一生の大半を水辺で暮らすという生態を持った昆虫を指し、有名なものではゲンゴロウやタガメが挙げられる。
水生昆虫の多くは人里近くの水田や池、川に生息している。しかしそれゆえ、常に開発やほ場整備、乱獲といった危機と隣り合わせである。彼らが絶滅しないように考えていかなければならない。
左上からZ字順にクロゲンゴロウ コシマゲンゴロウ メススジゲンゴロウ
タガメ ミズカマキリ コオイムシ
ため池や用水路に行く(たも網とタッパーを持っていく)。
水生植物や岸辺の草の下をたも網でガサガサする。
以下のような場所ではあまり見られない。
ダメな例:農薬が流入している/コンクリートの水辺/外来種がいる/水草がない
ほかにも、様々な水辺でその環境に適応した水生昆虫が見られます!
砂浜の流木から… ⇨ サンゴアメンボとアシブトメミズムシが!
住宅地の河川から… ⇨ ナベブタムシとダルマガムシが!
ゲンゴロウ/ヒメフチトリゲンゴロウ/クロゲンゴロウ/トビイロゲンゴロウ
キべリマメゲンゴロウ/マメゲンゴロウ/イガツブゲンゴロウ/チャイロチビゲンゴロウ*1
タイコウチ/ヒメタイコウチ/コバンムシ/マダラアシミズカマキリ*2
ホルバートケシカタビロアメンボ/コモンシジミガムシ/ヒメシジミガムシ
*1 写真は東井悠氏(筆者の後輩)による提供。
*2 写真は坂野光氏(筆者の友人)による提供。