🏰帯のデザイン
🏰しおり付き
くじ引きで当てよう! スマホストラップシート
④お題は「結婚」
タイトル【親愛なる騎士様へ】
🏰あらすじ
ガーナシュベルツ城に常駐しているルークは王子から渡されたお見合い相手を確認する。そこにはα、βのご令嬢と共にΩのご子息がいた。ひょんなことからΩのご子息に挨拶をしにいくがこの子は【噂のΩ】と城、近衛騎士団で知らぬ者はいないほどの美人Ωだという。しかしその少年が住む小屋はとても人が住めるような場所ではなかった。それに彼は真夜中に出て、αの相手をしているようだ。シャロンのことが気になり始めたルークは……。
※性的描写・オメガバース・身売り・ハピエン・お見合いが含まれます。
🏰作品ポイント
どうしようもないほどにシャロンは動物以下とルークに答えてしまう。【噂のΩ】は同じ穴兄弟とα内では共通の話題で、もし彼に発情期が来れば誰もが欲しがるΩになってしまう。それをルークは避けたかったのかもしれない。一途なルークに惚れてしまったシャロンの活躍を見届けてあげてください!
オメガバース作品はいろいろと書かせて頂きましたが結婚をお題にしたのは初めてでしたので話しの構成などはどうしようかなって思いました。城の者と弱い人間を掛け合わせたのがきっかけですかね!
ページ数:56P
当日ブースでも試し読みできます!
❁電子書籍販売 ※手数料の関係で上乗せしています。
❁書籍版販売 ※発送は匿名になります。
宣伝ポップ こういう方におすすめ:綺麗な世界と悪意のある世界を見てみたい方
💓性的描写
💓オメガバース
💓王家の騎士
💓貴族×身売りΩ
💓城
💓騎士α×大人しいΩ
💓モブ×主人公Ω
試し読みサイト 10ページまで公開中!!
youtube紹介動画
他関連商品
※なおマイナンバーカードケースについては会計時1冊ごとにプレゼント✨
文学フリマ京都9以外での販売について ※BLポケドラCDも販売中(AIボイス)
無料配布! 「親愛なる騎士様へ」抜粋版 出演者:余命宣告されたΩ編メンバー
要 「じゃぁ次は……うわぁすごい綺麗な湖」
琉架「えっでもどうして湖?」
要 「だよな、俺達いつの間にワープしたんだ?? もうツッコまないほうがいいかな」
琉架「うん、それにしてもここはすごい綺麗なっ……うっ」
要 「琉架? どうした」
琉架「ごめん、急に目眩が……」
シャロン「どうしたの? 大丈夫?」
ふわっと香った…。
要 「君は……」
俺はΩ? と声をかけようとしたがその子は琉架を引っ張ろうとしていたので仕方なく琉架をおぶって付いていくことにした。
小柄な少年が案内してくれたのは小さな小屋だった。
シャロン「ここ僕の家です、少し休んでください」
要 「あ、ありがとう」
中に入るもベッドというものはなく机? とソファーだった。それに天井が低い……。
シャロン「ここにどうぞ」と言われソファーぽいところに琉架を寝かせた。台所なのか水を汲んで濡れたタオルをおでこにあててくれた。
要 「ありがとう、助かるよ」
彼は笑顔になった。
要 「あの、名前は……」
シャロン「僕の名前はシャロンです、なにかあれば声をかけてください」
そう言い出て行ってしまった。
要 「琉架、大丈夫そうか?」
琉架「うん、要ごめん、シャロンさんは?」
要 「ああ、外に行ったよ」
琉架「なんか不思議な世界ですね、彼もΩみたいですし、Ωってやっぱこういう扱いをされているんですかね?」
要 「かもな……はぁーΩを大切にできないとか俺は辛いよ」
琉架「うん、要は優しいから」と頭を撫でられた。
そこにヒヒーンと馬の鳴き声が聞こえ、物音がした後俺は恐る恐る外に出た。ちらばった木の枝と洗ったタオルなのか散乱していた。
要 「な、なにが起きて……」
混乱している中、白馬に乗った男がこちらに来て剣を喉元に突きつけられた。
要 「お、俺はなにもしてないですよ」
ルーク「だがあなたはシャロンの小屋から出てきたどういうことだ? まさか新手の人攫いか?」
要 「え、違います、連れの具合が悪くなってしまってお世話になっていただけです」
ルーク「連れは後ろの子か?」
琉架は俺の後ろまで来ていた。
要 「はい」
ルーク「見るとΩか……大事にしなさい」といいどこかへ行ってしまった。
要 「えっと……なに、どういうこと?」
琉架「わ、分からないです……」
要 「だよね、下手したらインタビューしそこねた気がする」
琉架「はい、僕もそう思います」
白馬に乗った人が多分ルークさんで、噂のΩがシャロンさんかな。