①卒業に必要な単位として各学期(セメスタ)に履修可能な単位数は、24単位以内です。
②2~4年次には、過去に履修して単位修得できなかった科目を各学期(セメスタ)履修可能単位数の24単位の枠内で履修することができます。
③卒業に必要な単位として認められない科目(上表参照)は、各学期(セメスタ)に履修できる単位数に制限はありません。
④すでに単位を修得した科目は履修できません。
⑤上級学年に配当されている科目は履修できません。下級学年の配当科目は履修できます。
例.3年生が2年次配当科目を履修すること。
総合知で進める教育と研究
2025年4月より、すべてのキャンパス(4キャンパス14学部)の多様な学問の連携、融合を図る「総合知」教育をスタート。各学部の専門性に依拠した学問を集結し、所属学部や領域を超えた新しい総合的な学びを創出します。
自分の専門性を主体的に磨き、異分野にチャレンジする学生を育てます。
学部の枠組みを超えたグローバル人財の育成「東洋大学スタンダード」
東洋大学は、建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」「独立自活」「知徳兼全」に基づき、地球規模の視点で物事をとらえ、自分の未来を切り開くことのできる「グローバル人財(人という財産)」の育成を目指しています。「東洋大学スタンダード」は、グローバル化のための教育目標である「哲学教育」「国際化」「キャリア教育」の3つの柱をつなぐ、東洋大学生として身につけるべき力を示す全学的教育目標です。その「東洋大学スタンダード」を基本として、教育方針(ポリシー)を定め、各学部・学科のカリキュラムを編成しています。
2025年4月からスタートする「総合知」教育も「東洋大学スタンダード」を基盤として、新たにスタートする教育の取り組みです。
東洋大学スタンダード
東洋大学は、建学の精神「諸学の基礎は哲学にあり」「独立自活」「知徳兼全」に基づき、学生に以下の力を身につけさせることを宣言します。
「諸学の基礎は哲学にあり」の精神に基づき、生涯にわたり本質に迫って深く考え抜く力
「独立自活」の精神に基づき、社会的に自立した人間として、主体的に判断し、行動できる力
「知徳兼全」の精神に基づき、人間としての価値の実現を目指し、地球環境と人類社会に貢献できる人間力
変わりゆく社会のなかで、自ら問いを立て諸課題を解決できる想像力とイノベーション力
グローバル社会において、多様な伝統と文化を尊重し、対話や議論を通じて他者と協働していく力
全学基盤教育科目(この分野から合計4単位以上修得が必要)
▪哲学・自校教育
▪国際
○異文化理解
○語学
○研修
○LEAP
○外国人留学生科目
▪キャリア
全学共通教育科目(この分野から合計10単位以上修得が必要)
▪人文科学
○文学・歴史・文化
▪社会科学
○経済・経営
○法・政治・社会
▪自然科学
○自然・環境・生命・食
○数理・情報・理学・工学
▪スポーツ・健康・福祉
○講義・演習
○実技
▪総合・学際・観光
※「全学基盤教育科目」と「全学共通教育科目」を合わせて、合計16単位以上修得が必要(16単位を超えて修得した単位も、卒業単位として認められます。)
【各科目の履修上の注意】
●履修については、『履修登録のしおり』を熟読してください。
●科目によっては、白山キャンパス以外のキャンパスで開講されるものもあります。特に、「全学共通教育科目 > スポーツ・健康・福祉 > 講義・演習」分野の「スポーツ健康科学実技/講義/演習」の授業は、主に東洋大学総合スポーツセンター(板橋区清水町)で開講されます。
【「井上円了と建学の精神」について】
井上円了(1858~1919)の思想と行動を生涯にわたってたどりながら、東洋大学の前身である哲学館と東洋大学の創設と発展を理解する授業で、必修科目です。
必修科目・・・必ず単位修得しなければならない科目
選択必修科目・・・必要単位数が決められており、その単位数以上に単位修得しなければならない科目
選択科目・・・各自の希望により選択、卒業等件の必要単位数以上に単位修得しなければならない科目
各学科に設定されている必要単位数を修得し、「専門教育科目」の合計で72単位以上修得しなければなりません。なお、72単位を超えて修得した単位数も卒業単位として認められます。
【「法学入門」・「法学基礎演習」について】
