ドイツ日記2021-04~09

あらためて、ドイツの記憶

帰国して2か月が経ちました。2週間の隔離を経て10月より本務に復帰し、秋学期の講義も折り返しを迎えようとしています。ブランクを埋めるべく、コロナ前とは異なる様式に少しずつ適応しながら生活しています。COVID-19の新規感染者、日本ではこのところ極めて少ない状況が続き、引き続き警戒は必要ですが、日本語が通じる日本の社会において、安心して暮らせることを幸せに思います。その一方、このところドイツでの生活を思い出すと強い不安に駆られ、楽しかった出来事さえ、その当時に抱えていた緊張や不安が呼び起されることもあります。ドイツにいたことは遥か彼方のことのようにも思えますが、それでも最近のドイツの状況はたいへん気になります。ここにきて、私がドイツで生活していた頃にはなかったような新規感染者が出ていて、3Gルールから2Gルール(ワクチン接種または完治が証明できる人には制限が解除される仕組み)が導入されるようになってきているとのことです。自分はワクチン接種がドイツでできたからよかったものの、もしもう一つの立場だったらと思うとつらい気持ちになります。クリスマスマーケットが今年も中止されるといったニュースは、とても残念な気持ちがしてなりません。もし自分がドイツにいたら、という想像がすぐに働いてしまうのです。ドイツでの生活は本当に色々な意味で貴重な経験でしたが、今感じていることもその延長なのだと思っています。

2021.11.18

帰国

塾派遣留学から、9月15日(水)に無事帰国することができました。日本入国翌日から14日間、隔離が必要となり、秋学期からの対面の講義担当等に対応するため、予定より2週間早く帰国を計画しました。

9月12日(日)午後にハンブルク市庁舎近くの検査機関でPCR検査、9月13日(日)に日本帰国用の陰性証明書を同検査機関に発行してもらいに出かけ、同日午後、ドイツの自宅を退去、タクシーでハンブルク空港前のホテルに移動して前泊。9月14日(火)早朝、ハンブルク空港でチェックイン、東京までと告げるとすかさず日本入国専用の検査証明書の確認。経由地のフランクフルト空港でも同検査証明書の確認があり、13時頃羽田行きに搭乗、9月15日(水)の午前7時過ぎ、予定より1時間近く早く搭乗機は羽田空港に到着しました。到着後の検疫でも、家族全員、陰性となり、無事入国できました。搭乗機が到着してから入国まで2時間ほどで、予想していたよりも検疫の手続きはスムーズで、空港からはハイヤーで帰宅しました。

到着翌日から起算して14日間の自己隔離で、毎日、入国者健康確認センターから現在位置確認やら自宅内の背景と一緒に自身の画像を送信したり、ビデオ通話や健康報告など、スマホの通知がいつくるかと気の抜けない生活を送っております。ネットスーパーなどの活用で自宅から一歩も出ることなく生活できています。日本でまだ感染リスクが高い状況にあることも含め、この2週間は疲れをとりながら少しずつリハビリをして、日本社会に再適応するための準備期間として意義あるものにできたらと思っています。

帰国前は準備で慌ただしく、また一歩間違えば帰国ができなくなる不安と緊張感の中、日記の掲載をしないままでしたが、留学前から現在までの「ドイツの記憶」として、適宜、日記として補完・掲載していくつもりです。

2021.9.20

デジタル接種証明

2回目のワクチン接種から2週間が経ちました。接種時にもらった紙の証明書にあるQRコードをアプリで読み込んでデジタル接種証明をスマホに登録。ワクチンの予約の目途も立たなかった頃を思いかえすと、よくここまでやってくることができたと思います。

8月も下旬となり、日の入りは午後8時20分まで早くなりました。このところ雨が続いて寒い日が続いていますが、今日の夕方は晴れて午後9時でもかろうじて明るい、一方で日の出は6時20分で朝は暗くなったと感じる、そんな今日この頃です

2021.8.27

ドイツの記憶

帰国の準備が慌ただしくなってきました。いろんな思いがありますけれども、本当にこの地に来ることができて良かった。そう思うほかありません。昨年の今頃は、ドイツにいけるのかどうなのか、ただ不安の中で暮らしていました。この間、ずっと不安とつきあいながら、しかしだからこそ、時に心から嬉しいと感じることも経験できたのだと思います。

2021.8.23

3Gルール

2回目のワクチン接種を終えました。翌日には37度程度の微熱でゆったり過ごし、翌々日には持ち直しました。当初は予約がいつになったらとれるようになるのかなど不安もありましたが、何とかなって今はほっとしています。ドイツでは現在のところ2回接種は約53%とのことです。

