【 テーマ1:学習に関わるメディアの特徴を理解して、読み解く能力】
3.動画教材と紙教材を比較してそれぞれの特徴を考えよう
3.動画教材と紙教材を比較してそれぞれの特徴を考えよう
【 目標 】
動画教材と紙教材の特徴を理解し、それぞれの教材がどのような学びをするときに有効であるかを考えることができる
〈 授業テンプレート 〉
学習の流れ
1. 目標と学習の流れを確認しよう
Google Classroom に投稿された内容を読むとともにテーマを確認する
テーマ:
「例で示された教材を参考にして、動画教材と紙教材を比較してそれぞれの特徴を考え、どのような学びをするときに有効であるかを考えよう」
動画教材:NHK for School 社会にドキリ「地域の開発と活性化」https://www2.nhk.or.jp/school/movie/bangumi.cgi?das_id=D0005120507_00000
紙教材:(参考にした教科書名、ページを掲載)
2. 動画教材と紙教材の特徴を書き出そう
動画教材の特徴と教科書などの紙教材の特徴を比較しながらスライドに整理する
【スライドA】
3. 整理したことを共有しよう
①比較して整理したスライドの内容(それぞれの特徴)をグループ内で共有する
②他の友だちの意見で参考になった部分は赤字で追記する
【スライドA】
4. それぞれの教材がどのような場面で有効かを書こう
グループで話した内容を参考に、「動画教材による学び、紙教材による学びはそれぞれどのような場面で有効か」という問いに対する答えをまとめる
【スライドB】
● 紙教材は、ゆっくり自分のペースでできるため、細かいことをちゃんと知るときなどに役に立つと思う
● 動画教材は、早く物事を知りたいときや、大まかな流れを知りたいときに役に立つと思う
メディアには、文章、写真、グラフなど表現のモードがあり、どのモードにもそれぞれのよさや限界といった特徴があります。
それぞれのメディアの特徴は、メディアを使ってみた人にしか分かりませんが、ただ使っているだけでは特徴を自覚できることはめったにありません。ですので、この授業を通して、メディアの特徴について取り立てて再確認することは大事なことなのです。
この実践を通して学んだ、紙やデジタルの特徴をふまえて、今度は、情報の”発信者”として適切なメディアを選ぶ学習に取り組むとよいでしょう。
誰に・何を伝える情報なのか、相手や目的に応じた表現となるように、紙やデジタルの特徴をふまえたうえで、適切なメディアを選択させる指導が必要です。