複雑流体研究室

複雑流体研究室

ナノ・マイクロスケール材料分散系における自己組織化現象とそのナノテクノロジー、バイオサイエンスへの応用

 複雑流体 (complex fluid) とは、数ナノメートル~数マイクロメートル程度の大きさの内部構造をもつ流体のことで、インク、コーヒー、牛乳、血液など我々の身近に存在します。このような流体は様々な興味深い特性を示し、すでに自動車のクラッチやダンパーの作動流体や、液晶モニターなどに応用されています。さらに最近では、複雑流体内部の微細構造をナノテクノロジー、バイオサイエンスや医療などに応用しようとする先端的研究が盛んに行われています。