ノーベル賞受賞者による株式投資の理論とその実践例を紹介します。
Tribute to H. Markowitz, W. Sharpe, & F. Black
毎週チェック
・世界の株価 / VIX / PER / PBR / 各種スケジュール(セントラル短資)
・為替レート / Dollar Index(FRED)/ 米国債金利/ 長期金利 / 趨勢的CPI(FRED)
・EFFR(FRNY) / High Yield(FRED)/ 長短金利差(FRED)/ CDS(MM)
・GDP Now(FRB Atlanta) / 労働力率(TE) /ISM(TE)/M(FRED)
・Fed's BS(FRS)/ IORB(FRED)/ Remittence to Gov(FRED)
US Gov Interest Payment(FRED)/ US Gov Tax Receipts(FRED)
・消費者ローンの延滞率(FRED) /銀行借入の債務不履行率(FRED)
1 はじめに
復習
・アンケートへの回答をお願いします
昨年度受講者による科目紹介はこちら
昨年度受講者による勉強法はこちら
次の資料を読み、感想を書きましょう
・テキスト第1章の補論
・警視庁, 特殊詐欺対策ページ, SNS型投資詐欺
https://www.npa.go.jp/bureau/safetylife/sos47/new-topics/investment/
・Googleで「SNS 投資詐欺」でニュース検索した結果(ニュースを2, 3個読みましょう)
※ AIのガイドラインを確認しておきましょう。情報アップデートを適宜お願いします。
文化庁, AIと著作権について
文部科学省, 大学・高専における生成AIの教学面の取扱いについて
資料
・どばんくん(秋田県北部の大湯環状列石から出土)
縄文時代の電卓?
https://oyustonecircles.explorekazuno.jp/#doban
・日本証券業協会, 個人投資家の証券投資に関する意識調査
http://www.jsda.or.jp/shiryoshitsu/toukei/kojn_isiki.html
・リクルートワークス研究所, 大卒求人倍率調査
https://www.works-i.com/surveys/adoption/graduate.html
・大学イノベーション研究所, デジタル時代なのに数学から逃げる私大文系は下流化していく
https://www.youtube.com/watch?v=E1uz2_a_NA4
・Investing.com, ドル円チャート
2 個人投資家増加の背景
予習
・テキスト第1章と第2章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
・読売新聞, SBI・楽天・松井のネット証券3社、口座乗っ取りで半額補償…「全額」
大手と対応割れる 記事を読む
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20250726-OYT1T50008/
Quiz:「200-250字くらい」という文字数指定は「必ず200字以上書いてください。300字を超えて
書く必要はありません」という意味です。指定されている用語は必ずすべて使ってください。
テキスト、ノート、授業内容をもとに作成してください。ネットなどからのコピペ等は0点と
なります。答案は、学期中ほどにまとめて提出いただく予定です。提出はGoogleフォームへの
記入となりますので、ワードなどに回答を書いておきましょう。
Q1 テキストpp.3-4を参照しながら、株式と株式会社の社会的役割について説明しなさい。
(用語:株式会社、株式、消費者、働く場、社会的意義|200-250字くらい)
Q2 テキストpp.11-12を読み、投資を始める時に気をつけるべきことを書きなさい。
(用語:未公開株、投資詐欺、SNS|180-200字くらい)
Q3 テキストで紹介している例を用いて、投資単位の引き下げにより個人投資家が増えたこと
を説明しなさい。
(用語:個人株主数、投資単位、株式分割、出来高|250-300字くらい)
Q4 テキストの図表を参照しながら、手数料の引き下げにより個人投資家が増えたこと
を説明しなさい。
(用語:ネット証券、売買委託手数料、自由化、収益の柱|250-300字くらい)
Q5 複利運用の成果を近似する「72の法則」とは何か。また、R=1%、2%、6%、9%それぞれ
の場合に複利運用で資金が2倍になるのにかかる年数を、72の法則を使って近似しなさい。
(72の法則を説明する文章と、計算式、計算結果を必ず書くこと。)
資料
・証券統計ポータルサイト
・全国証券取引所, 株式分布状況調査
https://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/examination/01.html
3 金融商品取引所
予習
・テキスト第3章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
・東証の場立ち
https://www.youtube.com/watch?v=8fUHjWHfqAQ
・東証の現在の姿
https://www.youtube.com/watch?v=_uxdt88kqSI
・取引速度をあえて遅らす
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO48224220V00C19A8EE9000/
・祝日取引
https://www.jpx.co.jp/derivatives/rules/holidaytrading/index.html
Quiz
Q1 日本と世界の主要な取引所の名称を挙げ、時価総額を比較しなさい。そして取引所の統合
や合併が相次いでいる理由を述べなさい。加えて、日本の取引所が総合取引所へ向かう様子
を説明しなさい。
(用語:時価総額、ICT、大阪証券取引所、JASDAQ、総合取引所|200-250字くらい)
Q2 東京証券取引所の上場区分が「一部、二部、ジャスダック」から「プライム、スタンダード、
グロース」に変更されたことについて、あなたの意見を書きなさい。
(用語:上場区分、プライム、スタンダード、グロース|200-250字)
資料:https://biz-journal.jp/2022/01/post_276301.html
資料:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC283240Y2A320C2000000/
資料:https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB1454H0U2A310C2000000/
Q3 東京証券取引所の売買立会時(2024年11月5日以降のもの)について説明しなさい。
(用語:午前立会、午後立会、昼休み、注文の受付|200-250字)
Q4 成行注文、指値注文とは何か、どのようなときに使う注文か説明しなさい。
(用語:成行、指値、銘柄、価格、株数|200-250字)
Q5 テキストの例を参照しながら、板寄せ方式の注文執行について説明しなさい。
(はじめの「板」の状況(図表3-7)から、手順にそって執行される株を定め、最終的に
何株何円で取引が成立するか説明すること。中間の課題では、若干数字を変えた問題が
出ます。)
資料
・東証の歴史
https://www.youtube.com/watch?v=TBe6o8PehDg
https://www.youtube.com/watch?v=ObFymNhCK7A
・日本取引所, 内国株の売買制度
http://www.jpx.co.jp/equities/trading/domestic/index.html
・日本取引所グループ, arrowhead 4.0
https://www.jpx.co.jp/systems/equities-trading/01-02.html
・日本取引所グループ, コロケーションサービス
http://www.jpx.co.jp/systems/connectivity/index.html
・金融庁金融審議会, 市場ワーキング・グループ
http://www.fsa.go.jp/singi/singi_kinyu/base_gijiroku.html#market_wg
・Tokyo Stock Exchange, Guide to TSE Trading Methodology, pp.19-27
http://www.jpx.co.jp/english/equities/trading/domestic/
・スピードバンプに関する東証の資料
・IEX Exchange(『フラッシュ・ボーイズ』(文藝春秋, 2019)の主役たち
