【 テーマ1:学習に関わるメディアの特徴を理解して、読み解く能力
2.みんなで使うスプレッドシートの使い方を考えよう

【 目標 】

共同で使うものについての使い方を考える学習の一つとして、クラウドの特徴をふまえてスプレッドシート上のデータを共同編集する際の使い方について考えることができる


〈 授業テンプレート 〉

2.みんなで使うスプレッドシートの使い方を考えよう【テンプレート】
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【このテンプレートは1人ずつに配布してください】

学習の流れ

1. 目標と学習の流れを確認しよう

Google Classroom に投稿された内容を読むとともにテーマを確認する
テーマ:
「みんなで使うスプレッドシートの使い方を考えよう」

2. みんなで使うものを利用する際に気をつけることを考えよう

みんなで使うものや場を利用する際に気をつけることを挙げる

【スライドA】

3. スプレッドシートの特徴について知ろう

①共同編集ができる一方で、間違えて消してしまったり上書きしてしまったりすることがあることを知る

②編集履歴が残されており、データの復元が可能なことを知る

【スライドB

4. スプレッドシートの特徴を整理し、使い方やルール、マナーについて考えよう

①スプレッドシートの特徴を整理する

②使い方で気をつけることをまとめる

【スライドC

慌てずに復元してもらえば大丈夫だね

みんなで使うものだから、慌てずに丁寧に入力することも必要だね


たくさん使うツールだからこそ、使った経験をもとにみんなで気をける点を話し合ってルール化していく活動はとても大切です。
知らないうちに他の児童生徒のデータを消してしまうといった共同編集ならではのトラブルは、悪気があるわけではなく、メディアの性質を知らないから起こることなので、
メディアの性質や使い方を理解させて、児童生徒が安心して活用していけるようにしましょう。

児童生徒がツールとうまく付き合っていくためには、注意点を意識させると同時に、ツールの利点や便利さを実感させてあげることが重要です。
例えば、係活動やクラブ活動、委員会活動などの掲示物は、これまで教師が作っていました。
しかし、今では児童生徒自身で作成することができます。また、徒競走等のデータを取り扱うような情報は、授業をしながら教師と児童生徒が協働して、入力していくことで、授業終了後には完成しています。このようなスプレッドシートを使うことが便利だと実感できる体験を積ませてあげることが重要です。