■学校名
宮城県仙台市立七北田中学校
■代表者名
渡辺乃暖(中3)
■他メンバー
菅浪彩愛(中3)、菊池結芽(中3)、安藤凪沙(中3)
■担当教員(指導者)
菅原剛
私立ジョブズ学園~ある日の授業~
■作品概要
私たちらしい作品を作りたく、菊池が得意とする絵、安藤が得意とする声当て、渡辺と菅浪が得意とする動画編集を生かし、学生の私たちの日常と馬を掛け合わせた授業風動画にしました。BGMに効果音を加え、キャラクターを動かし、実際に話しているように見せ、見ている人が飽きないようなクオリティーの高い動画を目指しました。また、誰にでも内容を理解してもらえるよう、難しい文字(蹄)にふりがなを振ったり、フリーイラストを活用したりしました。声はキャラクターごとに変え、字幕を流し、さらに重要なところは赤文字にして目立たせました。内容は、馬の体の特徴、仙台藩の藩主だった伊達政宗とその愛馬「後藤黒」との関係、現在、八木山動物公園で行われている馬の繁殖とイベントを取り上げ、ストーリーに一貫性を持たせました。そして最後に、「今日のまとめ」を設けることで、馬の知識を定着させようと考えました。
■探究の動機や目的
私たちは中学校の情報処理部に所属しており、3年生はこの夏で引退を迎えます。そこで、夏休みを使って部活動の集大成となる作品を残したいと話し合い、さまざまなコンテストを調べる中で、この大会を見つけました。馬に関係していれば形式は自由であり、中学生でも挑戦できることを知り、「これなら自分たちらしい作品が作れる」と感じて参加を決めました。
■探究の方法や内容
インターネットを活用して馬について徹底的に調べ、得られた情報を取捨選択しながら動画に反映させました。調査を進める中で、宮城県を象徴する伊達政宗の愛馬が当時非常に優れた馬であったことや、八木山動物公園で馬の繁殖が行われていることを発見しました。これらの内容は「馬探」の探究ポイントにも合致しており、より深い学びにつながりました。
■感想と今後の課題
私たち自身、伊達政宗の銅像の馬がこれほど優れた馬だったことや、八木山動物公園で繁殖やイベントが行われていることを知らなかったので、驚きと学びの連続でした。同時に、私たちと同じように多くの人も馬について詳しく知らないのではないかと感じました。このコンテストを通して、少しでも多くの人に馬の魅力や歴史を知ってもらいたいと考えています。