第四回日本珍菌賞の選考が8/16〜9/13の期間にtwitterでの投票にて行われました。
いよいよ選考結果発表です!!
(R:リツイート, F:いいね, T:総得票数)
1位 シャクトリムシハリセンボン(@doronko15 さま) R56, F95, T151
「名は体を表すとはまさにこの事で、シャクトリムシの体から針が発生しており、これが子実体で冬虫夏草である。シャクトリムシは菌糸に満たされているようでカチカチ。成熟する間死骸を維持できるのも納得。」
2位 コブガタアリタケ(@doronko15 さま) R36 F53 T89
「主にムネアカオオアリに発生。アリの首に付いているコブが冬虫夏草。寄生されたアリは例外なく枝に噛み付いて体を固定しており、口から菌糸が出て枝に張り付いている。場所によってはアリの地獄のように発生している。」
3位 クビナガクチキムシタケ(@doronko15 さま) R27 F50 T77
「朽木の中に潜行するヤマトクチキカの幼虫から発生する冬虫夏草。注目すべきはその生態で、朽木の表面まで伸びる幼虫の水管という器官を伝って菌糸が伸び、朽木表面まで菌糸がでると結実部を形成する点である。」
4位 アオウツボホコリ(@ososugiru さま) R11 F30 T41
「あの南方熊楠氏にご縁のあるレアな粘菌です。」
4位 稲こうじ病菌(@Aciculo さま) R18 F23 T41
「冬虫夏草のメタリジウムに近縁で、コウジカビとは関係ない。イネの根に感染して表皮を伝って開花前の花に入り込むと考えている。病粒は甘いらしいが、動物毒性がある。」
(紹介文は、元ツイートより引用)