4 株式投資の利益と利益率
予習
・テキスト第4章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
Quiz
Q1 株式投資の利益を構成する2つの要素を示して説明しなさい。
(用語:キャピタルゲイン、インカムゲイン、売買、保有、配当|200-250字くらい)
Q2 複数の投資機会を比べるとき、利益ではなく利益率を用いるのはなぜか。
(用語:効率、購入額、1円、算術利益率、対数利益率|200-250字くらい)
Q3 利益率の分布のモデルについて説明しなさい。
(用語:左右対称、単峰性、二項分布、離散変数、連続変数、正規分布|250-300字くらい)
Q4 利益率の分布の特徴である「Fat Tail」とは何か。またこの分布の特徴から投資家は何を
読み取るべきか。
(用語:正規分布、裾が厚い、凪(なぎ)、嵐、暴落、暴騰|200-250字くらい)
資料
・World Federation of Exchanges
5 期待利益率とリスク
予習
・テキスト第5章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
Quiz
Q1 投資の根本問題とは何か、説明しなさい。そして、投資家のよすがとなる2つの情報
を列挙しなさい。
(用語:今、未来、決断、期待利益率、リスク|200-250字くらい)
Q2 授業で用いた数値例を用いて、輸入企業株の期待利益率(リターン)を計算しなさい。
(途中の式を必ず書くこと。中間の課題では数値を少し変えて出題します。)
Q3 授業で用いた数値例を用いて、輸入企業株の標準偏差(リスク)を計算しなさい。
(途中の式を必ず書くこと。中間の課題では数値を少し変えて出題します。)
Q4 標準偏差を計算するとき、偏差を2乗し、その後でルートを取る理由を説明しなさい。
(用語:偏差、相殺、ずれ、分散、歪んだスケール|200-250字くらい)
6 個別株式
予習
・テキスト第6章、第7章pp.68-71を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
Quiz
Q1 図表6-2の点Aと点Bを比べながら無差別曲線を説明しなさい。また、図表6-3に
描かれている2人の投資家の無差別曲線から、リスク回避度の強さを読み取りなさい。
(用語:リスク回避度、無差別、リスク、リターン、望ましさ、見返りの大きさ|
250-300字くらい)
Q2 図表6-4を参照しながら2つの投資機会AとBのどちらに投資すべきか説明しなさい。
(用語:無差別曲線、リスク量0、リターン、望ましさ|200-250字くらい)
Q3 ポートフォリオとは何か、またポートフォリオを組成する目的を説明しなさい。
(用語:フォルダ、資金、証券、リスク、リターン|200-250字くらい)
7 ポートフォリオ
予習
・テキスト第7章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
Quiz
Q1 テキストの例で、資金の振り分け方を輸出企業株に50%、輸入企業株に50%に変えたとき
ポートフォリオの期待利益率(リターン)を算出しなさい。
(中間の課題では、数値を若干変えて出題します。)
Q2 テキストの例で、資金の振り分け方を輸出企業株に50%、輸入企業株に50%と変えたとき
ポートフォリオの標準偏差(リスク)を算出しなさい。
(中間の課題では、数値を若干変えて出題します。)
Q3 スライドの例で、投資家は輸出企業株、輸入企業株、ポートフォリオのどれを選ぶべきか、
無差別曲線を用いて説明しなさい。
(用語:輸出企業、輸入企業、ポートフォリオ、無差別曲線|200-250字)
8 リスクの分散
予習
・テキスト第7章のpp.73-75と第8章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
・みんなのポートフォリオをみる
Quiz
Q1 図表7-6を参照して効率的フロンティアを描き、この図が表していることを説明しなさい。
(図は手描きしてください。説明文の用語:フロンティア、最小リスク、最高リターン)
Q2 2銘柄からなるポートフォリオのリスク(分散)の式を書きなさい。
Q3 3銘柄からなるポートフォリオのリスク(分散)の式を書きなさい。
Q4 組み入れ銘柄数を極限まで増やすとポートフォリオのリスクはどうなるか、式を展開して
説明しなさい。
(途中の式を省略せずに手書きしてください。説明文の用語:個別リスク、市場リスク、
分散の平均、共分散の平均、無限大)
9 CML
予習
・テキスト第8章のp.84と第9章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
・日経平均プロフィル, 日経平均 読む・しる・学ぶ をみる
https://indexes.nikkei.co.jp/atoz/
・日本取引所, 『ETF』をアニメーションで解説!をみる
https://www.youtube.com/watch?v=F7R5syx2Etg
Quiz
Q1 市場ポートフォリオとは何か、説明しなさい。
(用語:すべての株式、ポートフォリオの分散、市場リスク、フロンティア、左上|
200-250字くらい)
Q2 CMLを導出し、CMLのグラフを描きなさい。
(途中の式を省かずに手書きすること。グラフも手描きすること。)
Q3 パッシブ運用とは何か。そして私たちが投資できるパッシブ運用の例を挙げなさい。
(用語:CMLの結論、無リスク資産、定期預金、市場ポートフォリオ、ETF、日経平均|
250-300字くらい)
資料
・日本取引所グループ, ETF
http://www.jpx.co.jp/equities/products/etfs/issues/01.html
・社団法人投資信託協会, 投資信託の世界統計
http://www.toushin.or.jp/statistics/world/
・ウォール街の新たな王者、インデックスファンド
https://jp.wsj.com/articles/SB12696131808382783557304585561133799680328
10 テクニカル分析
予習
・テキスト第10章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
Quiz
Q1 テクニカル分析とは何か。また、テクニカル分析に置かれる3つの前提を説明しなさい。
(用語:チャート、将来の価格、織り込む、トレンド、歴史|250-300字くらい)
Q2 図表10-6と図表10-7を参照して、ローソク足(陽線)について説明しなさい。
(用語:始値、終値、高値、安値、上ひげ、下ひげ、相場環境|250-300字くらい)
Q3 移動平均線、トレンドライン、RSIのうち、使ってみたい手法を1つ選び、説明しなさい。
(選んだ手法について説明した後、なぜその手法を使いたいのかを書きましょう。|
250-300字くらい)
資料
・Zai Online, 株式投資のはじめ方
https://diamond.jp/category/z-kabu-shoshinsha
・知っておきたいテクニカル分析のキホン(楽天証券)
https://www.youtube.com/watch?v=mGngL5-U4ww
・金融庁, 高速取引行為を行うみなさまへ
https://www.fsa.go.jp/common/shinsei/hst/index.html
・大阪取引所で取引される国内株価指数先物
http://www.jpx.co.jp/derivatives/futures-options-report/archives/2017.html
11 ファンダメンタル分析
予習
・テキスト第11章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
Quiz
Q1 図表11-2を参照しながら継続企業の前提について説明しなさい。
(用語:Going Concern、倒産、売り上げ、返済、取引継続、ブランド|200-250字)
Q2 図表11-4を参照しながら会社の利害関係者に与えられる報酬について説明しなさい。
(用語:損益計算書、仕入先、従業員、銀行、政府、株主|200-250字)
Q3 DuPont Analysisをもとに、会社のどこに注目すべきか説明しなさい。
(用語:マージン率、ブランド、資産回転率、不動在庫、レバレッジ、借入|250-300字)
資料
・EDINET
http://disclosure.edinet-fsa.go.jp/
・適時開示閲覧情報サービス
12 SML
予習
・テキスト第12章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
(今回が学期中最も難しい回になります。しっかり予習して臨みましょう!)
