講義の補足資料を以下のドライブにアップロードします。keio.jpのアカウントからのアクセスのみ可能です。現在、ファイルにはパスワードがかけてあります。パスワードは、第2日の講義時以降にお知らせします。(2025/8/4, 14:37)
https://drive.google.com/open?id=1NrUTB0VuYTBO6iBDnXzx84mAH87MBT8a&usp=drive_fs
テキストに掲載のオンライン実験には、以下のリンクからアクセスできます。
https://www.yuhikaku.co.jp/yuhikaku_pr/y-knot/ws/20011p_experiment/
息苦しさを読み解く:社会心理学の思考法
演習:枠と線問題/賢馬ハンス/
第2回講義内容 1章
それはほんとうに自分が決めたこと?:行動・意思決定に影響を与えるもの
演習:連続プライミング課題
課題:本日の講義へのコメント(講義時間内に提出)
第3回講義内容
偏見・差別はなぜ起こる?:他者や社会を見るバイアス
演習:性別ステレオタイプIAT
第4回講義内容
不寛容はなぜ起こる?:状況の力が生み出す不安
第5回講義内容
葛藤はなぜ起こる?:いざこざから紛争まで
第6回講義内容
自分を知り、自分を動かす:社会と切り離せない自己のはたらき
第7回講義内容
わたしの世界とあなたが見ている世界:社会的認知とバイアス
第8回講義内容
ぶつかりあうのは恐い?:親密な対人関係、コミュニケーション
第9回講義内容
社会を変える・動かすコミュニケーショ:合意形成から行動変容まで
第10回講義内容
「だれかのために」が生まれる時:向社会的行動
第11回講義内容
チームや組織が活性化するために:集団意思決定とリーダーシップ
第12回講義内容
心地よさが生まれるとき:社会心理学で考えてみる
総括
その他の学習内容
・課題・レポート
(シラバスより)
社会心理学とはどのような学問であるか。このことを日常生活における様々な事例を探索しながら、なぜ人々はそのような行動をとるのか、なぜ人々はそのように考えるのか、といった問いを探求する。こうした作業を通じて、社会心理学という発想・思考法を身につけていく。最初に、社会心理学とは何かについて、その歴史と方法からアプローチする。その上で、社会心理学を大きく次の3つの観点から捉えていく。第1に「社会・集団のダイナミズム」について、第2に、「社会のなかの個を生きる」ということについて、第3に、「社会を変える・動かす」ことについて。以上を踏まえ、最後に、社会心理学を通して、私たちが抱える様々な問題の解決の糸口を発見し、問題解決につなげていく思考法について考察する。
受講人数やその他の状況にもよるが、講義の一部に「ゲーミング・シミュレーション」というゲームを活用した問題解決手法を導入することがある。対面での講義でなければ実現できない方法を用いた講義を目指す。受講者で小グループを形成し、話し合いなどを行うことがあるので、履修に際してそのことへの了解をいただきたい。
教科書
•杉浦淳吉・尾崎由佳・村山綾(著) (2024) 『社会心理学:社会を動かすもの・変える力』有斐閣 ISBN978-4-641-20011-1
参考書
•安藤香織・杉浦淳吉(編著) (2024) 『新版 暮らしの中の社会心理学』ナカニシヤ出版 ISBN978-4-7795-1771-6
•北村英哉・内田由紀子(編著)(2016) 『社会心理学概論』 ナカニシヤ出版 ISBN 978-4-7795-1059-5
•安藤清志・村田光二・沼崎誠(編著) (2017) 『社会心理学研究入門』東京大学出版会 2017年 ISBN978-4130121125
•大坪庸介・アダムスミス(著) (2017) 『英語で学ぶ社会心理学』有斐閣 ISBN978-4-641-18436-7
•池田謙一・唐沢穣・工藤恵理子・村本由紀子 (2010) 『社会心理学』有斐閣 ISBN978-4-641-05375-5
•亀田達也・村田光二(著) (2010)『複雑さに挑む社会心理学:適応エージェントとしての人間(改訂版)』年 有斐閣 ISBN978-4641120815
•北村 英哉・大坪 庸介 (著) (2012) 『進化と感情から解き明かす社会心理学』 2012年 有斐閣 ISBN978-464112466060