GOLD受賞
応用化学科 長嶋 修平さん
2024年度 TGLプログラム「GOLD」受賞コメント
2024年度 TGLプログラム「GOLD」受賞コメント
高校時代、英語は得意ではなく正直なところ嫌いな教科の一つでした。
大学入学時に必須だったTOEIC(R) Listening & Reading IPテスト(学内試験)では325点という結果で、TOEIC(R) L&Rスコアを基にクラス分けされる英語の授業では下から2番目のクラスからスタートしました。
それでも、大学では英語が話せるようになり、将来的には海外の研究者や教授と英語でコミュニケーションできるようになりたいという漠然とした思いを抱いていました。
英語を本当に身につけるには、英語が母語の国に身を置き、自分を英語漬けの環境に置くことが必要だと考え、まずは長期交換留学を目標に掲げました。
東洋大学はグローバル人材育成に力を入れており、川越キャンパスにあるGCS(グローバルコミュニケーションスペース)では留学に関する情報収集や試験対策、さらにディスカッション・クラブでスピーキング力の向上にも取り組むことができました。そうした環境を最大限に活用し、大学3年時にアメリカへの長期交換留学を実現させました。
留学当初は全てが英語の生活で自分の英語力の低さに落ち込んだり、英語で受ける化学の授業がほとんど理解できず、悔しい思いもしましたが、滞在先のホストファミリーやカナダ人と韓国人のホームメイトと毎日の会話や、留学先で所属していたインターナショナルクラブや課外活動で出会った友人、教授と常に英語に触れることを意識して生活する中で、徐々に英語力が身につき授業で発言したり、実験の授業では私が現地の学生に実験方法を教えることができるようにまで成長することができるようになりました。
帰国後、受験したTOEIC(R) L&Rスコアでは795点を取得することができ、教授から「TGL GOLD達成までもう少しだね」と声をかけていただき、憧れていたTGL GOLDの認定に向けて、必要な英語の単位取得や英語論文の提出など、さまざまな条件を一つひとつクリアし、卒業前にTGL GOLDの認定を受けることができました。
大学1年生の頃は、自分がTGL GOLDを獲得できるとは想像もしていませんでした。
TGLプログラムを通して、ここまで挑戦を支え、導いてくださった先生方やGCSの方々、そして励まし合いながら努力を重ねてきた友人たち、留学を応援してくれた両親に心から感謝しています。