・数学の動画をみる
関数の微分:https://www.youtube.com/watch?v=knFalZCD4D4
ルート関数の微分:https://www.youtube.com/watch?v=p_J_MaDbQlM
Quiz
Q1 「投資の物差し」としてSMLが開発された経緯を説明しなさい。
(用語:アクティブ運用、ModiglianiとMiller、Sharpe、ノーベル賞|200-250字くらい)
Q2 SMLを導出しなさい。
(途中の式を省略せず、すべて手書きすること。適宜説明文も付けること。)
13 アクティブ運用の成否
予習
・テキスト第13章を読む
・授業用スライドをもとにノートを作成する
Quiz
Q1 図表13-1を参照しながらSMLのグラフを手描きし、グラフが意味することを説明しなさい。
(用語:切片、傾き、無リスク資産、ベータ、リスク回避度|文字数:説明文は200字くらい)
Q2 多くの投資家が「投資の物差し」としてSMLを活用すると、市場はどうなるか説明しなさい。
(用語:アクティブ運用、パッシブ運用、裁定取引、利益機会、殺到|200-250字くらい)
Q3 テキストpp.140-143を読み、みなさんの年金が何で運用されているか書きなさい。そして、
このような形で運用されていることについてどう思うか、あなたの意見を書きなさい。
(用語:GPIF、アクティブ運用、パッシブ運用、国内、外国、200兆円|200-250字くらい)
Q4 この科目で学んだ投資戦略のうち、みなさんはどのような投資戦略を実践してみたいか。
理由とともに説明しなさい。(テクニカル分析、ファンダメンタル分析、パッシブ運用から
選んでお答えください。|200-250字)
資料
・S&P Indices versus active(アウトパフォーム/アンダーパフォーム)
14 GPIFなど
予習
・テキスト第13章の補論を読む
・今回はノートの作成は不要です。期末対策を頑張りましょう。
長期休暇中の読書、動画
・C.D. エリス著, 鹿毛雄二訳『敗者のゲーム〈原著第6版〉』日本経済新聞出版社
・B.マルキール著, 井手正介訳『ウォール街のランダム・ウォーカー』日本経済新聞出版社
・楡井誠「市場の空気:群集行動か集合知か」ー公開講座「氣」2019(東大TV )
https://www.youtube.com/watch?v=gtkvN2EDrY0
その他資料
・https://www.jstage.jst.go.jp/browse/gendaifinance/-char/ja
・Introduction to Finance (sorry for poor English...)
関連資料
動画の教材
・文系の"だいたい"数学
数学の基礎知識をやさしく解説しています。是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMymmw31rcy1UCajbA-VFzlcwrCcLNc4Z
・はじめての 統計
ポートフォリオの組成のしかたを解説しています。是非ご覧ください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMymmw31rcy0MbZHz37wdQ7UgmH_FOeXH
関連科目
・ビジネス研究D(証券データ分析)
証券論で学ぶ理論を、データを用いて実践する科目です。
https://sites.google.com/site/univzemi/Securities_Data
・ビジネス研究D(金融データ分析)
証券外務員の資格対策を中心とした科目です。
テスト授業
今回は、授業期間前のテスト授業です。
機材の使い方、課題提出のしかたなどを練習します。
9月17日(金)の10:45〜11:30くらいの予定です。
本日の予定
1 出席登録のしかた
2 毎回の授業開始前にすべきこと
3 ポータルのつかいかた
4 動画のみかた
5 ゼミ募集について(2年生へ)
6 課題の提出のしかた
テスト授業前に準備すべきことをファイルにまとめました。テスト授業の前に
必ずご覧ください。ハングアウトミートを立ち上げられるようにしておきましょう。
ハングアウトミートを立ち上げられないと、授業に参加できません。
(毎回の授業準備)
Twitterアカウントを作成しました。授業に関する質問はこちらのDMへお願いします。
「証券論(金曜2限)を受講者している学籍番号 の○○です」などと書いて質問して
ください。
https://twitter.com/24nI2k0VWCiOeWA
クラスルームにあるクラスのコメント欄には決して書き込まないでください。学期中
にとても多くの学生から質問を受けます。1つ1つのコメント欄を探して回答するのは
不可能です。コメント欄で質問しても回答は得られないと思ってください。
*****
1 出席登録のしかた
レスポンで出席をとります。
https://respon.senshu-u.ac.jp/t/login
レスポンの設定についてはこちらを参照してください。
https://www.youtube.com/watch?v=otK3NzusGlI&feature=youtu.be
試しに出席登録してみましょう。レスポンに次の番号を登録してみてください。
登録はテスト授業のときにお願いします。前もって登録しないでください。
学期中は授業開始時刻(10:45)より前に登録をお願いします。遅れると遅刻
になりますので、十分気をつけてください。
*****
2 毎回の授業開始前にすべきこと
・レスポンに出席登録する
・クラスルームに入室してGoogleミートを立ち上げる
・授業のホームページを開く
・テキスト、ノートを開く
*****
3 In Campusの使いかた
LMS(時間割)から証券論を選ぶと、この科目の連絡を見ることができます。
そこにpdfファイル「テスト授業_証券論」がありますので、ダウンロードしてみて
ください。ダウンロードすると、教員側に閲覧履歴が表示されます。
みなさんからいただいた質問に対する回答は、In Campusで流す予定です。
*****
4 動画のみかた
毎回の授業で課題が出ます。課題に取り組む前に3〜5分くらいの動画をみていた
だきます。今日はテストとして短い動画をみていただきます。後ほどアンケート
に動画のみやすさ(音量、スライドの動き、みなさんが視聴に使う機材の具合など)
を回答してもらいます。
テスト動画はこちら。
テスト動画を見終えましたら、挙手ボタンを押してください。
※お勧め動画シリーズ
文系の"だいたい"数学
数学から長い時間は慣れてしまった人向けに、優しく解説しています。初回の講義
までにひととおり見ておいてください。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMymmw31rcy1UCajbA-VFzlcwrCcLNc4Z
はじめての統計
証券論と連動する特殊講義(証券データ分析)の資料です。ポートフォリオについて
詳しく知りたい人は眺めておきましょう。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMymmw31rcy0MbZHz37wdQ7UgmH_FOeXH
*****
5 ゼミ募集について(2年生へ)
ゼミ募集の日程がはじまります。できるだけゼミに入るようにしましょう。ゼミ生に
よる紹介、教員によるゼミ紹介、公開ゼミ、実際の申し込みの順に進みます。佐々木
ゼミに興味のある人は必ず公開ゼミに参加しましょう。
*****
6 課題提出のしかた
課題はGoogleフォームに記入する形で提出してもらいます。テスト授業のアンケート
を例に説明します。
クラスルームのテスト授業のところを開いてください。そこにフォームがありますので、
クリックしましょう。必要事項を記入しましょう。
フォームを提出するとき、フォームの一番下にある「回答のコピーを自分宛に送信する」
を必ずオンにして提出してください。提出した文面と同じものがみなさんのメールアドレス
に届きます。確認をお願いします。
これをしておけば、提出できたかどうかわからないという不安はなくなります。メールに
届くリンクから加筆・修正することもできます。
今日のテスト授業は、アンケートを提出できた人から流れ解散とします。提出ができまし
たら、ミートのチャットに「提出できました。退出します。ありがとうございました。」
などと記しましょう。
質問などがある人はチャットでお願いします。
お疲れ様でした。 ☕️ 🍵
*****
参考
スマホから受講するとこんな感じになります。なかなか大変そうです。
できればパソコンで受講しましょう。(注意:音量が大きめです)
第1回 はじめに
※この科目はオンライン授業です。
※授業の録画、録音、スクリーンショット等は固く禁じております。
問い合わせ窓口
Twitterアカウントを窓口としています。質問等はDMでお願いします。
「証券論を受講している学籍番号... の○○です」などと書いて質問して
ください。(通知とDMにフィルターをかけています。)
https://twitter.com/24nI2k0VWCiOeWA
クラスルームにあるクラスのコメント欄には決して書き込まないでください。
学期中にとても多くの学生から質問を受けます。1つ1つのコメント欄を探して
回答するのは不可能です。コメント欄で質問しても回答は得られないと思って
ください。
初回の今日は、勉強のしかたや点数のつけかたなど、履修の注意点を中心に
説明します。
*****
授業の準備(10:30〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40までに登録をお願いします。
・テキスト、ノートを開いておきましょう。
・慣れるまで少し早めに入室しましょう。10:25くらいからGoogleミート
を立ち上げます。
***** 〜10:45 *****
授業
Point 1 テキスト、評価のしかた
Point 2 この科目の学びかた
Point 3 ゼミ募集について(2年生向け)
Point 4 次回の予習について
Point 5 初回のアンケート
*****
Point 1 テキスト、評価のしかた
この科目は、株式投資の実践的知識を身につけることをねらいとしています。
講義日程については、このホームページの一番上をご覧ください。
テキストと点数のつけかたについては、こちらの動画をご覧ください。音量は
手元のボリュームで調整をお願いします。(2分05秒)
動画を見終わりましたら、挙手ボタンで反応をお願いします。
【動画のおさらい】
学期前半では、株式投資の基礎を身に付けます。中盤では投資の理論を学び、
後半では投資理論を実践する注意点などを議論します。
学期前半 株式投資の基礎
学期中盤 株式投資の理論
学期後半 株式投資の実践
テキスト(毎回の予習、授業、復習で使います。必ず購入してください。)
・『株式投資の理論と実際』
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784794431813
・『文章の書き方』学研(Kindle版あり)
※テキストに数か所誤植があります。修正をお願いします。🙇♂️
・15ページの5行目:6,373人→6,737人
・55ページの2行目下の式の計算結果:0.48989...→0.048989...
