミネラル、脂肪まで測定できる体成分分析装置「In Body」やヘモグロビンの推定値を簡便に測定できる機器を準備し、参加した方に自身の身体の状態を把握してもらうと同時に、普段の食生活の栄養バランスが分かる「食育SATシステム」も体験していただきました。
そして最後には教員側からこのような問いかけが。
「スーパーやコンビニでも気軽に手に入るビタミン飲料やミネラル飲料。普段の食事で不足している栄養素を補いたい時、それらは有効?どのように考える?」
問いかけに、少し足を止めて、今回の測定結果を見返しながら考える参加者の姿も。自身の身体組成や食生活の栄養バランスをただ知るだけではなく、現状を把握した上で課題を解決する、栄養科学科が実践する科学的なアプローチを体感いただけたのではないかと思います。
さて、その答え合わせはどこで。
体験企画だけではなく、学科説明会、教員相談コーナーにも両日多くの方にご参加いただきました。
夏休みの貴重なお時間に足をお運びいただいたありがとうございました。
オープンキャンパスの様子は学科Instagramにもアップしていますのでそちらも併せてご覧ください!
全身の体組成を測定できる分析装置。普段知ることができない身体の情報を知ることができる貴重な機会です。
中指を機器に挿入してヘモグロビン推定値を測定します。アスリートの貧血チェックにも使用される機器です。
「今日の夕飯に何を食べる?」一食分の食事をイメージしながら食べたいものの食品サンプルをトレーに乗せ、食育SATシステムでその食事の栄養バランスを評価します。「バランス良く選んだつもりでも...」果たして結果は?
最後の問いかけに、教員と熱心にディスカッションする参加者の姿も見られました。
8月23日(金)に赤羽台キャンパスにて夏のオープンキャンパス1日目が開催されました。
栄養科学科の1日目では、昨年もご好評頂いた「ヨーグルトの不思議と工夫」をテーマに、体験企画を行いました。この企画では、ヨーグルトを中心とした身近な食品(牛乳、スポーツドリンクなど)の「pH」をpHメーターで測定していきました。
参加者同士でグループとなり、助手の先生や大学院生の先輩に教わりながら、実験を進めて行きました。実験の終盤では、初対面とは思えないチームワークで、手際よく実験を進めているグループがたくさんみられました。本体験企画を通して、実際に栄養科学科の実験実習で使用する教室や機器や実験器具に触れたことで、本学科での学びを体感いただけたのではないかと思います。
暑い中、本学のオープンキャンパスに足を運んでくださり、ありがとうございました。
初めて使用した機器(マイクロピペット)も上手に使いこなしています
参加者同士が連携して、手際よく実験を進める様子がみられました
今年も沢山の方にご参加いただきました
「東洋フィロソフィア アカデミー/公開講座」の一環として、6月29日に「赤羽台オープン講座」が開催されました。
今回は、栄養科学科の佐藤綾美准教授による「ビタミンC -なぜ摂るべきなのか?-」についてのテーマで授業が行われました。健康に良いと知られるビタミンCは、実際にからだの中でどのような働きをするのかなど、90分間、とことんビタミンCのお話が繰り広げられました。
近隣にお住まいの皆様を含め、多くの方にご参加いただきありがとうございました。
本年度も栄養科学科と健康スポーツ科学科が合同となり、新入生歓迎イベントが開催されました。スポGOMIとは、従来のゴミ拾いに「スポーツ」のエッセンスを加えた日本発祥の全く新しいスポーツです。予め定められたエリアで制限時間内にゴミを拾い、その量と種類によって決まったポイントで勝敗を決めます。
この日は、なんと、、、総重量133kgものゴミが回収されました!本イベントは、「スポーツ」という概念が広がる良い機会になったのではないでしょうか。競技を通して生まれたチームごとの交流が、これからの学生生活を充実させる糧になればと思います。
競技エリアと普段の町の様子から入念な作戦会議が行われました。
いよいよ競技開始!皆さん気合十分です。
タバコの吸い殻など、小さなゴミも見逃しません!
植え込みの中も徹底的に!
本イベントの合言葉!
1チーム8名、全44チームの総勢300名以上の学生が赤羽台キャンパス周辺の市街地を舞台に競い合いました。
日本武道館にて東洋大学の入学式が行われた本日、午後には赤羽台キャンパスにて栄養科学科の「新入生保証人説明会」が開催されました。
1時間という短い時間でしたが、栄養科学科の教員紹介、栄養科学科の特色とカリキュラムの紹介、そして赤羽台キャンパスHELSPO HUB-3の施設見学を実施致しました。
年度始めのお忙しいところ、ご参加いただきありがとうございました。
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