ISDAKはDiversity(多様性)の尊重とSafer Space(より精神的に安全な住環境)の創出を実現するため、Diversity and Safer Space推進班(DS班)という専門のスタッフチームを設置しています。これまで、多様性の尊重やハラスメントについて学ぶイベントやスタッフ研修を行ってきました。ハラスメントや暴力にあったときは、DS班やRA・CAを通じて、専門的なサポートが受けられる専門機関や大学の相談窓口を紹介することができます。困ったことがあれば、RA・CAにも気軽に相談してみてください。わたしたちはあなたの味方です。
いかなるヘイトスピーチ・差別・ハラスメントもISDAKでは許されません。
時には他人を無意識のうちに傷つけてしまうこともあります。(マイクロ・アグレッション)
誤って他人を傷つけてしまうことは誰にでもあります。傷つけたという事実を認め、素直に謝罪する努力をしましょう。
レイシャル・ハラスメントおよび人種差別
例:エスニシティ・民族に基づいたステレオタイプ、国籍や出身の開示の強制、Nワード・「チョン」・「支那」など差別用語の使用
ジェンダー・ハラスメントおよび性差別
例:「女/男は~」「女/男らしく~」「女/男のくせに~」などの性規範
SOGI(性的指向・性自認)ハラスメントおよびLGBTQ+差別
例:異性愛中心主義(「彼氏/彼女」を前提に話すなど)、ミス・ジェンダリング(間違ったジェンダー・プロナウンで呼ぶ)、アウティング(誰かのSOGIや秘密を同意なく口外する)、「おかま」「ホモ」など差別用語の使用
セクシュアル・ハラスメントおよび性暴力
例:同意のない性的言動、性的な経験について話させる
宗教差別
例:宗教にかんするステレオタイプ
アルコール・ハラスメント
例:飲みゲームなどでの飲酒の強要
(出典:ちゃぶ台返し女子アクション「セクシュアル・コンセント(性的同意)ハンドブック」)
「同意」のない、あらゆる性的言動は性暴力です。
性的同意における大切な3つのこと
1. Noと言える環境が整っていること(非強制性)
2. 社会的地位や力関係に左右されない対等な関係であること(対等性)
3. 一つの行為への同意は他の行為への同意を意味しない(非継続性)
例:部屋に行ったからといって「同意」しているとは限らない!
お酒で判断力が著しく鈍っている場合は「同意」できない!
そのときはYesといっても、あとで嫌になることもある!(嫌になってもいい)!
性暴力は、ジェンダー、性的指向、エスニシティや年齢など、あらゆる社会的アイデンティティにかかわらず誰にでも起こりえます。また、近しい間柄においても、「同意」がない場合は性暴力になります(デートDV)
あなたが暴力の場に居合わせたときにできること:3つのD
Direct(直接介入) 例:いやがっている人をしつこく誘う人に「やめなよ」という
Distract(気をそらす)例:飲み物をたおして、注意をそらす
Delegate(委任する) 例:スタッフや友達に相談する
一橋大学ハラスメント防止ガイドライン
国立市女性と男性及び多様な性の平等参画を推進する条例
国立市人権を尊重し多様性を認め合う平和なまちづくり基本条例
東京都オリンピック憲章にうたわれる人権尊重の理念の実現を目指す条例
ヘイトスピーチ対策法
男女共同参画社会基本法
障害者差別解消法
☆ ダイバーシティ・セーファースペースの問題は、誰もが加害者や被害者になりえます。当事者意識を持って考えましょう。