1F 正藍染 東北大学学章

縫製(型染め等指導)
株式会社永勘染工場

仙台市若林区南染師町は、藩政時代から染師が働く職人の町です。

七郷堀が流れる町内には、江戸時代に京都からお迎えした愛染明王様が鎮座し、「藍染=愛染」のご加護にあずかれるよう、信仰が集められてきました。

永勘染工場は、染め製品の製造販売業として明治20年に創業。現在は5代目となる永野仁輝さんが継いでいらっしゃいます。

商いの主力は、名入れなどのオーダーメイド製品。お店の暖簾やお祭等で着用する半纏や法被、神社ののぼり旗や幕等で、全国から注文が可能な通信販売も行っています。

今回の正藍冷染作品のプロジェクトで、永勘染工場さんに藍染めした布を旗として完成させるための、「縫製」をお願いしました。

しかし、2m×2mの大きな旗、しかもオリジナルのデザイン。いざ、必要なモノを自分たちで揃えようと調べていくと、疑問だらけになってしまいます。

布は何が適しているのか?型紙の設計は?型染めに必要な道具は?