全体的に要求パワーの高めなタイルです。タイルの向きによって変動しますが、ナタの他にオールや金もコンスタントに要求され、コース取りの難しめなマップになっています。マップ下辺の除外マスをどう考えるかもポイントです。
左下から上辺にかけて、タイル中央に難所が待ち構えている点ではタイルEと共通点がありますが、その他の要素に違いが見られます。
中央地帯を越える場合、上の水辺は最低でも5オール以上を要求する高難度地帯です。最低でもキャプテン+αを確保できていない状態で侵入するのは得策ではないでしょう。基本的には下側を迂回することになりますが、2捨てを通るか3ナタを通るかは悩ましいところです。ナタの強化をしていない場合でも2捨てを経由すれば超えられるので、タイルEよりはやや易化しています。金が弱い場合は左側で最大3捨てをしなければいけないので注意しましょう。タイルの右側については1ナタ地帯をまっすぐ通り抜けるのが基本となりますが、2オールや2ナタを使われると追い越しを許してしまうので注意しましょう。
キャンプマスが下辺に2つあります。左側の1捨ては周囲のパワーが低いため、通りがけに利用しやすいでしょう。右側の2捨てはオールに囲まれているため到達難易度は高いですが、うまくルートに組み込むことができれば大きくデッキを整えることができます。
火山は上辺にありますが、周りが水だらけなので到達難易度は高いです。
マップ作成の際、このタイルの難易度を最大限に上げるなら左上辺―右上辺で前後のタイルと接続するのがよいです。上辺―下辺(右下辺)の接続で上辺にタイルOやRを繋げると擬似的なルート分岐を作ることもできます。左下辺―右下辺でつなぐと、「あえてプレイヤーに除外を強要する」マップを作ることもできます。
ナタ・金をバランス良く強化し、デッキの総合力を上げておきましょう。手札の状況やライバルの位置から最適なコース取りを考えるのが重要となります。キャプテンを持っていると意外なところで活躍してくれるかもしれません。