この10カ月、なかなか出かけられない日々を過ごしてきました。とりわけ屋内の施設の利用に際して何かと陰性証明が必要というのは、市民に対する検査が無料で何度でも受けられるようになっているとはいえ、それは行動への負担となります。ロックダウンの最中にドイツにやってきて閉じこもりの生活を送ってきた身としては、社会の接点としての検査を受けにいくこと自体がまさにハードルとなるのです。ワクチンの予約をとることも同様でした。

先日、ドイツでは3Gルールがアナウンスされました。geimpft(ワクチン接種済), genesen(感染快復済), getestet(検査済)の頭文字です。ワクチンや検査を奨励し、社会を開いていくというルールは、それらにアクセスが難しい立場にとっては上述の如く何とも言えない思いもあります。しかし、目指す社会のビジョンを定め、それに向けてのルールをつくり、その運用により社会をまわしていくという状況にプレーヤとして身を置けたことは、本当に良かったと滞在終盤に改めて思った次第です。

2021.8.15

ドイツ鉄道のストライキ

滞在も残りわずか、せめてもの思いで10か月目にして初の観光、ブレーメンへ。ところが、ドイツ鉄道のストライキがちょうど始まり、ハンブルク中央駅から予約していたICEが運休に。安全を求めて混雑を避けるべく座席の予約をしたのですが、計画変更、切符を買い直して乗車した地域快速は幸い大変空いており、1時間半ほどでブレーメン中央駅に到着、3時間ほどの滞在、帰りは予約していたICが予定通り運行されて終着のアルトナまで。最寄り駅からのSバーンも間引かれたり、帰りの列車の心配もありましたが、情報収集しつつ何とか日帰りで行ってくることができました。

ブレーメンは先述した2003年1月にコペンハーゲンからミュンスターまでの移動の際に途中下車して3時間ほど滞在したことがあって以来。その時は、暗くて寒くて雨が降っていた様子が記憶に残っているところでしたが、18年半ぶりに訪れてみると、市役所のあるマルクト広場に重厚さを感じたり、細い路地を往き来したりと、ヨーロッパらしい趣を本当に久々に感じました。観光地らしくそれなりの人出に用心もしましたが、中央駅と中心地との間にある風車のある庭園の公園が対照的に心地よいものでもありました。

2021.8.11

ドイツらしさ

今回、ハノーファーに出かけてみて、ドイツらしい大都市だなぁという印象をもちました。普段、ドイツ2番目の大都市ハンブルクの近郊の住宅街で暮らしていますが、ハンブルクの中心部に出かけても、何か自分の感覚としての「ドイツらしさ」と少し違うように思えていたのです。先月、グンドラさんに「普通のドイツの生活」を案内してもらったハンブルクのアルトナ・オッテセン地区はデンマークであったこともあるところです。そして、今住んでいるシュレスヴィヒ-ホルシュタイン州もデンマークと隣り合い、デンマーク語が公用語の1つでもあります。

2005年に9カ月暮らしたノルトライン-ヴェストファーレン州のボーフムだとか、何度も訪れたバイエルン州のミュンヘンだとか、長期で滞在したことのあるザクセン-アンハルト州のハレだとか、そうしたところでそれぞれのドイツらしさがありましたが、バルト海と北海に面してユトランド半島のつけ根にあるこの地SH州は、自然に目を向ければ山が全くない低地の地形や雨ばかりの気候、食べ物や建物などの文化など、ドイツであり北欧であるのだなという感じもしています。

ハンブルクは2003年に参加型会議の調査でコペンハーゲンからミュンスターへ移動する途中で立ち寄ったのが初めてでした。コペンハーゲンを朝8時前に列車で出発すると、列車ごとフェリーに格納されてバルト海をわたり、ハンブルク中央駅に12時過ぎに到着、1月の寒い中で3時間くらい中心部を散策したものでした。以降、2005年6月にボーフム大学の同僚と訪ねた時2014年11月に調査で訪れ留学中の同僚を訪ねた、2018年にMSHで説得納得ゲームの実験をした時、そして2019年3月に今回の留学の準備も兼ねて調査で訪れた時。そうした過去の写真をこの度ざっと振り返り、過去のハンブルクの経験が相互に繋がり、今この地にかかわっている出来事として思い起こされました。

コロナでなければ、ドイツ国内はじめ、デンマークでもスウェーデンでもすぐに出かけられたのだなぁと、そんなことを思っても仕方ないし、今の状況も十分に受け入れています。せめて、このハンブルクを残り僅かの時間でできる限り味わえたらと思います。

2021.8.10

はじめての旅

ハノーファー大学での講演にあわせ、ハノーファーへは家族で出かけました。それは今回の滞在において、初めてドイツ鉄道でICE乗車し、そして宿泊を伴う遠出でした。いつもお世話になっているハノーファーの友人家族、そしてブラウンシュバイクからのご一家とともに、屋外のガーデンで夕食をとったり、動物のいる公園で遊んだり、本当にドイツらしく過ごすことができました。

