東京慈恵会医科大学では、文部科学省「高度医療人材養成拠点形成事業」の一環として、第1回こども健康イノベーション・フォーラムを開催いたしました。
本フォーラムは、母子医療・栄養分野における国際レベルの臨床研究の推進と次世代を担う医療人材の育成を目的として、国内外の第一線でご活躍されている講師をお招きし、最新の研究や実践をご紹介いただくものです。
記念すべき第1回目は、Harvard Medical School, Department of Surgery にてご活躍中の堀田亮先生をはじめとした、国内外の優れた研究者の皆様にご講演いただき、最新の知見や実践例を共有する貴重な機会となりました。
日 時: 2024年10月26日(土)13:00〜16:00
場 所: 東京慈恵会医科大学 西新橋キャンパス
形式: 対面およびオンライン併用
【プログラム】
はじめに
講演1 総合医科学研究センター 基盤研究施設 テニュアトラック講師 佐藤洋平 先生
「細胞を使った治療と新たな治療法の研究」
講演2 総合医科学研究センター 分子疫学研究部 教授 浦島充佳 先生
「破壊的イノベーション:故クリステンセン教授の講義を受講して」
講演3 Harvard Medical School Department of Surgery Ryo Hotta M.D., Ph.D.
「敵を知り己を知って病人を診よ」
さいごに
2025年1月25日(土)東京慈恵会医科大学南講堂において「第二回こども健康イノベーションフォーラム」を開催し、現地またはウェブから72名の参加がありました。
このフォーラムは文部科学省高度医療人材養成拠点形成事業の一環とし、母子医療・栄養分野の研究において第一線で活躍されている研究者を講師としてお招きし、本分野の研究力を涵養することを目的に行っています。第2回目は現在ハーバード大学・ボストン小児病院免疫学分野にて活躍されているIvan Lee先生を講師にお招きしました。
学内外で計5名の講師の先生に参加いただき、最先端の小児・周産期医療について講義いただきました。フォーラム開催後には懇親会を開催し、活発な意見交換を行いました。
【プログラム】
講演1 モデルナ・ジャパン株式会社 小河原修様「今後のmRNAワクチン開発」
講演2 小児科学講座 橘高恵美先生「胎児ドックの国内外の現状と当院の課題」
講演3 産婦人科学講座 伊藤由紀先生「周産期領域における臨床研究:遺伝学的解析を中心に」
講演4 東京理科大学 生命医科学研究所 免疫アレルギー部門 本村泰隆先生「2型自然リンパ球とアレルギー性疾患:病態解明から予防・治療への新たな展望」
講演5 ハーバード大学・ボストン小児病院 Ivan Lee先生「My Journey as a Physician-Scientist in Academia, Industry, and Clinical Practice」