東洋大学では、毎年、学生の英語スキル向上と学部・学年を越えた学生同士が切磋琢磨する機会を提供するために、国際教育センター主催による英語スピーチ・プレゼンテーションコンテストを実施しています。
10回目となる今年度は、大学での学びを社会での実践へ繋ぐため「英語プレゼンテーションコンテスト」(大学生の部)として、2024年11月23日(土)に白山キャンパス125記念ホールで実施しました。また、昨年度から新たに始まった東洋大学附属高校生による英語スピーチコンテストも同時開催し、東洋大学附属京北高等学校、牛久高等学校、姫路高等学校から計5名が出場しました。
コンテストは会場での観覧の他、Zoomでの配信も行いました。対面、オンライン両方での観覧を行った結果、多くの方に学生の成果を見て頂く機会となりました。
大学の部には出場希望者59名からエントリーがあり、その中から予選を勝ち抜いた9学部9名が本選出場となりました。大学の部のテーマは、職場や学校におけるAI、国連のSDGs、健全なワーク・ライフ・バランスの維持など、この1年で大きな話題となった多くの問題に関連しています。それぞれが自分の意見をプレゼンテーションという形で表現しました。スクリーン上にパワーポイント資料があることで、見ている観客の理解がより深まり、発表もスムーズに行われました。
高校の部には、各高校から5名が出場しました。高校の部のテーマは、「 現代の日本に直面する課題は何ですか?その問題を説明し、日本の歴史から着想を得た解決策を提案してください」であり、高校生がそれぞれ考える日本が直面している課題とその解決方を力強い意見を訴え、見ごたえのある発表となりました。
コンテストという特殊な環境にあって、緊張しながらも堂々と発表する学生、生徒たちからは、各自が練習を重ね、自身の研究や経験に基づいた意見を英語でのスピーチ・プレゼンテーションに仕上げたことがよく分かるコンテストとなりました。中には会場で観覧している観客と一体となって展開する発表もあり、毎年スピーチ/プレゼンの方法が多様化し、見ごたえのある発表に仕上がっていることが分かりました。
また、当日は発表者の大学生と高校生、観客として来場した学生たちとの交流イベントを実施し、テーマに関する学びを深める機会となりました。
関係企業の皆さまにもご協力いただき、たくさんの協賛品をご提供頂きました。本イベント実現に向けて、様々な形でご支援頂きました協賛企業・団体の皆様に改めて御礼を申し上げます。
ぜひ次年度の開催を楽しみにしていてください。
❖コンテスト概要❖
日時:2024年11月23日(土)13:00~16:30
実施場所:東洋大学白山キャンパス8号館7階125記念ホール(オンライン同時配信)
当日のスケジュール
(姫路高校からの出場者が、当日の新幹線遅延により到着が遅れたため、スケジュールを一部変更して実施しました)
13:00 開会宣言:司会
13:00 来賓挨拶:学校法人 東洋大学 総長 福川 伸次
13:20 コンテスト開始(大学生の部)
14:25 休憩
14:40 コンテスト開始(高校生の部)
15:20 コンテスト参加者(高校生&大学生)交流イベント
16:00 表彰 高校の部1~2位、観客賞、大学の部1~3位、観客賞:
16:15 講評:水松 巳奈(東洋大学国際教育センター講師)
小早川 裕子 (東洋大学国際教育センター副センター長)
Andy Hockersmith(Exchange Program Coordinator)
16:20 来賓挨拶:三井住友銀行 下村 康生 様
16:25 閉会の挨拶: Steven Green(東洋大学国際教育センター副センター長)
❖受賞者(大学生の部)❖
1位:ハンティ イェン(経営学部 経営学科 4年)テーマ③
学習意欲を維持するための習慣や心構え
2位:筒井 茜音(国際観光学部 国際観光学科1年)テーマ④
地域社会への貢献
3位:枡田 克磨(健康スポーツ科学部栄養科学科 1年 ) テーマ④
地域社会への貢献
観客賞:筒井 茜音(国際観光学部 国際観光学科1年)テーマ④
❖受賞者(高校生の部)❖
1位: 野神 真愛(姫路高校)
The challenges of earthquakes in Japan
2位:牧 杏奈(姫路高校)
One of the major problems facing modern societies: declining birth rates
観客賞:牧 杏奈(姫路高校)
❖決勝出場者-大学の部(受賞者を除く、発表順)❖
田代 匠(文学部 国際文化コミュニケーション学科1年)テーマ①
菅原 創良(経済学部 経済学科2年)テーマ③
清水 彩常起(法学部 企業法学科4年)テーマ⑤
和田 優芽(国際学部 国際地域学科1年)テーマ①
チン ゲンイ(福祉社会デザイン学部 社会福祉学科1年)テーマ③
内川拓人(生命科学部 生体医工学科1年)テーマ②
❖決勝出場者-高校の部(受賞者を除く、発表順)❖
高橋 翔大(京北高校2年)テーマ:Overworked students and workers
高島 伊吹(牛久高校2年)テーマ:Decline of local governments due to population leaks and aging society
岸 翔太 (牛久高校2年)テーマ: Japanese English Education
❖高大連携イベントの様子❖
本学に留学している学生を中心に、高校生、大学生の出場者と観覧者が交流するイベントを実施しました。
❖司会❖
渡邉 美音(国際学部国際地域学科4年)
棟本 詞葉(国際学部国際地域学科3年)
❖コンテスト・オーガナイザー❖
Steven Green(東洋大学国際教育センター副センター長)
❖審査員❖
水松 巳奈(東洋大学国際教育センター講師)
小早川 裕子 (東洋大学国際教育センター副センター長)
Andy Hockersmith(Exchange Program Coordinator)
❖観覧者募集ポスター❖