【 テーマ2:学習に関わるメディアを多面的・多角的に捉える能力】
9.「賛成・反対どちらの立場か?」に注目して、
発信者の情報を読み取ろう
【 テーマ2:学習に関わるメディアを多面的・多角的に捉える能力】
9.「賛成・反対どちらの立場か?」に注目して、
発信者の情報を読み取ろう
【 目標 】
【 目標 】
賛成・反対どちらの立場かに注目し、自動車の自動運転の実用化に関する複数の情報を読み取り、自分の意見を述べることができる
賛成・反対どちらの立場かに注目し、自動車の自動運転の実用化に関する複数の情報を読み取り、自分の意見を述べることができる
〈 授業テンプレート 〉
〈 授業テンプレート 〉
学習の流れ
学習の流れ
1. 目標と学習の流れを確認しよう
1. 目標と学習の流れを確認しよう
Google Classroom に投稿された内容を読むとともにテーマを確認する
テーマ:
「発信者の情報を読み取り、自動運転に対する意見書を書こう」
2. 前提となる考え方を知ろう
2. 前提となる考え方を知ろう
教師とともに、Web ニュースの発信者には立場があることを例となる記事を見て確認する
3. 「送り手の立場」を整理しよう
3. 「送り手の立場」を整理しよう
①教師が提示した自動運転に関する記事を4つ調べ、どの「発信者」が「賛成」「反対」なのかを表に分類する
②それぞれの立場とその理由を記事中から探し、グループで表にまとめる
③他の児童生徒と調べた記事や理由について交流する
【スライドA】
【スライドA】
● 「事故を未然に防ぐ」と書いている記事は、賛成の立場だと思うよ
● 「交差点で、停止せず侵入も」「雪道で発揮しない可能性アリ」と書いている記事は、全てを自動運転に任せない方がよいと言っているので反対の立場だね
4. 意見書を書こう
4. 意見書を書こう
調べたことをもとに、意見書を書く
【スライドB】
【スライドB】
世の中の問題は、大抵の場合100%の人が賛成することはありません。賛成の中にも反対要素があり、反対の中にも賛成要素があるのです。
この実践は、いかに人間の考えは複雑で、社会の意見は多様なのかということを知る意味で価値があります。
自分とは異なる立場の考え方も意識し、他の人の考えを受け入れられるようになることが大切です。
学校では賛成や反対の意見を求める場面がありますが、どちらかの立場を表明して終わりではなく、自分と異なる意見をふまえて、改めて考えるという活動が重要です。
この実践の次のステップとして、まずは自分が賛成・反対どちらの立場なのかの意見を書くという活動を最初に組み込むとよいでしょう。