【 テーマ2:学習に関わるメディアを多面的・多角的に捉える能力
8.「発信者はどんな人か?」に注目して、
Web サイトを選ぼう

【 目標 】

「発信者はどんな人か?」に注目して、SDGs に関する調べ学習にふさわしい Web サイトを選ぶことができる


〈 授業テンプレート 〉

8.「発信者はどんな人か?」に注目して、Web サイトを選ぼう【テンプレート】
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【このテンプレートは1人ずつに配布してください】

学習の流れ

1. 目標と学習の流れを確認しよう

Google Classroom に投稿された内容を読むとともにテーマを確認する
テーマ:
『発信者はどんな人か?』に注目して、Web サイトを選ぼう」

2. 発信者はどんな人か?」について調べよう

「発信者はどんな人か?」に注目して、SDGs を紹介している Web サイトを5つほど調べる

【スライドA

3. 「情報の発信者」を比べて考えよう

どんな人が発信しているのかや紹介している内容を比べて気づいたことを、他の児童生徒と話し合い、気づいたことをスライドに記入する

【スライドB】

4. 「情報の発信者」の選び方をまとめよう

調べ学習にふさわしい「情報の発信者」の選び方をまとめる

【スライドC

インターネット上には、色々な立場の「情報の発信者」がいることが分かったよ

これからは情報の発信者の立場にも注目して、学習の目的に合った情報を発信しているサイトを選びたいな

ー 実践後の報告事例 ー

調べ学習の際、どんな人が情報を発信しているかを考慮して資料を選ぶことを、児童生徒がお互いに確認し合っていました。資料の選び方のポイントに、学んだ見方・考え方が働いている様子が見られました


発信者には様々な立場があるため、「この人はこう言っているけれど、それはその人の立場からの発言で、その情報を受け取った私からしたら1つの情報に過ぎない」と冷静に見る力が大切です。
色々な情報を集め、そのうえで私はどうするかを自分たちで考えられるようになるとよいでしょう。

国語の学習では、たびたび作者の他の作品や生い立ちに着目したうえで物語を読み取る活動があります。Web サイトも”作成者”がいて、立場等によって情報が発信されています。児童生徒が見聞きする、読むものは、誰かが作り出した情報です。はじめは、学校便りなど身近な発信物から「誰が」「何のために」「これを作ったのか」と問い、「”作者”の意図」を児童生徒たちとディスカッションしましょう。