・125ページ図表12-4の次の行:連鎖率→連鎖律
補助教材
・文系のだいたい数学(必ずすべての動画をみておいてください)
https://www.youtube.com/playlist?list=PLMymmw31rcy1UCajbA-VFzlcwrCcLNc4Z
・日本取引所の動画(楽しみながら時間があるときにみてください)
https://www.jpx.co.jp/tse-school/movie.html
点数のつけかた
・学期中の課題等(50点満点) ポイント積み上げ形式
・中間・期末の課題(50点満点) テスト形式
学期中の課題
・前回授業と次回授業予習の感想を書く → Googleフォームに提出
・質問に対する回答を読む → In Campusを確認
・授業中に動画をみる → レスポンに登録
・動画に関連した課題を解く → 数回分をまとめて提出
* 減点項目もみておきましょう。
***** 〜11:10 *****
Point 2 この科目の学びかた
予習、授業、復習のサイクルを動画にまとめました。音量は手元のボリューム
で調整をお願いします。(4分15秒)
動画を見終わりましたらレスポンに登録しましょう。番号は次のとおりです。
【動画のおさらい】
授業が「答え合わせの場」になるように、十分に予習しましょう。予習しないと
授業内容をほとんど理解できません。復習しないと学んだことが知識として定着
しません。
学びのサイクルを作れるかで、評価が大きく変わります。授業時間より長い自習
時間が不可欠です。ウェブ形式の授業における自習の重要性は、対面形式の授業
より高くなります。
***** 〜11:20 *****
Point 3 ゼミ募集について
55名ほどの2年生が受講していますので、ゼミ募集の説明をします。
来週からゼミ募集の日程がはじまります。ゼミに入らない確固たる理由がない人は、
ゼミに入ることをお勧めします。ゼミ生による紹介、教員によるゼミ紹介、公開ゼミ、
実際の申し込みの順に進みます。佐々木ゼミに興味のある人は、必ず公開ゼミに参加
してください。
Googleクラスルームに
教員によるゼミ紹介(前半)
教員によるゼミ紹介(後半)
があります。私のゼミは前半に属しています。「授業」タブをクリックして、教員
によるゼミ紹介の一番下「もっと見る」をクリックすると、下から2番目にあります。
こちらからクラスコードを取得して公開ゼミのクラスルームに入室をお願いします。
佐々木ゼミの公開ゼミは10月1日(金)の16:35からです。5分前には集合しましょう。
1日に都合がつかない人は8日(金)に参加してください。(来週にもアナウンスします。)
***** 〜11:35 *****
Point 4 第2回の予習について
この下に、それぞれの授業回のページがあります。第2回のところをクリック
しましょう。第2回の予習として、来週月曜日までにすることが書いてあります。
Googleフォームに予習の感想を書くところまで頑張りましょう。💪
***** 〜11:40 *****
Point 5 初回のアンケート
クラスルームにあるGoogleフォームに記入しましょう。指定文字数をみて書きましょう。
アンケートも評価の1つです。回答状況によってはポイントが少なくなってしまいます。
12:00を目処に回答をお願いします。回答を終えた人は挙手ボタンで反応をお願いします。
・Googleフォーム
クラスルームの第1回のところにあります。回答のバックアップを取りたい人は、次の
資料を参照してください。
・昨年度受講者からのアドバイス
このホームページの第1回のところにあります。
***** 〜12:00 *****
今回の宿題
次回授業の予習をして、その感想をフォームに記入します。フォームはクラスルームの
第2回のところにあります。フォームは月曜締め切りです。評価の対象ですので忘れない
ようにしましょう。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」と一言添え
ましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第2回 個人投資家増加の背景
予習(月曜締め切り)
・第2回のスライドをノートに写す(グラフ以外の箇所)
https://prezi.com/p/nt3catwixip-/fin202-2/
・テキスト第1章と第2章を読む
・予習していて少し難しいと感じたこと、授業で詳しく説明してほしいこと
をGoogleフォームに書きましょう。フォームはクラスルームの第2回の
ところにあります。
*****
授業の準備(〜10:45)
・慣れるまで、10:25くらいからクラスのGoogleミートに入室しましょう。
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40までに登録をお願いします。
・テキスト、ノートを開いておきましょう。
***** 〜10:45 *****
第2回の予習課題
提出した人 …91/93人
月曜日締め切りです。
授業
Point 1 株式と株式会社の社会的役割
Point 2 個人投資家増加の背景
*****
Point 1 株式と株式会社の社会的役割
動画にアクセスする前に、レスポンの「1つめの動画」に登録してください。
番号は次のとおりです。
動画(2分48秒)
動画を見終わりましたら、課題1の答案作成に取り組みましょう。答案は
ご自身のノートやワードファイルなどに記入しましょう。学期中程に課題
としてまとめて提出してもらいます。11:08 までです。
課題 1
テキストpp.3-4を参照しながら、株式と株式会社の社会的役割について、
株式会社、株式、イメージ、消費者、働く場、社会的意義という語を用いて
説明しなさい。(200-250字くらいでまとめてください。)
答案作成の際に、テキストの図表を参照しましょう。
・身近な会社の例(図表1-1)
これらの会社は、私たち消費者が購入する財貨やサービスを提供する
・雇用者数の比較(図表1-2)
株式会社等で働く人の数は、他の組織で働く人の数よりはるかに多い
株式投資の意義を明示しましょう。
***** 〜11:08 *****
Point 2 個人投資家増加の背景
動画にアクセスする前に、レスポンの「2つめの動画」に登録してください。
番号は次のとおりです。
動画(5分02秒)
動画を見終わりましたら、課題2の答案作成に取り組みましょう。答案は
ご自身のノートやワードファイルなどに記入しましょう。学期中程に課題
としてまとめて提出してもらいます。11:30までです。
課題2
個人投資家が増えてきている理由を3つ挙げて説明しなさい。その際、個人
株主数、投資単位の引き下げ、くくり直し、株式分割、売買委託手数料、
低金利という語を用いること。(200字以上でまとめてください。)
テキスト第2章とスライドをもとにポイントをまとめました。答案作成の
参考にしてください。
図表2-1
個人投資家数は株価が上がっても下がっても増え続けている。その理由は
・投資単位の引き下げ
・売買委託手数料の自由化
・低金利
投資単位の引き下げ(図表2-2)
・売買単位のくくり直し(フジッコ、図表2-3)
・株式分割(ホットランド、図表2-4)
成果は図表2-5のようにあらわれた。
売買委託手数料の自由化(図表2-7)
株式を買うときも売るときも手数料を払わねばならない。
1回につき1万円くらいであったものが、ネット証券の登場で500円くらいに
なっている。成果は図表2-6のようにあらわれた。
低金利
・2倍になるまでの期間の求め方(スライド参照)