ご一緒させていただいたハノーファー大学のレンツ教授とは、こうしたゆったりとした時間の中で今後の研究にかかわることについて話をしました。これこそ現地で対面することの意義だと思いました。

宿泊施設の利用に陰性証明が求められたり、屋内での食事をする際に名前と連絡先の記録が求められたりと、徐々に緩和されてきているとはいえ、そうしたルールに従うことは出かける際の心理的なストレスにもなります。列車(ICE)の乗車においても、人々の社会的距離を保つために座席が間引かれていて、直前での予約で満席に近く大変でした。一方で、ルールが決められていることで感染のリスクも小さくなると思えば理解できることでもあります。


2021.8.5

ハノーファー大学で講演

訪問研究員をつとめるハノーファー大学(Leibniz Univrsität Hannover)で、「ゲームによる経験学習:日独比較」(Experiential Learning through Games: A Comparison of Germany and Japan)と題して講演を行う機会を得ました。対面での講演は屋外での10名以下、参加者は全員連絡先を記名する登録制という、感染対策に関する非常に厳しい規制のもとでしたが、最大限の参加者を得て、また屋外での清々しい雰囲気で行えたのは本当に気持ちのよい経験となりました。60分という短い時間ではありましたが、説得納得ゲームのデモンストレーション、そしてハノーファー大学のF.Renz教授と共同制作中の「化学反応ゲーム」の最初の実演を行うことができました。少人数でゲームを行うにもちょうどよい規模でしたし、個々の皆さんの意見を伺うこともできました。むしろ、このような状況であったからこそ実現できた屋外での素晴らしい機会を得て、本当に感無量でした。

2021.8.4

MSHのWebサイトに

先日のMSHの会議の際に大学の広報からインタビューを受けておりました。それがこの度、Webサイトに掲載されました。

MSH Webサイト記事

2021.8.3

ICP2020+

国際心理学会ICP2020+が始まりました。初日の朝8時!からのポスターセッションで”Learning consensus building in conflicting situations using gaming simulation" と題して発表しました。大沼先生、広瀬先生との連名発表です。

オンラインでのポスター発表というのは初めての経験で、ポスターや資料等は事前にアップロードしておいて、発表時間の5分前に「入室」すると、そこはその時間帯の発表者が一同に会していて、チェアからブレイクアウトルームに移動するように指示がありました。発表時間は8時から8時半までの30分間。最初はどう進めていいのか戸惑いましたが、何人かの方に訪れていただき、研究の紹介、質疑応答などしていると30分はあっという間に過ぎました。今回の研究発表は、先にJASAGに掲載された論文合意形成ゲーム「市民プロフィール」の開発:ドイツ・ノイス市の都市政策の社会調査事例からの続編で、事例の内容やゲームのルールなどをオンラインでのポスター発表で行うことの難しさも感じました。それでも訪れて下さった方々との直接のやりとりは楽しいひと時でした。

この国際会議は当初、2020年7月にチェコのプラハで開催予定だったもので、COVID-19のパンデミックにより1年の延期となっていました。発表概要を登録したのが2019年12月初旬、ドイツ渡航にあわせ、ここハンブルクからチェコまで出かける予定でした。私の滞在期間も概ね半年延期となり、パンデミックが終息すれば、改めてプラハに行けただろうとも思っていました。今年の春先には、プラハでのオンサイトとオンラインとのハイブリッド開催が案内され、どちらで参加登録するか選べるようになっていました。その頃はちょうどドイツではイースターをピークとする第三波にあり、7月に隣国チェコに行くのも大変なことだと思い、オンラインで申し込んでいました。

それが6月11日頃、完全にオンライン開催となったとの連絡があり、やむなくオンラインで申し込んだ身としては溜飲が下がる思いでした。6月21日にチェコは日本における変異株の流行国から解除、ドイツとチェコの国境もオープンになったとの朗報もありました。それから1か月、UEFA EURO2020も開催され、欧州内で往き来できるようになり、ドイツでも規制緩和が進んできてはいます。ちょうどイギリスの規制が本日(7月19日)解除されましたが、ドイツではまだまだ多くの場面で規制があります。

自宅で日常生活を送りながらの国際学会の参加というのは、ちょっと不思議な感覚もあります。そうした中の朝8時というのは慌ただしい中での発表ではありましたが、チェコとドイツとでは時差がないのはありがたいことです。

2021.7.19

アルトナ

グンドラさんご自身、ハンブルクにいらっしゃるのは昨年の10月以来で、今回は3日間の滞在とのことでしたが、そんな中、私たち家族にハンブルク・アルトナの「普通の生活」を案内して下さいました。

観光地でも何でもない、そこで暮らす人たちの空間でリラックスした時間を過ごすことができました。家族でお目にかかるのは2013年に横浜の自宅にグンドラさんをお招きして以来のことでしたが、8年の歳月を感じさせないものがありました。

