ドイツ日記2023.10

普通のドイツ

1週間ほどドイツに滞在し、今は業務の全て終え、ハンブルク空港のラウンジにてフランクフルト空港への搭乗を待っているところです。

今回は環境行動の国際比較研究の一環で、ドイツのハレ大学とハンブルク医療大学の計4つのクラスで説得納得ゲームを実施しました。2020-21年の塾派遣留学でのハンブルク滞在では、対面でのゲームを行うどころか、ロックダウンの厳しい規制があり、思うように活動できずにおりました。ドイツの大学の学生さんたちが、とてもアクティブにゲームに参加してくれて、そのパワーに圧倒されました。

今回の2年ぶりのドイツ訪問で強く感じたのは、本当に「普通のドイツ」だった、ということです。あるところでコロナ禍での滞在の思い出話をしたら、「そんなこともあったね」と、すっかり過去のこととなっていることに勇気づけられる思いもありました。

フランクフルトからドイツ鉄道でハレ、ハノーファー、ハンブルクと、短期間ではありましたが、ドイツ中部から北部まで旅することができました。いずれも私にとって関わりの深いこの3都市です。

ハレは2004-05年の在外研究で3週間滞在して以来今回が8回目の訪問でした。ハノーファーはわずかな時間でしたが化学が専門のフランツ・レンツ教授と研究打ち合わせを行いました(ハノーファー大学も先の留学で受け入れていただいておりました)。ハンブルクは、まさに生活していたところで、本当に感慨深いものがありました。ハーフェンにあるハンブルク医療大学をはじめ、帰国から2年経った今の様子を見てまわりもしました。

今回の滞在では、ハレ大学のグンドラ・ヒューブナーさん、奈良女子大学の安藤香織さんに大変お世話になりました。この場を借りて、深く御礼申し上げます。

(2023.10.28, Facebook投稿記事を抜粋)