・72の法則を使うと、投資資金が2倍になるまでに何年かかるか概算できる
→0.1%なら、720年かかる(厳密には693年)
→720年も待てる人はいない
→高い利回りを求めて株式へ資金をシフト
成果は図表2-12のようにあらわれた。
参考:日本経済新聞, 個人投資家最多の5981万人 企業、知名度生かし取り込む
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC12CBJ0S1A710C2000000/
***** 〜11:30 *****
予習の段階でみなさんからいただいた質問にお答えします。
質問に対する回答は、復習段階でいただく質問に対する回答とあわせて
In Campusにアップします。再来週の月曜までにみてください。
(フィードバックレポートを読むことも評価の対象です。)
***** 〜12:08 *****
※本日16:35〜に佐々木ゼミの公開ゼミを実施します。興味のある2年生のみなさん、
16:30頃までに所定のクラスルームに入室して、Googleミートを立ち上げていただ
ければと思います。私も時間に余裕を持って準備します。よろしくお願いします。🙇♂️
例年20名ほどが参加し、そのうち10名ほどが応募して、ほぼ全員が入室しています。
(顔出し、声出しはありませんので安心してください。)
佐々木ゼミのクラスコード:cegxf7w
今回の課題は
・授業の感想
・次回授業で聞きたいこと(予習を踏まえて)
をGoogleフォームに記入することです。フォームはクラスルームの第3回のところ
にあります。フォームの使いかたについては、次のリンクをご覧ください。
月曜締め切りです。評価の対象ですので忘れないように。
授業中に取り組んでいただいた課題は、学期中間にまとめて提出していただきます。
しっかり書きためておきましょう。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」と一言添え
ましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第3回 金融商品取引所
予習(月曜締め切り)
・第3回のスライドをノートに写す
・テキスト第3章を読む
・第2回の授業の感想と、第3回の予習の感想をGoogleフォームに記入する
※みなさんからいただいた質問に対する回答は、第2回の復習段階の質問に
対する回答とあわせて、水曜までにIn Campusに掲げます。(次の月曜日
までにみた人にポイントをつけます。)
*****
授業の準備(〜10:45)
・10:40までにハングアウトミートに入室しましょう。
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40までに登録をお願いします。
・テキスト、ノートを開いておきましょう。
***** 〜10:45 *****
第3回の予習課題
提出した人 … 87/93人
・提出忘れがないようにしましょう。
・文字数の指定があるときには、それを超えるようにしましょう。
・3回目ですので、テキストが手元にある前提で進めます。
※第2回授業の際にみなさんからいただいた質問に対する回答をIn Campusに
掲げています。来週月曜までにみた人にポイントをつけます。
Point 1 金融商品取引所
Point 2 板寄せ方式による注文執行
*****
Point 1 金融商品取引所
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:10まで)
動画(3分29秒)
課題 1
日本と世界の主要な取引所の名称を挙げ、時価総額を比較しなさい。そして
取引所の統合や合併が相次いでいる理由を述べなさい。また、日本の取引所が
総合取引所へ向かう統合の様子を説明しなさい。
(200-250字くらいでまとめてください。)
動画とテキスト第2章補論2を参照して答案を作成しましょう。
・世界の主要な取引所(図表2-14)
・日本取引所グループ
https://www.jpx.co.jp/corporate/about-jpx/business/index.html
***** 〜11:10 *****
Point 2 板寄せ方式による注文執行
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:34まで)
動画(3分28秒)
課題2
テキストpp.30-32を参照しながら、板寄せ方式による注文執行の手順を
説明しなさい。3つの取引ルールを踏まえて、執行プロセスを丁寧に説明
すること。(200-250字くらいでまとめてください。)
スライドとテキスト第3章pp.30-32、とりわけ以下の図表をもとに答案を
作成しましょう。
・図表3-5 売買立会時 注文を執行できる時間帯
・図表3-6 注文の種類
・図表3-7〜図表3-10 板寄せ方式による注文執行
(証券外務員の試験によく出る)
***** 〜11:34 *****
板寄せ方式、ザラバ方式の注文執行について説明を加えます。
https://prezi.com/p/urvkdvmogfit/fin202-3/
残りの時間でみなさんからいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:08 *****
今回の課題は
・授業の感想
・次回授業で聞きたいこと(予習を踏まえて)
をグーグルフォームに記入することです。フォームはクラスルームの第4回のところ
にあります。次回から少しずつ数式が出てきますのでしっかり準備して臨みましょう。
月曜締め切りです。評価の対象ですので忘れないように。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」と一言添え
ましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第4回 株式投資の利益と利益率
予習(月曜締め切り)
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
***** 〜10:45 *****
Point 1 利益と利益率
Point 2 利益率の分布
*****
Point 1 利益と利益率
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:08まで)
動画(4分17秒)
課題 1
株式投資の利益と利益率について説明しなさい。その際、キャピタルゲイン、
インカムゲイン、売買、配当、投資額、算術利益率、対数利益率という語を
用いること。(200-250字くらいでまとめてください。)
テキスト第4章pp.39-41を参しましょう
・利益 もうけの金額
・利益率 もうけの効率
・利益率=もうけ ÷ もとで
・算術利益率の式は、1円あたりのもうけを求める式と同じ
・対数利益率は、数学的・統計学的によい性質を持っている
***** 〜11:08 *****
Point 2 利益率の分布
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:33まで)
動画(5分34秒)
課題2
株式投資の利益率の分布について説明しなさい。その際、左右対称、単峰性、
二項分布、離散変数、連続変数、正規分布、裾が厚い、暴落という語を用いる
こと。(200-250字くらいでまとめてください。)
テキスト第4章pp.42-46とスライドを参照しましょう。
分布 ばらつきのようす
図表4-1 利益率は確かにばらついている。その特徴は?