滞在先をハンブルク(近郊)と決めた後も、ハンブルクの魅力とは何だろう?とずっと自問してきました。グンドラさんは、ハンブルクの人々は寛容でリラックスしていると仰っていました。私もそれなりにドイツのあちこちを見てきましたが、今回案内してもらって、このコロナの状況が好転しつつあることも含め、その意味が分かったように思えました。

2021.7.17

再会

ドイツにやってきて8か月半あまり、今回のハンブルク医療大学(MSH Medical School Hamburg)での訪問研究員として受け入れてくださったグンドラ・ヒューブナーさんと、ようやくお目にかかることができました。

MSHのスタッフミーティング(教授会)が開催され、そこにゲストとして参加させていただき、冒頭で紹介していただきました。日本から持ってきた記念品も、学長さんにようやく手渡すこともできました。政府の規制により会議は50人以下とされ(実際にはざっと35人くらい?)、オンサイトの参加者は全員登録制で、オンラインも併用したハイブリッド会議でした。

会議はリラックスできる広いフリースペースのようなところで行われ、会議後は広々としたテラスで懇親会が開催されました。それは、ヨーロッパの比較的小規模な学会の懇親会で着席前に行われるウェルカムドリンクの時間帯のような雰囲気で、それはそれは素晴らしい機会でした。リラックスした雰囲気の中で、多岐にわたる分野の方々ともお話できて、本当に幸せでした。何より、グンドラさんとの再会して地直接お話できたのが何より嬉しいことでした。先日オンライン授業でのゲーミングの機会をいただいたブリッタさんとも初めて対面できました。

ハレ(Halle)にお住いのグンドラさんとは1999年に初めて日本でお目にかかり、以来交流を続けてきた間柄です。2005年のドイツ在外研究時には3週間ほどハレに滞在、2007年には説得納得ゲームの日独比較実験での2週間滞在し、以降も何度もハレでお会いし、2018年にはMSHで安藤香織さんの研究プロジェクトで説得納得ゲームの実験を実施させていただいていました。このあたりの話は先に紹介したJASAG学会誌に掲載された記事社会心理学とシミュレーション&ゲーミングとの遭遇』にも書き綴ったことです。残りの滞在期間もあとほんの僅かになっていますが、「またいずれハンブルクに戻ってくる!」と宣言し、それを歓迎していただけただけで、このコロナの中での滞在に価値があったのではないかと、涙が出そうな思いでした。

2021.7.16

ブロックワーク

今年度のゼミは私が帰国後の秋学期の開講となりますが、すでに春先よりオンラインで少しずつですが活動を進めています。その一部は、日本シミュレーション&ゲーミング学会(JASAG)の「対話的教授法研究部会」(吉川肇子先生が主査、~2021年5月)およびその展開とのコラボレーションです。

今回のゼミでは、先に紹介している『シミュレーション&ゲーミング』誌の論文オンラインで対話する:オンラインでのゲーム実施と対話的なレポートにおいて中村美枝子先生が紹介されているゲーミングを私がファシリテーターとして実施し、ディブリーフィングも吉川肇子先生が紹介されている手法を応用しました。その際、説明不足で一部手順が徹底しなかった場面があったのですが、結果的にそれが新たな発見につながり、ゲーミングって面白いなぁと思いました。それは上記論文で主に私が「考察にかえて」のパートで書かせてもらっていたことの続編のようなことでした。

オンラインでゼミがもっと活発にできたのではないか。今となってはそうも思えますが、日本とは比べようもないCOVID-19による厳しいロックダウンの生活で、率直にいって精神的に本当に苦しい長い時間を過ごし、何とかドイツと日本をつなげてやってこれたのだろうとも思います。十分なことができず自責の念にかられながらも、ゼミの皆さん、そして吉川先生、中村先生にお目にかかることで、ずいぶんとパワーをいただきましたこと、心から感謝申し上げます。

2021.7.13

ワクチン

異国の地で予約とか色々と不安だったのですが、州のワクチンセンターで2回分の予約がとれ、無事に1回目のワクチン接種を受けることができました。モデルナでした。幸い、特に大きな副反応もなく、安堵しています。

指定された近隣のワクチンの接種会場は、自宅の最寄りから3駅ほど、まるで高原に旅行に来ているような雰囲気の村のショッピングセンターの一角で、よく組織されていて予約時刻前に到着して30分かからずに一通りが終了しました。ミリタリーの方々がブースへの案内や終了後のワクチン手帳へのスタンプなどサポートしてくださり、接種ブースでは赤十字の方のサポート、そしてドクターのリラックスの雰囲気は私たちの緊張を解いてくれました。

ワクチン手帳は予約がとれた段階で地元の薬局に買いに行ったのですが、売り切れでした。ネットでも買えると案内いただいて、Amazonでみてみると、いろいろな種類が販売されていました。オーソドックスなタイプもいいかなと思ったのですが、実用面を重視して、COVID-19の専用ページのある英語併記のものを購入しました。接種会場の受付で出すと、パスポートにボーディングパスを挟むかのように、各種提出書類を手帳に挟んで、次の指示をしてくれました。

