富山県

岡基翁碑(富山県南砺市)

【設置場所】

富山県南砺市 弥勒山安居寺境内

【内容】

「岡基翁」を称えた顕彰碑

【円了巡講日誌より】

明治34年9月9日 晴れ。午前、城端より西礪波郡西野尻村字安吾に移る。宿坊安吾寺(住職大谷竜道氏)にして、会場当所有名の観音堂なり。堂側眺望大いによし。村内の有志、昼夜煙花をあげ歓迎すこぶる盛んなり。当村内のために、はじめて大幡の揮毫をなす。当地開会尽力者は篠秀道(本館出身)、東田政義、安川仁三郎等の諸氏なり。

【設置者(保管者)】

南砺市教育委員会

【取材記録】

近くの公園から日本の有数の散居村集落を望むことができる弥勒山安居寺。禅寺風の様式を残す観音堂(国指定重要文化財)で円了は講演を行い、歓迎を受けた。
境内仁王門近くに、産業功労の業績を称えた岡基翁(安居村特産品屋根瓦の工人)の顕彰碑があり、「井上円了書」と記されている。

明治34年(1901)9月建立。(取材日2009年9月7日)

アクセス】

【空路】

 【陸路】

住所:〒939-1554 富山県南砺市安居4941