投稿日: Feb 27, 2013 11:45:2 PM
日本菌学会第52回大会:シンポジウム「生態学に広がる菌学研究 ~若手の研究からの展望~」
はじめましてこんにちは。
筑波大学の白水です。
今月末に三重大学で開催される日本菌学会第52回大会にてシンポジウムを開催しますので、
その宣伝をさせていただきます。
本シンポジウムは「生態学に広がる菌学研究ー若手研究からの展望ー」と題しまして、
若手研究者の視点から菌学と生態学の連携を促進することを目的としております。
菌類研究を通して生態学的な命題の解明に取り組んでいる若手研究者の発表がメインですが、
菌学と生態学の連携とそれぞれの分野のこれからに関して、菌学の視点から徳増征二先生
(筑波大学菅平高原実験センター)、生態学の視点から大串隆之先生(京都大学生態学研究
センター)にコメントをいただくことも予定しております。
スケジュールの最後に予定しております「まとめと質疑応答」では、これまでの内容を踏まえて
今後の菌学と生態学の連携について議論する場としたいと考えておりますので、できるだけ
多くの方々に参加いただければ幸いです。
以下に、日時、場所とスケジュールを記しますので参考ください。
日時:
6月1日15:00-18:00
場所:
三重大学三翠ホール(小ホール)
スケジュール:
15:00 趣旨説明
15:10 「冷温帯林におけるブナ粗大枯死材の分解にかかわる菌類群集の動態と機能」
○深澤遊1、大園享司2、武田博清2 (1トトロの森ふるさと財団、2京大院農森林生態)
15:45 「外生菌根バイオマスの時空間分布と物質循環における役割」
○岡田慶一1、山田明義2 (1信州大院総合工学系、2信州大農)
16:20 「昆虫寄生菌がアリの社会性維持に与える影響」
○奥野正樹1、辻和希1、藤崎憲治2 (1京大院農昆虫生態、2琉大農)
16:55 「隠蔽種の識別によって明らかとなる外生菌根菌の種多様性と宿主特異性」
○佐藤博俊、村上哲明 (首都大学牧野標本館)
17:30 コメンテーターの発表
菌学側からの視点
徳増征二(筑波大学菅平高原実験センター)
生態学側からの視点
大串隆之(京都大学生態学研究センター)
17:40 まとめと質疑応答
また、シンポジウムの後に懇親会も予定しておりますので、お時間のある方はぜひこちらにも
ご参加ください。
それでは、みなさまのご来場を心からお待ちいたしております!
(メーリングリストhypha:738より転載)