先輩に聞く!第5回
学生時代は興味がある物に色々チャレンジを
(株)日立産機システム システム技術推進部 清水 秀章 さん (2006年学部卒業,2008年大学院修了)
-現在のお仕事の概要を教えて下さい。
通信装置および位置情報システム装置の開発です。
-開発をされているということですが、開発業務を目指したきっかけを教えて下さい。
学生時代はロボットの研究をやっていたことから、モノづくりに携わる機会が多かったように感じます。そこでは、目標をイメージし、スケジュールを組み立て、実行していくことに楽しみを感じていました。研究室のメンバーの力でロボットを作り上げ、プログラミングし、動作させる。そういったモノづくりを継続したい思いがあって開発業務を目指しました。
-学生時代の取り組みが今に活かされていると感じることはありますか?
学生時代は興味がある物に色々チャレンジをしていきました。研究のテーマであったロボットはセンサ技術、プログラミング技術、機構設計等の色々な技術が必要でした。そういった技術が社会に出てからも個々の技術で活かされ、様々な視点から物事を考えるきっかけになっています。
また、学会での発表論文やプレゼンをまとめる能力は社会人になってからも非常に役に立っています。
-研究や開発職を目指す後輩へのアドバイスをお願いいたします。
開発業務に関しては、目的を定め、スケジュールを計画し、実行する、といった部分は学生時代の卒業研究や学会発表と変わらないです。学生時代に行ってきたことに自信を持って会社に貢献できるでしょう。
-後輩へのアドバイスや在学中にやっておけば良かったと感じることなどをお願いします。
「大学生」の肩書きを大いに利用して、様々なことにチャレンジをしてください。チャレンジする中で学ぶ姿勢を意識することで社会に出てから多いに役立つ物が身につきます。
また、大学の講義の中では企業に入ってから同じ内容の講義を改めて受ける部分があります。学生の内に学んでおくことで企業に入ってからの講義の習熟度が変わってきます。東洋大学の利点を生かし、気になる講義は積極的に受けることをお勧めします。