2021.7.10

夏の空

夏至を過ぎました。夏至の当日の日の入り時刻は21:54で、1週間くらい同じ日の入り時刻が続いていましたが、今月に入って少しずつ早くなってきて、七夕の今日は日の入りが21:50。日の出は夏至で4:52だったのが今は5:01。

今年は5月までずっと寒く、春と夏が同時に来たような6月は本当によく晴れ、30度を超える日が続いたこともありました。午後6時から9時過ぎまで強烈な西日が差してくるためにカーテンを閉めていないと部屋の温度が上がってしまう(冷房も扇風機もない)といった日々でした。それが6月下旬ごろから涼しく雨が続くような天気で、最高気温が20度台前半、最低気温も15度を下回ってくると寒いくらいに感じます。

そんな中、今日は久々によく晴れて(先週末くらいの週間予報ではずっと雨予想でしたが、予報もよく変化します)、時々でかける近所の散歩コースに。3月の日記に載せた写真は好評で、最初は芽吹いていない木々が早春の青空によく映えた感じ。次の5月の日記では、曇り空をバックに一気に緑が芽吹いてきていました。そして今日、夏の空に緑のコントラストがきれいでした。

2021.7.7

シミュレーション&ゲーミング

3編の論文・記事等が『シミュレーショ&ゲーミング』(日本シミュレーション&ゲーミング学会、JASAG)に掲載されました。どれも私にとっては思い入れ深いものとなりました。

大沼進先生、広瀬幸雄先生との査読論文『合意形成ゲーム「市民プロフィール」の開発:ドイツ・ノイス市の都市政策の社会調査事例から』を紆余曲折を経て投稿したのは2020年9月11日。その投稿した直後に在日ドイツ大使館から滞在許可申請に関するメールが届きました。昨春、ドイツ渡航を断念し、いつまで経っても渡航の目途が立たない中、渡航待機中に論文投稿の準備、それもドイツ・ノイス市で実施した社会調査をもとに開発したゲーミング・シミュレーションに関するものでした。そこからは一気呵成で11月2日のドイツ渡航が実現しました。残念ながら渡航直前の昨年10月からドイツでは感染状況が急速に悪化し、ドイツに到着した当日がドイツ二度目のロックダウン当日という事態になってしまいましたが、何か運命のようなものを感じたものでした。

吉川肇子先生・中村美枝子先生との招待論文『オンラインで対話する:オンラインでのゲーム実施と対話的なレポート』は、JASAGの「対話的教授法研究部会」での活動を報告したもので、主に最後のパートを執筆させていただきました。ドイツにいて、ゼミや会議などオンラインを活用する機会は増えていますが、留学中につき本務の講義担当は外れており、出遅れ感をとても心配しています。この論文を作成するにあたり両先生と議論できたことをありがたく思っています。

フォーラム『社会心理学とシミュレーション&ゲーミングとの遭遇』は、昨秋受賞しました「日本シミュレーション&ゲーミング学会優秀賞」の受賞報告として書いたものです。編集委員長の大沼進先生から記事の依頼があった際に、通常は2ページだがそれより多くてもよいとのことで、これまで特にお世話になった方々のお名前と『シミュレーション&ゲーミング』に掲載された査読論文12編を、これまでのゲーミング研究を振り返りながら紹介したものです。現在のドイツ滞在における研究のことも最後に触れています。

それは誰しも当てはまることではありますが、コロナのパンデミックには本当に苦しめられました。ドイツにやってきて、ずっとロックダウンで、いったい何ができたのだろうと思うたびに落ち込みますが、それでもこうやって少しずつでも、形に残るものができてよかったと思っています。オンラインで閲覧できるのはありがたいですね。

今日はサッカー欧州選手権UEFA EURO2020でドイツはイングランドと対戦しましたが、0-2で負けてしまいました。残念ですが、人々がスポーツを観戦できる状況にまで感染が収まってきたことを嬉しく思っています。

2021.6.29

オンラインで

感染は収束しつつあるものの、大学は依然としてオンライン。そんな状況の中で、オンラインでゲーミングを実施する機会を得ました。提案をもらったのが1週間前、具体的な打ち合わせを開始したのが3日前でしたが、コースのカリキュラムを考慮しつつ何とかオンラインのゲーミングをデザインしました。コース担当の教授の先生のきめ細やかな配慮もあり、無事に終えることができてホッとしています。実際に目の前に人がいる訳ではない状況で、どうコミュニケーションをデザインするか。今後、ゲーミングの結果を参加者の皆さんにフィードバックしつつ、成果をとりまとめ、新たな展開にもっていきたいと考えています。

