井上円了関連
刊行にあたって （西義雄）
1.哲学
学祖の建学精神たる真如観と妖怪学 - 井上円了の哲学理想 （西義雄）
井上円了の『大乗哲学』 - 富永仲基『出定後語』再考 （大鹿実秋）
井上円了のインド哲学研究 - 『外道哲学』を中心に （菅沼晃）
初期著作にみられる井上円了の東・西哲学の対比 （清水乞）
2.宗教・倫理・心理・教育
明治時代における井上学祖のキリスト教批判の考察 （伊東一夫）
井上円了における初期倫理思想 - 『倫理摘要』をめぐって （河波昌）
倫理学を中心にして - 倫理通論と日本倫理学案からみた円了の倫理学 （石岡信一）
井上円了の宗教学 （高木きよ子）
井上円了の心理学の業績 （恩田彰）
井上円了の教育観 （祖父江章子）
3.民俗
学祖の学問と民俗学 （大島建彦）
井上円了の霊魂不滅論 - シナ学との対比において （金岡照光）
『妖怪百談』に見られる不思議庵主井上円了の啓蒙活動について （川崎ミチコ）
4.その他
井上円了の国語国字観 - 『漢字不可廃論』をめぐって （森章司）
随筆に現れたる井上円了の思想 （河村孝照）
修験道を中心とした学祖の学理思想 （中山清田）
『哲学堂図書』怪談草紙部解題稿 （塚田晃信）
あとがき （清水乞）
東洋大学井上円了研究会第3部会
井上円了の「教育」理念序説 - 明治啓蒙における位相から浮かび上がる像について
（付）井上円了の教育理念
（総合討議のための基調報告）-（飯島宗享）
井上円了の「哲学」-（小林忠秀）
井上円了の実践の思想 -（針生清人）
井上円了の宗教思想 -（高木宏夫）
政教社のナショナリズムと井上円了の「護国愛理」-（田中菊次郎）
東洋大学における「建学の精神」継承の問題点 -（三浦節夫）
明治の教育政策−公教育制度の成立過程 -（広畑一雄）
哲学館事件に関する世論 -（水澤清之）
井上円了の人間像 -（世良民平）
円了と民衆−南船北馬集の世界 -（田中菊次郎） 井上円了の学位に就いて -（山内四郎）
あとがき
刊行にあたって （西義雄）
円了における西洋哲学 （福鎌忠恕）
円了とスコットランド哲学 - ミュアヘッド倫理学と井上円了 （齋藤繁雄）
井上円了における現象即実在論 （新田義弘）
井上円了とカント哲学 （馬場喜敬）
明治期の啓蒙運動とフランスの啓蒙思想 （坂本市郎）
円了における啓蒙思想の二重性について （新田俊三）
井上円了英文稿録解 （喜多川豊宇）
あとがき （福鎌忠恕）
円了と民衆 田中菊次郎
井上円了の人間像 世良民平
井上円了の学位に就いて 山内四郎
井上円了の哲学 針生清人
祖父 井上円了について 井上民雄
上円了に関する郷土における調査報告
あとがき
井上円了の「教育」理念序説 飯島宗享
井上円了の思想 小林忠秀
政教社のナショナリズムと井上円了の「護国愛理」（再録） 田中菊次郎
井上円了と河口慧海 高橋統一
井上円了と蓮門教 西山 茂
「南船北馬」現地調査覚書（続編） 田中菊次郎
「井上円了とその時代」 東洋大学第1期生 佐々木正熙氏談
井上円了略年譜 三浦節夫編
研究会日誌
あとがき
井上円了の社会教育思想−研究の一視点 北田耕也
加藤弘之と井上円了 −
加藤弘之の前期政治思想との関連において 松岡八郎
調査報告 三浦節夫
長岡洋学校時代の井上円了
哲学館の書記長をしていた祖父
光賢寺所蔵井上円了宛書簡
哲学館第1期生 金森従憲氏
父 井上円了
研究会日誌
『南船北馬集』第16編の原稿について 井上民雄
〔未公開資料〕南船北馬集第16編 井上円了
あとがき
〔特集〕総合研究 井上円了の教育理念について
総合研究の経過と問題点 高木宏夫
哲学館事件に関する世論 水澤清之
明治の教育政策−公教育制度の成立過程 広畑一雄
基調報告 飯島宗享
総合討議
研究会日誌 〔研究資料〕井上円了関係人名辞典 三浦節夫編
あとがき
井上円了の宗教観 高木宏夫
明治後期の社会思想と哲学館 吉田久一
井上円了の「護国愛理」の変化に関する中間報告 三浦節夫
井上円了の学位に就いて（訂補） 山内四郎
〔研究資料〕井上円了関係書簡集（その1） 三浦節夫編
研究会日誌
あとがき
第2回総合討議
井上円了の教育理念−その思想と行動
客員研究報告
井上円了と真宗 田村晃祐
客員研究報告
戦前の私立大学の変遷−明治20年以降「大学令」に至るまで 丹野朝栄
終刊にあたって 高木宏夫
研究会日誌
あとがき
【第7号】
復刊の辞 新田幸治
円了思想の科学技術的側面 森川滝太郎
福沢諭吉・井上円了・寺田福寿・小栗栖香頂 三浦節夫
井上円了の中国巡講 斎藤秋男
井上円了の朝鮮巡講の歴史的背景 朴 慶植
『襲常詩稿』初探−井上円了齢在15歳 長谷川潤治
円了の妖怪・円朝の幽霊 斎藤弘行
学祖研究室について 天野才八
資料紹介
「長岡学校開業一条」
高橋家書簡
「静岡県巡講日誌」
井上円了研究」文献目録（1987年以降）
【資料集】
第1冊
『六合雑誌』『太陽』『国民の友』『日本人』の4誌に掲載された井上円了の著述、および井上円了と哲学館に関する記事を抽出。第2冊
井上円了の著書『甫水論集』（1902年）の影印本。研究者のみならず、共同討議資料として、広く教育関係者に提供することを目的とするもの。第3冊
井上円了の著書『円了講話集』（1904年）の影印本。資料集第2冊『甫水論集』と同じく、研究者のみならず、共同討議資料として、広く教育関係者に提供することを目的とするもの。
【井上円了関係文献年表】
1858年から1987年2月までに発表された井上円了関係の文献を収録。
単行本、所収論文、雑誌論文、講義録、新聞等4600点以上の資料名を編年的に配列。井上円了研究のための豊富な情報源。