生活文化研究フォーラム佐渡

私たちは2009年から新潟県佐渡島をフィールドに、廃校・写真・アート・文化運動・宮本常一・観光開発・フィールドワーク教育・祭礼などに関するアクションリサーチや大学教育を、複数研究者の共同で実施してきました。

生活文化研究フォーラム佐渡はこれらの地域連携的な研究プロジェクトの活動名称です。当初は「廃校プロジェクト」という名称でスタートし、廃校の再利用を通じたコミュニティデザインに関する研究を行っていましたが、現在ではそれに限定されない幅広い活動を行っています。

本プロジェクトの特色は、以下の三点にまとめることができます。

  1. 佐渡という一つのフィールドにおいて研究・実践を継続することで、人間関係や知見の積み重ねながら、その文脈において新たな課題に取り組むこと。

  2. アウトプット(成果の出し方)の多様化、つまり論文や報告書の執筆みならずイベントや展示などを開催することで、研究や教育の成果を広くフィールドに還元すること。

  3. 学生や地域の人々、旅行者、たまたま出会った人など多様な属性の人をプロジェクトに巻き込みながら議論を重ね、新たな創造性、面白いアイディアをその場その場で生み出していくこと。

執筆した報告書等については刊行物をご覧下さい。一部はダウンロード可能です。