2021.6.26

MSH

もっと早くにできたかもしれない。そう思えてしまうことがあります。しかし、渡独以来、半年以上にわたってロックダウンを経験し、動きだせるのが今であること、そのことを経験できていること自体が貴重な経験なのだと思っています。本来ここで様々な出来事があったはず、そんな場所を改めて案内してもらいながら、残りの滞在期間を充実したものにできれば、そんな思いです。

2021.6.23

友来る

6月に入り、感染状況も順調に収まってきて規制は緩和されつつあります。そんな中、遠方の友人家族らが訪ねてきてくれました。コロナの迅速検査キットで出発前に確認するからとのことだったので、こちらもキットを使って陰性を確認。最寄駅から2駅ほどのバラ園で集合の予定で、近くの森林を散策したり。

ところが、高速道路が大変混雑しているようで、遅れそうだとの連絡。天気のよい土曜日、行楽地へと混雑もあったのでしょう。一方、バラ園は見ごろのピークがずれていたのかもしれませんが、閑散としていました。ゆったりと素晴らしいバラの植えられた庭園のベンチに腰掛けながら、ゆったりとした気持ちで友人たちを待っていました。

ようやく友人らと久々の再開を果たし、園内で敷物を敷いて持参したお弁当でランチをしたり、園内を散策したり。ここ数日30度を超える日が続いていたものの、この日の日差しは強いものの気温は若干低め、日陰ではそよ風に心地よさを感じる、これぞヨーロッパの夏という感じでした。

帰り際、私の自宅にも寄ってくれて、しばしの時間を過ごし、見送りました。夕方、サッカーの欧州選手権(EURO2020)でドイツはポルトガルと対戦。先制されたものの逆転で4-2の勝利。先日、フランスに負けていただけに、明日の日曜日は心安らかなドイツとなることでしょう。

2021.6.19

DAS!

先日受けたテレビ局の取材の番組が放映されました。今まで見たことのない番組で、その場で受けた質問に答えただけではありましたが、全体として面白くまとめられていました。日本で長らく特派員をされていた方が、現在の日本のホットな話題について紹介するという内容で、2回ほど登場しました。日本の様子も紹介されていて、少し懐かしい感じもしました。

2021.6.12

市場の傍らで

毎週金曜日の午前中は市役所前の広場に市が立ちます。その傍らに見かけぬブース。太陽光パネルの普及に関するプロジェクトのプロモーションで、通りがかりの人々にパンフレットを配っています。私もパンフレットをいただき、こちらの紹介もしながらプロジェクトについてお話を伺うことができました。こういう出会いは本当に嬉しいです。

2021.6.11

陰性証明

Web情報が頼りですが、ドイツでは6月6日からワクチンの優先接種が解除され、予約ができるようになるとのことでした。ただ州によって方針が異なり、SH州のサイトでは優先順位1~3位の人が予約可能、そしてWebで予約はできないと案内されています。ワクチンが普及するにはまだまだ時間がかかりそう。ともかく、ドイツではワクチン接種や陰性証明によって規制が解除される状況にあります。陰性証明は近所で無料で受けられます。それを得て行動範囲を広げることもできる訳ですが、何となくそこまで行けないでいました。

そんな中、縁あってテレビ局の取材に応じる機会があり、特に必要があった訳ではないのですが、検査がどのように受けられるのか手続き的なことに不安もあったので、Webサイトで予約を入れ、テストを受けてみることにしました。メールでも結果はえられますが、少し待てば紙の証明を出してもらえるということで、少し待つことにしました。結果的に、検査を受けにくる人々の様子も観察することができました。

2021.6.7

屋内

ロックダウンの規制が緩和され、ついに飲食店の屋内テーブルが利用されるのを見かけられるようになりました。ここ1か月で新規感染者数は10分の1に。

2021.6.4

賑わい

ドイツにやってきてちょうど7か月。ハンブルクの総領事館を訪問。ドイツはここ1か月で感染者数の減少、そして屋外での飲食も再開され、ハンブルクの中心地は、好天で賑わいの様相でした。

2021.6.2

芽吹く

このところ雨ばかり、気温は最低が7度で最高が13度くらいといったところ。時に嵐のような雨になるも、しばらくすると青空がのぞき、再び激しく雨が降る—そんな中で日々の生活が続いています。前に散歩した道を久々に歩くと、そこには青々とした葉が芽吹き成長していくさまが鮮烈に飛び込んできます。

新規感染者数はこの1か月で単調に減少し、ワクチンも徐々にではあるものの普及してきて、感染者数からいったらまだ日本より厳しい状況ではありますが、時間とともに落ち着いていくのかな、そしてワクチン証明や陰性証明によって自由が得られる、そんな世界になりつつあることも感じます。