図表4-2 ヒストグラム (分布の特徴を図示したもの)
・左右対称
・単峰性(山の頂が1つ)
左右対称・単峰性の分布を数学的に表現する → 二項分布
図表4-3 利益率は0.02または-0.02。これをグラフにしたのが図表4-4
図表4-4の左図 図表4-2にあまり似ていない
図表4-4の右図 図表4-2に似てきた(ステップ数を増やす)
二項分布は離散変数の分布(図表4-5)
すきまがある。株式投資の利益率は様々な値をとりうる
→二項分布に近い、連続変数の分布=正規分布
図表4-7 正規分布
図表4-2の特徴をおおよそ捉えている。
しかし、実際の分布の裾野(特に左端)は正規分布より厚い。
→Fat Tail 理論の想定より暴落が起きやすいのが株式市場。
***** 〜11:33 *****
予習の段階でみなさんからいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:08 *****
今回の課題は予習用Googleフォームに記入することです。
次回は簡単な計算をしてもらいますので、電卓を用意して臨みましょう。
スマホの電卓機能でも構いません。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第5回 期待利益率とリスク
予習(月曜締め切り)
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
***** 〜10:45 *****
今回のフォームには中間のアンケートがあります。項目が多くなります
ので、時間に余裕を持って回答しましょう。来週月曜締め切りです。
来週(10/29)は大学の文化祭ですのでお休みです。次回は11/5です。
次回の復習課題は、中間の課題です。これまで書きためた答案をまとめて
提出してもらいます。誤字脱字や理解の不十分さがないか、確認をお願い
します。スライド、ノート、動画を見返して、知識を定着させましょう。
今回は難しい計算がありますので、途中からみんなで一段階づつ計算式
を追って勉強していきます。電卓(パソコンの計算機能やエクセル可)
を使いましょう。
Point 1 投資の根本問題
Point 2 期待利益率
Point 3 リスク
*****
Point 1 投資の根本問題
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:05まで)
551 803 856
動画(1分06秒)
課題 1
テキスト第5章を参照しながら、投資の根本問題とは何か、説明しなさい。
そして、投資家のよすがとなる2つの情報を列挙しなさい。その際、今、未来、
未確定、期待利益率、リスクという語を用いること。
(200-250字くらいでまとめてください。)
テキスト第5章pp.50-51を参照して答案を作成しましょう。キーワードと
なりそうな語をまとめておきます。
・「結果は未来に現われるが、投資を決断するのは今」(p.50)
・真っ暗闇の中では投資に踏み出すことは難しい。少しでも情報を得て、
できることなら薄明かりの中を歩みたい。
・よすがとなる情報 期待利益率とリスク
***** 〜11:05 *****
Point 2 期待利益率
レスポンに登録→動画視聴→期待利益率の計算
158 758 748
動画(3分01秒)
動画を見終わりましたら、テキストp.51の図表5-2にある数値をもとに
輸入企業株の期待利益率を計算しましょう。計算できましたら、結果
をチャットに書いてください。(数字だけで大丈夫です。)
◇期待利益率
・「投資結果はだいたいどれくらいになりそう?」に対する答え
・未来に起こる出来事(事象)の荷重平均のようなもの
・ここでは、為替レートが{円安、不変、円安}になる確率で計算
図表5-2
・円高 輸出企業に不利、輸入企業に有利
・円安 輸出企業に有利、輸入企業に不利
(有利/不利については、補論1を参照。)
中間の課題では、表の数字を少し変えて出題する予定です。数値が変わって
も計算ができるようにしておきましょう。
***** 〜11:20 *****
Point 3 リスク
課題2
輸出企業株のリスクを計算しなさい。
テキスト第5章pp.53-55とスライドをもとに説明します。
◇リスク
・期待利益率と実際の利益率の差(偏差)を標準化したもの
・「投資結果は予想からどれくらいずれる?」の答え
・期待利益率より複雑な計算で算出
偏差→偏差の2乗→加重平均(分散)→ルートを取る
図表5-3
2乗しないと、プラスの偏差とマイナスの偏差が相殺され0になる。
偏差があるのに、偏差の標準値が0? → 2乗して相殺しないように。
図表5-4
2乗したものはブレを過小評価している。
→投資家が使える指標ではない。
分散のルートを取る(標準偏差)
2乗して生じた歪みは、平方根を取ると元に戻る。
各自計算して、計算結果をチャットに記入する。
***** 〜11:45 *****
予習の段階でみなさんからいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:08 *****
今回の課題は
・授業の感想+中間のアンケート
・次回授業で聞きたいこと(予習を踏まえて)
をGoogleフォームに記入することです。フォームはクラスルームの
第6回のところにあります。
月曜締め切りです。評価の対象ですので忘れないように。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第6回 個別株式
予習
ノートを作成し、テキストを読み、Googleフォームに記入する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
*****
Point 1 株式の選択
Point 2 リスク回避度
中間の課題は、授業終了後から提出できるようになります。
(月曜締め切り)
*****
Point 1 リスク回避度
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:10まで)
519 119 276
動画(4分55秒)
課題 1
図表6-2の点Aと点Bを比べながら、無差別曲線を説明しなさい。また、
図表6-3に描かれている2人の投資家の無差別曲線から、リスク回避度
の強さを読み取りなさい。その際、リスク回避度、リスク、リターン、
無差別曲線、望ましさ、見返りの大きさという語を用いること。
(200-250字くらいでまとめてください。)
テキスト第5章図表5-5、第6章図表6-1、図表6-2、図表6-3をもとに
ポイントをまとめました。
・図表5-5 投資の世界を漆黒の闇から薄明かりにする手がかり
・図表6-1
ローリスク・ローリターン(輸入企業株)
ハイリスク・ハイリターン(輸出企業株)
リスクとリターンのトレードオフ(一方を取れば他方を取れない)
を解決する方法→投資家のリスクに対する態度を表す無差別曲線
スライドの例:引越しのアルバイト
①100%の確率で10,000円を受け取る
②90%の確率で11,200円を受け取れ、10%の確率で1円も受け取れない
②を選ぶ人→リスク回避的な人
無差別曲線
投資家のリスク回避度をグラフで表したもの
無差別=甲乙付け難い、どちらでもよい
図表6-2
リスクを σ だけ負担する見返りに α だけもらえれば納得する投資家の
気持ちを表す。見返りが α 未満なら、投資家はそのリスク・リターン
プロファイルに投資しない。
図表6-3
リスク回避度が強くなるにしたがい、要求する見返りが大きくなる。
図表6-4
AとB、2つの投資案件を比べている。Iの無差別曲線を持つ投資家は、
どちらを選ぶか?
図表6-5
輸出企業株と輸入企業株のどちらを選ぶべきか?
***** 〜11:10 *****
Point 2 ポートフォリオの期待利益率
レスポンに登録→動画視聴→計算
動画(3分28秒)
動画を見終わりましたら、ポートフォリオの期待利益率を計算しましょう。
計算ができましたら、計算結果の数字をチャットに書き込みましょう。
ポートフォリオのリスクについては、スライドで再度説明します。
輸出企業株と輸入企業株から組成するポートフォリオ
・輸出企業株 資金の40%
・輸入企業株 資金の60%
投資の比率w_{ex}, w_{im} はそれぞれどれくらい?
