ダイバースタディーは、学習塾ですか?特別講座以外にも利用できますか?料金について教えてください。といったご質問をたくさんいただきました。多くの皆様に関心を持っていただけるようになりとてもうれしく思います。今日のコラムでは、そうした質問にも答えながら、ダイバースタディーでも取り入れている、学習と学習の転換点をマインドフルネスという手法でつくっているお話をし、学校や家でもこの手法を使ってみていただけるように少し紹介したいと思います。
まずは、簡単にダイバースタディーの利用方法でもっとも利用しやすく日頃の学習につなげやすいパターンをご紹介します。ダイバースタディーの南アルプス教室では、様々な教育サービスを提供していますが、多くの方にご利用いただいているのが、児童、生徒、学生の方向けの自習サポートやお預かりサービスです。この2つは、1回3時間の利用から申し込むことができ、3時間まででしたら1回の利用料金は1,000円、3時間を超えても最大1500円までとなっております。どちらの場合であっても、宿題をもってきていれば、まずはそうした学習を近くでサポートします。もちろん学習専用の部屋が3タイプありますのでじっくり机に向かって取り組むことができます。逆にゆったり読書をしたり、少し休憩したりすることもできます。
例えば、1週間に4回使う月もあれば、1回しか利用する必要がない、入試前でたっぷり使いたいなど様々なオーダーにお答えできるように設定しています。週に5回利用したいとか、今月は朝から夜まで利用したいなどという場合は、1月パックがとてもお得です。毎日通った場合、1日約600円で利用できます。自習サポートと言っても学習するお子様を近くで見守りながら、学習方法や取り組みの様子、理解の様子を拝見しながら、必要な指導をさせていただきます。3時間ともなると宿題だけではもったいないので、児童、生徒の利用者の方と目標を相談し、残りの時間を漢字検定の学習や社会の学習、英語検定の学習や基礎英語の指導に振り分けて学んでいただけるようにしています。もちろん、利用料金は3時間で1000円のままです。このように、個々に応じた学習指導を大切にしながら、保護者の皆様の子育て支援になることが私たちが大切にしていることなのです。
そんな、ダイバースタディーで取り入れているのが、学習と学習の間に行う「マインドフルネス」という児童、生徒のみなさんのストレスを軽減する、ひと工夫です。宿題が終わり、漢字の先取り学習にうつるようなタイミングで少し、目を閉じて1分くらい自分の呼吸に集中します。子どもたちだけではなく、大人もそうですがストレスが様々な面で心身に悪影響を及ぼしていることはご承知の通りです。
学習している時もそうで、過去の失敗や出来なかったこと、わからなかったことなどの不安と、未来に起こる不安の予見のはざまで子どもたちの心はとてもストレスを感じています。ですから、今の自分にだけ、今の呼吸の音だけに集中する、それだけでかなり気もちが楽になるのです。
この手法は、イギリスでは数百の学校で取り入れられていますし、近年の新型コロナの影響で様々な心の悩みを抱えた子どもたちの急増に伴い、日本の多くの学校でも取り入れられています。少し、気もちが楽になった後のほうが、学習にもお友だちとの関りにも大らかな気持ちで接することができますし、集中力が高まった状態で臨めます。人間の心、脳は大変に複雑でデリケートなもので、よりよい環境で学び続けていくためにはこうしたストレスの調整を身に付けることも大切になります。
目を閉じて、1分から2分くらい、忙しいときは30秒でもいいです。深呼吸をゆっくりとしながらその呼吸の音だけに意識を向けてみてください。呼吸の音だけに耳を傾ける、意識を向けることで今の自分の呼吸だけを考える時間が生まれます。さあ、次は何の勉強をしますか?「マインドフルネス」よかったら試してみてください。
動画ではもう少し詳しくお話しています。
よかったらチャンネル登録もよろしくお願いします✍