そのような中で、なかなか思うように仕事が進められないと思うことが多々あります。それは制約の多い生活によることが大きな原因といえますが、そうでない、進むべき向こう側と今ここの間を隔てる見えない壁があったことに気づきつつある、そんな日々でもあります。なかなか前に進まない状況で、立ち止まり、試行錯誤を続ける中でそんな壁を自覚できたこと自体が一つの収穫なのかもしれません。

2021.5.26

初めての外食

4月27日から7日間指数によって閉鎖されていた飲食店の屋外席が一昨日の5月7日から再びオープンしました。「非常ブレーキ」が作動して以来、10日ぶり。

昨日までは最低気温が一桁台前半、最高気温が10度程度と、新緑が芽吹き日没が21時を過ぎるようになっても気温だけは冬のままでした。それが今日の日曜日は最高気温が26度まで上がり、陽気な天候となりました。それで街中の公園(スポーツプラッツ)に出かけがてら、アイスカフェに立ち寄り、なんと屋外席でアイスクリームを食べたのです(ちなみに私はチョコミント)。ドイツ滞在半年になりますが、到着初日からのロックダウンで、ドイツでは半年以上、すべての飲食店はテイクアウトが許可されているのみです。お店の屋外のテーブルで着席して飲食できることに心から感動しました。

そうは言っても、現在ドイツのほとんどでは屋外席ですら営業できない状況が続いていますから、これは本当に特殊で幸運な例といえるでしょう。ドイツの飲食店で屋外席が営業できるのは、7日間指数(人口10万人当たりの感染者数の直近7日間の値)が決められた期間で100を下回る必要があり、3日間続けて100をオーバーすると「非常ブレーキ」がかかります。一定の基準によって非常ブレーキが解除された結果、屋外席の再開に繋がっています。ちなみに当地の今現在の7日間指数は55.7(RKIのサイトで確認)で、ドイツの中ではもっとも感染の割合が低いレベル、日本でいうと現在最も感染が多い大阪府より少し低い程度(本日ネットで見かけた数値は大阪府で70、東京都で40くらいでした)といったところでしょうか。

今後、非常ブレーキの作動や解除はドイツの随所で見られるでしょうが、感染者の割合がドイツで最も少ないSH(シュレスヴィヒ-ホルシュタイン)州に居住しているからこそ、そうした状況を早々に経験できたのかなと思います。ハンブルク州(=ハンブルク市)も早く感染が落ち着き、ハンブルクまで出かけらるようになることを祈るばかりです。

これまでの人生で今ほどゲームのプレーヤーを現実世界で演じていると実感できたことはありませんでした。そう思えるような生活をこの地で送れていることに感謝したいと思っています。

2021.5.9

非常ブレーキ

5月になりました。最低気温は一桁台前半、最高気温も10度ちょっとくらい、まだ寒いです。4月12日から居住する行政区では飲食店の屋外席がオープンしていましたが、7日間指数のルールで4月27日から再び閉まってしまいました。ルールを決め、それに従う社会。スーパーマーケット入り口の警告表示も一段と厳しくなっています。閉じるも開くも、あくまでルール。再開を心待ち。

2021.5.3

独日協会で講演

独日協会ハノーバーで講演させていただきました。ドイツ語での講演で準備も含めてかなり緊張しました。この半年のドイツでの生活をもとに、コロナの状況におけるドイツ人と日本人との意識・行動について考察しました。質疑も興味深い内容でしたし、追ってこの成果をまとめ、秋学期の講義でも内容を紹介したいと思っています。この講演のことがここ数週間ずっと自分の中で大きな割合を占めてきていたので、今はホッとしています。

2021.4.29

安全第一

今のドイツでのコロナの感染の大半は変異株であって、それがなければ従来の対策で収束しているといった話を見かけます。変異株は重症化のリスクも高いとのことで、ともかくコロナに罹らないことが第一ですが、それ以外の病気やアクシデントも避けないといけません。リスクをゼロにするというのは無理難題ですが、コロナでなくても外国暮らしで特に言語文化的なバリアとして病院に行くこと自体のハードルが高いのです。とらなくてよいリスクを回避することで、むしろ得られるベネフィットは何か。それこそ価値観の転換を考えることなのでしょう。

2021.4.14

テラス席

久々に輝かしい朝日をみて、夕方も8時過ぎまで眩しい、そんな日。スーパー併設のパン屋さんのカフェコーナーでは、何とテラス席がオープンしていて、ロックダウンは続いていますが、少し明るい気持ちになりました。寒くて誰も人はいませんでしたが、屋内の席もオープンの準備が進んでいる感じでした。規制緩和は州政府の厳格なルールに基づいて行われます。SH州全体では、ドイツ16州の中でも感染者数という点でみれば最も少なく、10万人あたりの感染者数7日間指数で安定して100人を下回っています。SNSでつぶやくと、他州の方から羨むリプが来たりしました。一体いつになったら飲食店はオープンするのでしょうか。

