大阪府歯科保険医協会は1971年(昭和46年)、歯科開業医100人が協会の前身である「歯科保険医の会」を発足させました。①歯科保険医の生活と権利を守る②保険医療の充実・改善を通じて国民医療を守る――ことを目的に、自主的な活動を展開し、現在では会員数4200人を超える組織に成長しました。
保険医協会は全都道府県にあります。全国組織として全国保険医団体連合会(保団連)をつくり、医科・歯科あわせて10万7千人を超える会員を組織しています。大阪では、医師を対象にした保険医協会もあり、医科・歯科あわせて1万人超が保険医協会に加入しています。
保険医協会は、医療保険制度や診療報酬の改善運動に取り組んでいます。また、歯科開業医・勤務医の診療と経営、生活を守るよきパートナーとして、
①審査・指導、保険請求でのご相談、診療内容向上のための施設基準研修会・臨床講習会の開催
②経営や税務、雇用に関するご相談や講習会の開催
③病気や老後の不安に応える共済事業
――などを柱として多彩な世話役活動をしています。
診療報酬改定や制度改定の際には説明会を開催し、最新の情報をいち早く会員にお知らせしています。保険請求の算定方法、返戻・減点に対する対応、公費負担医療の扱いなどの疑問に随時電話でご相談を受け付けています。
新規開業の先生には、個別指導対策講習会を随時開催し、個別相談にも応じています。
大阪府歯科保険医協会会員数の推移