1月23日 本研究室の井関早弥香さん(修士2年)が学部長賞を受賞しました!

修士2年の井関早弥香さんが、学部長賞を受賞しました!


井関さんは、大学3年次から静岡県川根本町久野脇に出向き、地区の方々と共に地区内に多く存在しているものの、失われつつある「庭の果樹」を保全し、新たな地域資源として活用する活動を行ってきました。

保全・活用に際しては、話を聞いてそのまま文字にするという「聞き書き」の手法を持ちました。南伊豆町の町民が運営する「ききがきや」という団体から手法を学び、「庭の果樹のある暮らし」についての聞き書きを久野脇地区の住民18名に対して行いました。

編集したお話しは、雑誌「くだもの縁結び」(ISSN 24336-8482)を新たに作成して出版し、全7号(全12編)継続的に発行しました。

その結果、地区内外の多くの人々に久野脇地区の庭の果樹のある暮らしを知っていただくことができ、交流人口・関係人口増加につながっています。

このような活動を継続したことが高く評価され、今回成績優秀者、学会での受賞者以外で初めての表彰となりました。

おめでとうございます!!!!

久野脇地区の皆様、南伊豆の皆様、これまで、様々なサポートしてくださった方々、本当にありがとうございました。


「くだもの縁結び」は、全7巻発行・販売されています!

静岡市では園芸イノベーション学研究室とくろんぼ古庄店

川根本町では久野脇のお休み処まきや、下長尾のパンセブレ(四季の里の2階)で購入可能です。

この機会に是非、手に取り、久野脇地区(以下のURLからリンクへ)へも足を運んでみてください!

https://kunowaki.com/


「くだもの縁結び」に関する連絡先

kudamono.kikigaki★gmail.com(★は@)

井関さんが出版した7冊のくだもの縁結び

↓久野脇地区での聞き書きや果物調査の様子を少しご紹介