夏時間となり、晴れていれば21時過ぎにようやく空が藍色になってきますが、まだ真冬のような気温が続き、日中晴れていても急に大気中で製氷機をひっくり返したかのような霰や雹が相変わらず落ちてきたりして、心がざわつく日々です。

2021.4.12

S&Gとの遭遇

研究人生の中間報告とでもいうような原稿を書きあげました。この20年あまりで何をやってきたのかを振り返ってみました。人は達成できたことよりも、やり遂げていないことを覚えている、というのは心理学の古典的知見です。自分はこれまで何をやり遂げてきたのだろうと、このロックダウンの中で落ち込みがちになります。しかし、振り返ってみると、色々なことをやってきたのだと、少し自信を取り戻しました。原稿の作成にあたり、事実確認のために過去の日記を参照もしました。たとえば2007年のハレでの説得納得ゲーム、忘れていてことを思い出すというよりも、そうだったんだ!という感覚です。

ここ数日、霰や雹など雪のバリエーションのオンパレード。降っては晴れ、降っては晴れ、その繰り返し、気温は真冬。メインイベントはスーパーやパン屋さんへのお買い物。

2021.4.8

聖月曜日

ここ数日間の雪の予報が先週から出ていました。予報自体がよく変わっていくので本当かなと思っていたのですが、未明の雨は朝から雪となりました。そこから、午前中だけでも晴れたのち、今度は霰(あられ)となってまた晴れ、昼過ぎには雪が舞ったかと思ったら強風のブリザード。それもやんで曇ってはいましたが、落ち着いてきた感じの午後3時前に近所に散歩に出たら、再びブリザードに遭遇。スキー場か冬山かと思うくらいに雪が横から強くふきつけられ、満開の桜の前で桜吹雪ではなく本当の吹雪にあうとは、もはや笑うしかありません。早々に帰宅したら、今度はさわやかな晴れ間と眩しい太陽。その後も雪が降ったり晴れたりで、午後8時頃にようやく暗くなってくるという、ジェットコースターのような聖月曜日(Ostermontag)でした。

2021.4.5

復活祭

クリスマスの時もそうでしたが、イースターということで大家さんが玄関先にプレゼントを届けてくださいました。ロックダウン中ということで、午後はオンラインでハンブルクの教会の礼拝に参加。たいへん心に響くお言葉をいただきました。

この「ドイツ日記」というタイトルは、Webサイト「環境行動研究室」の「ひとこと」を2004-05年のドイツ在外研究の際に写真つきで日記としてまとめていたことに由来しています。以降、ドイツ出張時の「ひとこと」をドイツ日記と称し、2014年11月まで「ドイツ日記」としてまとめていました。2015年以降は旅の記録をSNSに書くなどしていました(昔のホームページの仕様のため海外からFTPで更新できなくなったのも大きな理由です)。

これまでのドイツ経験を振り返ることもあり、今回の滞在より前のドイツ日記を他の外国出張(といってもドイツ以外はあまりに少ない)も含め、備忘録としてざっとリスト化し、当時のドイツ日記にリンクをはりました。こうして、いわばリマスターしてみると、こんなにドイツにかかわってきたのかと改めて思います。

過去のドイツ日記をこうした形で復活させるにあたり、ドイツ渡航回数を数え直してみました。少し前に、ドイツのある方から「今回で何回目のドイツか?」と尋ねられ、だいたいで答えたのですが、正確ではなかったからです。トランジットは除き、都市を1つでも訪問していたら1回、2004-05年の在外研究は1回、と数えると、今回の塾派遣留学は28回目の渡独ということでした。

2021.4.4 (日)

湖畔

イースターの祝日に挟まれ、食料の調達が必要な土曜日。少し足を延ばして湖畔を散策。

2021.4.3

折り返し

イースターの休暇はコロナ対策をせよとの政府の方針。自宅でゆったりと過ごし、ちょっと散歩に。

新年度、新たな研究プロジェクトも出航。

2021.4.2

新年度に向けて

新年度まであと数時間となりました。日本グループ・ダイナミックス学会で西田公昭会長のもと2期4年つとめさせていただいた常任理事(広報担当)の任務も今日でおわり、こちらの時間で早朝に開催された最後の常任理事会にオンラインで出席いたしました。出てくるのは反省ばかりですが、活動を通じてこの学会の良さを改めて知り、至らなかった分を今後の貢献で返していけたらと思った次第です。

年度末で帰国される方もおられれば、新たにいらっしゃる方もおられ、勇気づけられる思いもしました。ドイツに滞在しているからこそ得られる貴重な出会いを創発につなげていけたらと思っています。気象情報では本日の最高気温は22度ということでしたが、街中の温度計は27度と表示されていました。外を歩くと本当にジリジリ暑かったですが、一転また寒くなるでしょう。オンラインでできることもありますが、この地にいればこそ、ということを大切にしていきたいです。

2021.3.31