専門教育科目の「法学入門」・「法学基礎演習」は、4年間法律を学ぶ上で必要となる基礎的知識のほか、レポート・答案の書き方、文献検索の方法等のスキル(技術)およびグループ報告を通じた議論・プレゼンテーションの仕方等を修得することを目的とした法学部の初年次教育科目です。そのため、選択必修科目となっていますが、1年次必履修科目として大学側でクラス分け・履修登録を行います。なお、原則として2 年次以降に再履修はできません。
【専門教育科目の履修上の注意】
法学部の専門科目はほとんどが〇〇A(春)、○○B(秋)に分かれていますが、A(春)・B(秋)を両方受講することで授業内容をより深く理解できます。春学期に〇〇Aを、秋学期に〇〇Bをそれぞれ履修するよう心がけてください。
法学部では、それぞれの学科の教育課程表に掲載されていない科目で他の学科の教育課程表に掲載されている科目を履修することができる法学部内他学科開放科目を設けています。単位修得した科目は各学期(セメスタ)2科目4単位以内、かつ卒業までに合計12単位以内を条件として卒業単位に認められます。ただし、他学科の専門教育科目を履修しても、専門教育科目の単位としては認められません。
※履修できない学年もあります。
※学期(セメスタ)履修単位に算入されます。
※修得した単位は、「法学部内他学科開放科目」の枠に算入し、卒業単位に含まれます。
法学部ではグローバル社会に対応できる力を身につけるため、英語と初修外国語(ドイツ語・フランス語・中国語から1ヵ国語を入学時に選択)を必ず履修しなければなりません。
外国語科目は、1 年~ 4 年まで4 年間を通して履修できるよう配置してあります。
より高度な語学力の習得を希望する学生は選択科目として各自履修登録をしてください。
各年次に履修可能な科目については、学科の教育課程表で確認してください。
【語学科目の卒業要件と再履修について】
語学科目は、前掲の表のとおり、1年次に8科目、2年次に2科目が、あらかじめ時間割に組み込まれる「事前登録科目」となっています。事前登録科目は、自分で履修を変更したり、履修取消期間に履修を取り消したりすることはできません。
●1年次配当の事前登録科目
①「英語ⅠA/ⅡA」(計2単位)
②「英語ⅠB/ⅡB」(計2単位)
③「○○語ⅠA/ⅡA」(計2単位) ※言語(○○語)はドイツ語・フランス語・中国語から入学時に選択
④「○○語ⅠB/ⅡB」(計2単位) ※言語(○○語)はドイツ語・フランス語・中国語から入学時に選択
●2年次配当の事前登録科目
⑤「英語ⅢA/B/C/Dのうち2科目」もしくは「1年次履修言語ⅢA/ⅣA」(計2単位) ※2年次に履修する言語は、1年次9月頃に英語を含む1年次履修言語から選択
語学科目は、10単位以上の修得が卒業要件となっています。上の①~⑤の事前登録科目をすべて滞りなく履修して単位を修得すれば、この卒業要件を満たすことができます。
しかし、その中で所定の配当年次に単位が修得できなかった科目がある場合は、それらの科目を改めて履修(再履修)しなければなりません。ただし、英語科目(①②⑤)については、以下の再履修以外の方法で、卒業要件単位を満たすことができます。
①の「英語ⅠA/ⅡA」は、「TOEICによる単位認定の制度」により単位が修得できます。
②の「英語ⅠB/ⅡB」は、「TOEICによる単位認定の制度」により単位が修得できます。また、3・4年次配当科目「言語と文化Ⅰ」の単位を修得し、この単位を「英語ⅠB/ⅡB」に代えて、語学科目の卒業要件単位に含めることができます。
⑤の「英語ⅢA/B/C/D」は、「TOEICによる単位認定の制度」により単位が修得できます。また、3・4年次配当科目「言語と文化Ⅰ」または「言語と文化Ⅱ」の単位を修得し、この単位を「英語ⅢA/B/C/D」に代えて、語学科目の卒業要件単位に含めることができます。
【語学科目の履修上の注意】
(1)語学選択時に選択しなかった語学を、3ヵ国語目の語学として追加で履修することも可能です。
(2)1年次9月頃に2年次の語学選択希望調査を実施しますが、これに回答しない場合、次年度の語学選択必修科目が履修できなくなります。
(3)2年次の語学選択希望調査で1度申請した科目の変更はできません。
(4)1年次に選択科目として3ヵ国語目の語学を履修した場合、2年次に語学選択の対象とすることが可能です。ただし、当該外国語のⅠA/ⅡA、ⅠB/ⅡBを履修している場合に限ります。
(5)1・2年次配当の選択必修科目は、事前にクラス分けがされています。これらを選択科目として履修する場合、第1回の授業に出席して担当教員の受講許可を受けることが必要です。なお、受講者数が多い場合、選択科目としての履修は認められないことがあります。
