やってみよう!

これからの

メディア・リテラシー教育

Google for Education を活用した

情報活用能力、情報モラルにつながる

メディア・リテラシー育成のための実践事例集

なぜ「メディア・リテラシー」の育成が必要か

インターネットやクラウドの活用を前提とする1人1台端末を、上手に、そして安全に活用していくためには、メディア・リテラシーの見方・考え方を働かせながら学習を進めていくことが求められます。


インターネットから収集してきた情報は、いつ・誰が作ったのか、その情報は信頼できるのか。児童生徒が作成した Google スライドや Google ドキュメントは著作権、個人情報等に配慮されているのか、出典は示されているのか、このような見方・考え方を働かせなければ、学習活動で展開される調べ活動や話し合い、発表やまとめなどの内容の信頼性に関わってきます。


本サイトでは、このメディア・リテラシーを育成するための計 18 の授業実践を 3 つのテーマに分けて紹介しています。現場の先生が今日からでも実践できるように、活動用のテンプレートもあわせて用意しております。


メディア・リテラシーを育成し、児童生徒のよりよい学びを一緒に作っていきましょう。


児童生徒向けにメディア・リテラシーを学ぶ意義を解説した資料です。授業前に配布ください。

【 テーマ 1 】
学習に関わるメディアの特徴を理解して、読み解く能力

学習活動の情報源(教科書やインターネットの情報)を、送り手の意図によって構成されるメディアとして捉え、その特徴を理解しながら情報を読み解く能力がテーマの実践例です。

1.チャットとの
付き合い方を考えよう

2.みんなで使うスプレッドシートの使い方を考えよう

3.動画教材と紙教材を比較してそれぞれの特徴を考えよう

4.新聞を読むときの
ポイントを考えよう

5.Webサイトの情報を事実と意見に分けよう

6.クチコミサイトを分析して、仕組みを知ろう

【 テーマ
学習に関わるメディアを多面的・多角的に捉える能力

学習活動に関わるメディア・情報を様々な立場や角度、視点から捉えたり、情報をうのみにせず信ぴょう性を判断したりする能力がテーマの実践例です。

7.「発信者の情報があるか?」に注目して、Web サイト を選ぼう

8.「発信者はどんな人か?」に注目して、Web サイト を選ぼう

9.「賛成・反対どちらの立場か?」に注目して、発信者の情報を読み取ろう

10.グラフから
傾向や特徴をよみ取ろう

11.写真を撮るときのアップとルーズの特徴について考えよう

12.読者とお店の両方の立場をふまえて食レポを考えよう


【 テーマ
メディアで考えを表現したり、コミュニケーションしたりする能力

考えや情報をメディアで表現する際に、学習の目的や相手を意識したうえで表現方法を工夫する能力がテーマの実践例です。また、情報を記録したり共有したりする際に、相手の反応に応じて情報を発信するなど、よりよいコミュニケーションの仕方を考えることも含みます。

13.クラスのみんなの作文を読んで、質を高めるコメントをしよう

14.イラストを使ったスピーチで分かりりやすく伝えよう

15.オンライン授業でのポイントを意識して、コミュニケーションしよう

16.説明する相手によって表現方法を工夫して、スライドを作ろう

17.学校を案内する
ピクトグラムを作ろう

18.学習したことを
ポスターにまとめよう


どの実践から始めればいいの?

はじめて取り組む先生向けに、目的別の実践プランをご用意しました


安心してGoogle Workspace for Educationを活用したい方へ

Google Workspace プラン

オンライン上でのコミュニケーションの取り方や共同編集の特徴を学ぶことで、ツールを安心安全に使うためのメディア・リテラシーを身につけるプランを紹介します

1.チャットとの
付き合い方を考えよう

15.オンライン授業でのポイントを意識して、コミュニケーションしよう

2.みんなで使うスプレッドシートの使い方を考えよう

調べ学習・探究学習に必要な力を身につけさせたい方へ

情報収集の基礎スキルプラン

情報収集をするための土台となる考え方や収集のコツを学べるプランを紹介します

7.「発信者の情報があるか?」に注目して、Webサイトを選ぼう

8.「発信者はどんな人か?」に注目して、Webサイトを選ぼう

4.新聞を読むときの
ポイントを考えよう

9.「賛成・反対どちらの立場か?」に注目して、発信者の情報を読み取ろう

5.Webサイトの情報を
事実と意見に分けよう

調べ学習・探究学習に必要な力を身につけさせたい方へ

まとめ・表現プラン

プレゼンテーションや、ポスター作成など情報発信のコツを学べるプランを紹介します

14.イラストを使ったスピーチで分かりやすく伝えよう

11.写真を撮るときのアップとルーズの特徴ついて考えよう

16.説明する相手によって表現方法を工夫して、スライドを作ろう

18.学習したことを
ポスターにまとめよう


監修
東北大学大学院情報科学研究科・教授/東京学芸大学大学院教育学研究科・教授 堀田龍也
信州大学教育学部・准教授 佐藤和紀

執筆
静岡市立南部小学校・教諭 浅井公太
栃木県壬生町教育委員会・指導主事 稲木健太郎
島根大学大学院教育学研究科・准教授 大久保紀一朗
信州大学教育学部附属松本小学校・教諭 織田裕二
長野市立東条小学校・教諭 滝沢雄太郎
焼津市立豊田小学校・教諭 棚橋俊介
帝京大学可児小学校・教諭 土田陽介
春日井市立藤山台小学校・教諭 久川慶貴

協力
信州大学大学院教育学研究科・院生 手塚和佳奈