【 テーマ3:メディアで考えを表現したり、コミュニケーションしたりする能力】
17.学校を案内するピクトグラムを作ろう
【 テーマ3:メディアで考えを表現したり、コミュニケーションしたりする能力】
17.学校を案内するピクトグラムを作ろう
【 目標 】
【 目標 】
ピクトグラムを作成する活動を通して、情報の送り手は、受け手がもっているイメージについて考える必要があることを理解する
ピクトグラムを作成する活動を通して、情報の送り手は、受け手がもっているイメージについて考える必要があることを理解する
〈 授業テンプレート 〉
〈 授業テンプレート 〉
学習の流れ
学習の流れ
1. 目標と学習の流れを確認しよう
1. 目標と学習の流れを確認しよう
学校内の施設をどんな人にも分かるように、ピクトグラムで示す必要があるという課題を知る
テーマ:
「学校の施設を分かりやすく伝えよう」
2. 身の回りのピクトグラムを探そう
2. 身の回りのピクトグラムを探そう
①身の回りのピクトグラムを集め、気づいたことを書き出す
②表現されたものに対してもっているイメージや工夫されている点などの視点から分析する
【スライドA】
【スライドA】
● トイレの入り口に男性/女性のマークがあったよ
● 「してはいけない」ことを表すピクトグラムには赤色が使われていたよ
3. ピクトグラムを作り、交流しよう
3. ピクトグラムを作り、交流しよう
①新1年生に伝えるためのピクトグラムを作成する
②友だち同士で作成したピクトグラムを伝え合う
【スライドB】
【スライドB】
ピクトグラムには、誰にでも場所や機能が直感的に分かるように記号化された情報を示すという役割があります。
ピクトグラムを自分たちで作ってみるというのは、情報を伝える相手に想いをはせて、伝えるための工夫ややり方を学ぶおもてなしの学習でもあるのです。
このような学習を進める際は、今回の実践のように、最初からいきなり表現させずに、まずは身の回りで表現されたものをよみ取る活動から行うのがコツです。
情報の受け手には、様々なものの見方があることを知るための学習です。この学習を行う際には、できるだけ違う年代や文化的背景を持った人にピクトグラムを示し、フィードバックを得ることで、情報の受け取り方の多様性を学ぶことができます。
また、自分の考えや表現が伝わらないこと、自分のものの見方にバイアスがあることを知ることにもつながります。