授業研究
研究授業(公開授業)
授業研究
ICTを活用した授業実践と授業研究
No1:『Jamboad』を活用したグループ学習
≪理科≫4年:天気と気温 指導者:佐渡山 安尚
Ksfoot!(カフート)を活用する
クイズ形式で既習事項を確認。子どもたちは、楽しみながら問題を解いていきます。
学習に向かう態度を引き出す
解答を待つ間も、ドキドキワクワクしながら、自分の答えが正しいか待っています。
対話的な学びを仕組む
グループ課題について、Jamboardを活用して考えを共有し合うことで、考えを比較したり、統合したりしながら、仲間の考えを共有します。
個々の学びを支援・評価する
期間指導にて、個々の学びを見取り、支援したり、授業に生かす考えを把握し、評価につなげます。
グループで考えたことを全体で共有
電子黒板を活用して、グループで話し合った考えを共有します。自分たちグループと比較しながら、考えを見直します。
Formsを活用して学びをふりかえる
授業で学んだことを確認するミニテスト、自分の学びへの自己評価、ふりかえり記述を行います。
No2:1年2組 と 2年2組の『ICTを活用した交流学習』
≪生活科≫1年:あきまつりをしよう 指導者:照屋 大洲
≪生活科≫2年:おもちゃをつくろう 指導者:松下 大地
1年生:2年生のおもちゃで遊ぼう
1年生は、学習のねらいと今日の活動の流れをしっかり確認してから活動スタートです。
2年生:1年生に遊び方を教えよう
2年生は、めあて、学習の流れに加え、1年生に説明するときのポイントを確認しました。
教えてもらい遊ぶ
2年生の遊び方を聞いてやってみる1年生。2年生は優しく見守っていました。「こんなかな?」「何回かやるといいよ」優しい言葉がいっぱい飛び交いました。
遊びを教える
2年生の様子。タブレットPCに向かって、画面越しの1年生の活動の様子を見てアドバイス。グループで協力して活動する様子が見られました。
タブレットの効果的な活用
離れていたり、集まれなかったりした場合でも、ICTを効果的に活用することで、交流活動(つながる)ができました。
教師の支援
活動の様子を巡回しながら、困っているグループに声をかけ、解決へ向けての支援を行います。
ふりかえりの交流
Meetを使って、1年生と2年生がふりかえりの交流を行いました。活動の中で、気づいたことや学んだことを画面の向こうの相手にしっかり伝えていました。
研究授業からの学びを共有
「学び」を広げ・深める授業づくりのテーマで、研究授業から見えた成果と課題を共有しました。そこから見えてきたことを生かして、授業実践につなげています。
No3:ICTを活用した『ふりかえり』の工夫
≪学活≫1年:『にこにこあきまつりをしよう』 指導者:知念道代
学級目標を意識した活動に
秋まつりを通して、学級目標に掲げる目指す姿に近づくように、一つ一つの言葉についてしっかり考えさせまています。本実践では、「なかよし」「たすけあい」「えがお」を目指して話合いをスタート。
学級目標の唱和
オープニングでは、学級目標を確認し、目指す姿を確認します。みんなの目標を大切にし、活動づくりもつなげて考えます。
課題を捉える(ICTの活用)
クラスみんなの思いをアンケートで把握し、その結果から見えた課題を、クラスの課題として確認します。ICTを活用して、グラフで可視化しています。
自分の思いをみんなに伝える
よりよい活動にするために、提案理由に込められた思い(なかよく、たすけあう、えがお)を意識して、自分の考えを発表します。
意見の整理の仕方を教える
意見のまとめ方で困ったことがあれば、教師が支援をします。本授業では、「意見を統合する」考え方をみんなに気づかせました。(チケットをつくる、とチケット売り場の意見を合わせました)
司会グループへの支援
司会グループへも話合いの進行や板書の仕方などを支援します。本授業では、みんながなかよくなる工夫について、出た意見を「クラスのみんな」「幼稚園生」の視点で整理しました。
Jamboardを活用したふりかえり
学級会の終わりには、話合い活動をふりかえり、新しい気づきや自分や仲間の成長につてふりかえります。その際、Jamboardで作成したワークシートを活用して考えを可視化させました。
学級会で決まったこと(板書)
1年1組さんみんなで考えた「あきまつり」の計画。折り合いをつけながら、合意形成を図ることができました。幼稚園生をおまねきした「あきまつり」へむけて準備していきます。
No4:ICTを活用した『ふりかえり』の工夫
≪算数≫2年:『かけ算⑶計算のくふう』 指導者:大城陽子
課題の提示
電子黒板を活用し、今日の学習課題を提示します。子どもたちが興味関心を引き出すような「しかけ」を工夫します。
課題解決(思考の時間)
Jamboardを活用し、思考を可視化させます。まとまりをつくって、かけ算の式に表していきます。子どもたちは、様々な考え方で表現していました。
考えの共有(解釈する)
考えたことをみんなの前で発表し、共有します。うまく話せないときは、仲間が助けてくれます。また、教師の問い返しによる解釈を行うことで、考え方について理解を深めていきました。
児童の考え
子どもたちから出た考え。「ひくの術」に関しては、机間指導の際に、考えが表出されなかったことを確認し、授業展開を考えます。(事前に手立てを講じておきます)
異なる考え方を見せる
表出されなかった「ひくの術」の考え方が「見える」ように、補助教材(欠けた部分:灰色)を使って提示されている学習課題の上に重ねて置きます。子どもたちからは、「あー」の声が起こります。
板書で思考を整理する
課題解決に向け、みんなの考えが見えるように板書も工夫します。本授業では、「へんしんのじゅつ」「たし算のじゅつ」「ひき算のじゅつ」の考え方を可視化し、考え方をまとめました。
ふりかえり(Formsの活用)
Formsを活用した学習のまとめ・ふりかえり。子どもたちは、「まとまりをつくる」のキーワードを使って、学習のまとめを行っていました。また、自己評価もアンケート式で簡潔に行いました。
ふりかえりの共有
まとめたこと、ふりかえったことをみんなに発表します。発表できなかった子に関しては、Formsをデータ提出させることで、授業終了後に子どもたちの学習状況について確認し、評価につなげます。
その他:ICTを活用した授業づくり
≪全教科対象≫ 全学級 ~ 1人1授業 ~
6の2 算数「立体の体積」 石原 愛巳
自分の考えを仲間と比べ合って、考えを深めていきます。
5の2 算数「分数の計算」 新垣 秀征
3の1 国語「山小屋で三日間すごすなら」比屋根 直子
思考ツールを使って、グループの考えを整理しました。
5の1 道徳「手品師」 安佐伊 南
Formsを活用し、クラスの思いグラフに可視化して授業に生かす
チャレンジ3 図画工作「はっけん、あたらしいなかま」 島袋 梓
6の2 道徳「ロレンゾの手紙」 石原 愛巳
3の2 算数「2けたをかけるかけ算」 池根 綾乃
2の2 学級活動「お楽しみ会の計画を立てよう」松下 大地
4の1 算数「いろいろな四角形」 兼島 善美
6の1 算数「対称」 名渡山 佑
チャレンジ1 自立活動「イライラよ、さようなら」
藏本 雄也
5の1 英語「オリジナルメニューをつくろう」
上江洲 渉子
チャレンジ5 自立活動「イライラよ、さようなら」
冨原 美奈子
チャレンジ4 自立活動「イライラよ、さようなら」
中桐 美波