ポートフォリオの期待利益率は、輸出企業株の期待利益率と輸入企業株の
期待利益率との加重平均(w_{ex}, w_{im}で荷重)。
***** 〜11:22 *****
予習の段階でみなさんからいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:00 *****
今回の課題は中間の課題と予習段階の質問をGoogleフォームに記入することです。
※計算問題は、手書きで書いた答案をクラスルームに添付してもらいます。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第7回 ポートフォリオ
予習
今回は中間の課題があります。配点が高いので、単位を取りたい人は必ず
提出してください。いつものとおり月曜締め切りです。
スライドをノートに写し、テキストを読み、質問がある人はGoogleフォーム
に記入しましょう。
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
・テキスト、ノートを開いておきましょう。
*****
Point 1 ポートフォリオのリスク
*****
Point 1 ポートフォリオのリスク
テキスト第7章pp.67-68とスライドを参照
とても難しいですのでゆっくり説明します。今日はこれだけ理解できれば
大丈夫です。
***** 〜11:30 *****
レスポンへの登録
予習の段階でみなさんからいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:10 *****
今回の課題は予習用Googleフォームに記入することです。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第8回 効率的フロンティアとリスクの分散
予習
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
***** 〜10:45 *****
Point 1 効率的フロンティア
Point 2 分散共分散行列
Point 3 リスクの分散
*****
Point 1 効率的フロンティア
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:10まで)
動画(5分55秒)
課題1
テキスト第7章図表7-5と図表7-6を参照しながら、効率的フロンティアを
描きなさい。そして、なぜ効率的フロンティアがそのような形になるのか
説明しなさい。説明の際にリターン、リスク、非効率、フロンティアという
語を用いること。(200-250字くらいでまとめてください。図表は手描き
にしてください。)
テキストをもとにポイントを説明します。
リターン 輸出企業株と輸入企業株の平均値
リスク 輸出企業株と輸入企業株の平均値より小さい
リスクが小さくなる理由
図表7-4 助け合いの精神
効率的フロンテイア
図表7-5の右図にある非効率の領域を消去すると図表7-6になる。
ポートフォリオの選択
図表7-7 効率的フロンティアと無差別曲線の接点を選ぶべき。
***** 〜11:10 *****
Point 2 分散共分散行列
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:25まで)
動画(3分43秒)
課題2
テキスト第8章pp76-77を参照しながら、3銘柄に投資するときの分散共分散
行列を書きなさい。そして、行列にある共分散のペアに色で印をつけなさい。
(この問題の解答は手書きにしてください。)
テキスト第8章pp76-77を参照してポイントをまとめました。
3銘柄以上の株式を組み入れたポートフォリオについて考える。リスク
(分散)を表す式がとても長くなってしまう。組み入れ銘柄数が多く
なっても式をすっきり表現したいときに用いる。
分散共分散行列
対角要素 個別銘柄の株式の分散
非対角要素 株式どうしの共分散
3銘柄のポートフォリオなら
分散 3つ
共分散 6つ
***** 〜11:25 *****
Point 3 リスクの分散
とても難しいのでスライドで説明します。
◇リスク分散の極限
投資比率を同じと仮定する(3銘柄なら1/3ずつ資金を割り振る)。
分散の平均をvar、共分散の平均をcovと表すと、式はシンプルな形になる。
投資銘柄数を3からJへ一般し、Jを無限大に近づけると、分散の項は消え、
共分散の項だけが残る。
残った共分散の項 消せないリスク(市場リスク)
消えた分散の項 消せるリスク(個別リスク)
リスク回避的で理性的な投資家は、消せるリスクは全て消す。そして
消せないリスク(市場リスク)だけを負担する。
市場ポートフォリオ
消せるリスクを消し去ったポートフォリオ
リスク回避的で理性的な全ての投資家は市場ポートフォリオを保有する。
***** 〜11:50 *****
課題3
スライドとテキスト第8章を参照しながら、組み入れる株式の数を増やすと
ポートフォリオのリスク量はどうなるか、式を展開しながら説明しなさい。
(途中の式を省略しないこと。)
⚠️ 復習の段階で、ご自身のノートに式の展開を清書しましょう。
習うより慣れよ、です。
***** 〜11:50 *****
予習の段階でみなさんからいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:08 *****
今回の課題は予習用Googleフォームに記入することです。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第9回 Capital Market Line
予習
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
***** 〜10:45 *****
Point 1 市場ポートフォリオの復習
Point 2 市場ポートフォリオと無リスク資産のポートフォリオ
Point 3 CML
*****
Point 1 市場ポートフォリオの復習
スライドで説明します。
***** 〜11:05 *****
Point 2 市場ポートフォリと無リスク資産のポートフォリオ
スライドで説明します。
ここで考えること → 図表9-1を参照
ポートフォリオ
・市場ポートフォリオ
・無リスク資産(定期預金など)
あとは、輸出企業株と輸入企業株のとき(第7章)と同じ。
リスクの計算は、共分散が0のため楽にできる。
図表9-3 Capital Market Line(資本市場線)
・CMLは市場ポートフォリオの効率的フロンティアの接線になる。
・接点では、無リスク資産への投資比率が0になる。
図表9-4 投資家が選ぶ投資比率
投資家それぞれの無差別曲線によって決まる。
・リスクを嫌う投資家 無リスク資産へ多く資金を配分(I1)
・リスクを気にしない投資家 市場ポートへ多く資金を配分(I2)
図表9-5 最適戦略の区分
A 無リスク資産+市場ポート
B 市場ポートのみ
C 無リスク利子率で借りた資金と自己資金を合わせて市場ポートへ
***** 〜11:35 *****
課題 1
テキストとスライドを参照しながら、CMLを導出しなさい。
(途中の式を省略しないこと。)
⚠️ 復習の際にご自身のノートに手書きで書いておきましょう。
習うより慣れよ、です。
***** 〜11:35 *****
Point 3 パッシブ運用
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:55まで)
動画(2分30秒)
課題 2
テキストとスライドを参照しながら、あなたが実践したいパッシブ運用
について、具体的な金融商品の名前を挙げて説明しなさい。
(150字以上でまとめてください。)
テキスト第9章p.87とスライドをもとに短く説明します。
パッシブ運用=CMLの実践
無リスク資産+市場ポート
無リスク資産 預金、国債(プロ向け)
市場ポート インデックスファンド
インデックスファンド
私たちにとってはExchange Traded Fund(ETF:上場投資信託)
のこと。日経平均、TOPIX、JPX日経400などと連動する投資信託。
個別株式のように売り買いできる。
サラリーマンとして投資するならETFから入るのをお勧めします。
(ギャンブラーは個別株式…)
***** 〜11:55 *****
予習の段階でみなさんからいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:08 *****
今回の課題は予習用Googleフォームに記入することです。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第10回 テクニカル分析
予習
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
*****
Point 1 パッシブ運用の問題
Point 2 テクニカル分析の前提
Point 3 テクニカル分析の例
*****
Point 1 パッシブ運用の問題
テキスト第10章図表10-1をもとに説明
・左図 パッシブ運用で資産が何十倍にも!