(6)したがって、上位科目を履修するには、少なくともひとつは下位科目を修得していることが条件となります。たとえば、1年次配当の英語科目(「英語ⅠA/ⅡA/ⅠB/ⅡB」)の単位をまったく修得していない場合は、2年次以降に配当されている英語科目を履修することはできません。初修外国語も同様です。
①概要
GLPは、法学部卒業生としての法的素養と国際化社会で活躍できる能力を兼ね備えたグローバル人材の育成を目標として、発展的な語学・キャリア教育を行う法学部独自の特別プログラムです。
このプログラムへの参加を認められた学生は、1年次に集中的な指導を受けて英語で授業を受けられるスキルを身につけ、2年次以降は実践的な語学教育と並行してグローバルリーダーを目指すためのキャリア教育を受けることができます。また、このプログラムの学生には、英語のネイティヴスピーカーの教員がFA(ファカルティアドバイザー、高校までの担任に相当する役割)としてサポートを行います。卒業時の学修成果が所定の水準に達している学生には修了証が授与されます。留学を目指す学生、国際的な仕事に就くことを目指す学生に適したプログラムです。
②GLPカリキュラム(◎はGLP必須科目、○はGLP推奨科目)
1年次
週3コマの授業で徹底した英語のアカデミックスキル(Grammar and Pronunciation, Writing, Research and Presentation)の育成を図ります。
2年次
Academicスキルを発展させつつ、国際関係や国際キャリアの基礎を学びます。
③履修条件
(1)クラス分け試験で上位10%以内のスコアを獲得、または英検2級以上を取得していること。
(2)プログラムを最後までやり遂げる強い意志があること。
④履修必須科目
GLPの学生は、原則として、②の表で◎が付された科目および3・4年次の「SeminarⅠ~Ⅳ」の単位をすべて修得することが必須となります。これらの科目の単位修得状況に基づき、年次ごとにGLPの継続の可否について審査が行われます。「英語ⅠA/ⅡA」「英語ⅠB/ⅡB」「英語ⅢB/ⅢD」は、GLPの学生専用のコースとなっており、英語の資格による単位認定制度の対象にはなりません。また、「Integrated Academic Skills Ⅰ~Ⅳ」は、GLPへの参加を認められた学生以外は履修できません。
⑤修了の認定条件について
GLPの履修必須科目の単位をすべて修得し、4年次の「Seminar Ⅳ」で所定の課題を提出した学生には、法学部グローバルリーダー育成プログラム修了証が授与されます。
大学卒業後、中学校・高等学校の教員になるためには、教育職員免許状を取得しなければなりません。本学では「教育職員免許法」に基づいて、免許状取得に必要な単位が修得できるよう科目を開設しています。詳細は、教職課程関連のページを参照してください。
教職科目には、「卒業単位に算入される科目」と「卒業単位に算入されない科目」があります。
過去に履修して単位修得できなかった科目を各学期(セメスタ)履修可能単位数の範囲内で再度履修(再履修)することができます。再履修する科目はコース番号や教員が異なった場合でも同じ科目として履修登録できます。ただし、語学科目等で再履修用のコースが設けられている場合、そのコースを受講してください。
①「哲学・自校教育科目」「専門教育科目」で学科が指定されている科目の再履修は、所定の科目を履修しなくてはなりません。
②「語学科目」で再履修用のコースが設けられていない科目を再履修する場合は、「履修登録のしおり」を参照してください。
所属する学科の「教育課程表」にない科目を『自由科目』として履修することができます(卒業単位にはなりません)。
履修申請方法、申請期間については、各学期の履修登録期間前に東洋大学公式アプリ等で配信されるお知らせを確認してください。
以下に該当する場合は履修不可となります。
1.白山キャンパス以外のキャンパスで開講される科目
2.カリキュラム(課程・適用入学年度・履修上限単位数)が異なる場合
3.科目を開講している学部が定める履修条件を満たさない場合
4.授業定員を超過している場合
5.所属する学科の教育課程表に記載されている科目と同一内容・同一名称の科目
※ 第1部学生が第2部の開講科目を自由科目として履修することはできません。