・右図 😞
私たちの時代は右図の時代。とりわけコロナ後は市場の上下が激しい
ジェットコースターのような投資環境。
何か他の戦略は? → アクティブ運用
・テクニカル分析
・ファンダメンタル分析
***** 〜10:52 *****
Point 2 テクニカル分析の前提
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:15まで)
動画(3分00秒)
課題1
テクニカル分析とは何か。また、テクニカル分析に置かれる3つの
前提について説明しなさい。(200字以上です。)
答案作成の参考になる事項をメモ書きします。
テクニカル分析 過去の株価から未来の株価を予測する
3つの前提
・価格は全てを織り込む(図表10-2)
・株価はトレンドを形成する(図表10-3)
・歴史は繰り返す(図表10-4)
これらの前提が成り立つとき、トレンド転換のシグナルで売買する
ことで利益が得られる、とする分析手法。
***** 〜11:15 *****
Point 3 テクニカル分析の例
スライドで説明します。
・ローソク足(単線、複数足)
・移動平均線
・トレンドライン
・RSI(Relative Strength Index)
※ テキストp.106にテクニカル分析に対する経済学者の反応があります。
面白いので読んでおきましょう。
課題2
テキスト第10章に紹介されているテクニカル分析の手法のうち1つ選び、
その手法の説明をしなさい。(200-250字くらいでで説明しなさい。)
授業内で答案作成の時間が取れませんので、復習のときに答案を作成
しましょう。
***** 〜11:35 *****
予習の段階でいただいた質問にお答えします。
※アメリカ大統領選挙が日本の株式市場に与える影響
https://www.jpx.co.jp/derivatives/futures-options-report/archives/nlsgeu0000028r6u-att/rerk1704.pdf
図表16:1000分の1秒のあいだに大幅変動
図表17:5分間の動き
***** 〜12:08 *****
今回の課題は予習用Googleフォームに記入することです。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第11回 ファンダメンタル分析
予習
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
*****
Point 1 ファンダメンタル分析の前提
Point 2 ファンダメンタル分析の例
*****
Point 1 ファンダメンタル分析
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:08まで)
動画(3分37秒)
課題1
ファンダメンタル分析とはどのような分析手法か説明しなさい。その際、
損益計算書、当期純利益、予想、中期経営計画、証券アナリストという
語を用いなさい。(200-250字くらいでまとめてください。)
***** 〜11:08 *****
Point 2 ファンダメンタル分析の例
レスポンに登録→動画視聴→答案作成(11:30まで)
動画(2分45秒)
課題2
動画とテキスト第11章pp.113-117を参照しながら、DuPont Analysisについて
説明しなさい。その際、DuPont、ROE、マージン、資産回転率、レバレッジ
という語を用いなさい。(200-250字くらいでまとめてください。)
テキスト第11章pp.108-112をもとに説明します。
ファンダメンタル分析 過去の株価以外の情報も用いて未来の株価を予測する
例)GDP、為替レート、短観、景気ウォッチャー、企業業績、新製品の発表、…
ここでは企業業績に注目する。
前提
・会社は情報を開示する(図表11-1)
・開示された情報は信頼に足る(図表11-2)
・会社は継続する・Going Concern(図表11-3)
分析手法を手短に紹介
テキスト第11章pp.113-117をもとに説明
純利益 株主に帰属する利益(図表11-7、図表11-8)
ROE(株主資本利益率) 純利益を生み出す効率
DuPont Analysis
ROE=\frac{当期純利益}{売上高}
\frac{売上高}{総資産}
\frac{総資産}{株主資本}
ROE=マージン率 × 資産回転率 × レバレッジ
ROEの源泉
・マージン率 ブランド、ノウハウ、特許など他社に真似できない何か
・資産回転率 不良在庫、有休資産、不採算部門を持たない筋肉質の財務
・レバレッジ 借入(他人のお金)で利益をあげるテコの原理
***** 〜11:30 *****
予習の段階でいただいた質問にお答えします。
***** 〜12:08 *****
今回の課題は予習用Googleフォームに記入することです。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第11回 Security Market Line
予習
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
*****
Point 1 投資のものさし
Point 2 Security Market Line
次回 1月
年末年始のうちに、期末課題の対策を終えておきましょう。
期末の課題は最終回に実施します。
*****
Point 1 投資のものさし
テキスト第11章p.122をもとに説明
投資家はそれぞれの株式にどれくらいのリターンを要求するだろうか?
Miller と Modigliani(1958)
「投資のものさしは未だ見つかっていない」
2人ともNobel賞受賞者
https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/1990/miller/facts/
https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/1985/summary/
この呼びかけに応えて、多くの研究がなされた。
Sharpe(1964)https://www.nobelprize.org/prizes/economic-sciences/1990/sharpe/facts/
Lintner(1965)https://www.library.hbs.edu/hc/polaroid/a-noble-prototype-of-industry/harvard-business-school-and-polaroid/
Black(1972)https://www.goldmansachs.com/our-firm/history/moments/1990-black-litterman-model.html
SLBモデルともいわれるSMLを学ぶ。
大学時代にNobel経済学賞の話を1つくらい聞いてもよい。
***** 〜10:55 *****
課題 1
Security Market Line が登場した背景について説明しなさい。その際、
アクティブ運用、成否の尺度、Sharpe、CAPMという語を用いること。
(150字以上でまとめてください。)
⚠️ この課題は各自復習のときに取り組みましょう。
342 527 710
***** 〜10:55 *****
Point 2 Security Market Line
証券市場線(≠資本市場線:CML)
テキスト第12章を見ると明らかなように、導出はとても難しい。
Nobel経済学賞を受賞した論文なのでしかたない…
みなさんの理解を確かめながら少しずつ説明する。
***** 〜12:00 *****
課題2
テキスト第12章を参照しながら、Security Market Lineを導出しなさい。
(途中の式を省略しないこと。)
⚠️ 授業終了後に、復習としてご自身のノートに書きましょう。
習うより慣れよ、です。
⚠️ 今日の説明を聞いて、再説してもらいたい部分については、フォーム
に書いてください。次回授業の前半で解説します。
332 870 448
***** 〜12:08 *****
今回の課題は予習用Googleフォームに記入することです。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵
第13回 アクティブ運用の成否
予習
スライドをノートに写す、テキストを読む、フォームを提出する
*****
授業の準備(〜10:45)
・レスポンに出席の登録をしましょう。登録番号はクラスルームにあります。
10:40集合です。
***** 〜10:45 *****
Point アクティブ運用の成否
*****
Point アクティブ運用の成否
https://prezi.com/lwdced__7usc/finb-13/
Security Market Line:ER_j=R_0+β_j(ER_M-R_0)
βとは何か(図表13-2)
β<1 市場ポートフォリオより低い超過リターン
β=1 市場ポートフォリオとおなじ超過リターン
β>1 市場ポートフォリオより高い超過リターン
すべての株式に対する要求利回りは、SML上に並ぶ(図表13-3)
東京ガス 0.51
TOPIX 1.00
マツダ 2.1
ローリスク・ローリターンから、ハイリスク・ハイリターンまで
綺麗に並ぶという理論。
*****
株式投資
パッシブ運用(第9章)
アクティブ運用(第10章、第11章)
アクティブ運用は、パッシブ運用より手間暇、コストがかかる。
→パッシブ運用を超えるリターンが得られなければやる意味がない。
投資のものさし=パッシブ運用に投資家が要求する利回り
それを求める式がSecurity Market Line。
図表13-4
B 買い
C 売り
A どちらでもない(Indifference)
図表13-5
市場参加者の大多数がSMLを信じていれば、BやCのような歪みは
瞬時に(ミリ秒単位で)正される。
裁定取引 "No Money left on the Table"
SMLの頑健性が高い市場でパッシブ運用を超える成果を上げるのは至難の業。
投資家の堂々巡り(図表13-6)
どこかで迷いを断ち切り、「優れた投資家」になることが私たちの目標。
***** 〜12:00 *****
課題2
SMLがアクティブ運用の成否を測るものさしになることを説明しなさい。
(200字以上でまとめてください。)
⚠️ ご自身のノートやワードファイルに記入しましょう。今日は時間があり
ませんので、復習の段階で各自取り組みましょう。
***** 〜12:08 *****
今回の課題は学期末のアンケートです。
月曜締め切りです。評価の対象ですので忘れないように。
次回が最終回です。期末課題の対策として、総まとめをしておきましょう。
退出するときは、チャットに「ありがとうございました。退出します。」
と一言添えましょう。お疲れ様でした。☕️ 🍵