所属(居場所)
2024.10 森林総研関西支所 研究員
2021.10 森林総研関西支所 テニュアトラック研究員
2021.4 同志社大学理工学部研究員
2021.3 京都大学大学院農学研究科 地域環境科学専攻 森林生態学研究室 博士後期課程 修了
博論タイトル:Life history strategies of the invasive naturalized tall bamboos in Japan
2018.3 京都大学大学院農学研究科 地域環境科学専攻 森林生態学研究室 修士課程 修了
2016.3 同志社大学理工学部環境システム学科生命環境保全研究室 卒業
所属する学会
日本生態学会
種生物学会
日本森林学会
いただきもの
2015.6 H27年度近畿地方整備局研究発表会 地域・コミュニケーション部門 奨励賞
2016.6 H28年度近畿地方整備局研究発表会 施工・安全管理対策部門 奨励賞
2017.3 第64回日本生態学会 ポスター優秀賞 植物個体群部門
2021.3 第132回日本森林学会ポスター賞 植物生態部門
2023.3 第134回日本森林学会 学生奨励賞
サポート
2018 笹川科学研究助成金 生物系
2018 旭硝子財団 奨学生
2019-2020 日本学術振興会特別研究員DC2
2023-2025 科研費若手研究
資格
2013-2014 みのお森の学校 修了
2016.3 高等教諭1種免許 理科
2016.3 学芸員資格
2019.8 高所作業車運転者
教育
2022 園芸大学 講師
2023 同志社大理工学部(春学期)非常勤職員
2025 園芸大学 講師
アウトリーチ
いろいろ
研究会(学外活動団体)など
2015- 竹林景観ネットワーク
2019- 竹文化振興協会 :2021.4- 会誌「竹」・Bamboo Journal編集委員
2020- 竹イノベーション研究会 :2021- 関西支部事務局 2023- 賛助会員
2024- 箕関連の研究会
それ以前:2012- NPO法人こどもとむしの会 学生会員、2012- 近畿「子どもの水辺」交流会 若手実行委員 (2017年から近畿「子どもの水辺」交流協議会 委員、2012-2019 池田・人と自然の会 会員、2008- 兵庫県立人と自然の博物館 ひとはく連携活動グループテネラル、2018- 若手竹研究会 → 2021.4- 合同会社Bamboo Salon (退会)→任意団体へ、2014-2019 淀川管内木津川グループ河川レンジャー代表、2016-2017 鴨川府民会議委員
幼児期。感受性を大切にする環境の中で穏やかに育てていただく。小学校で初めて平仮名や数字に触れ1+1=2に感動した1年生だったそう。かぐや姫とは違いますし、この頃、竹との縁はなさげです。
幼少期。家の近くの公園や山、川で遊ぶのが好きで、その性質は今もあまり変わっていない。後半からは人前に出ることも多かったか。家の裏山が今の自分の基礎。ただ、竹藪で遊んだ記憶は特に残っておらず。
高校生。いろんなことに違和感を抱き、壁にもあたる。後半から急に背が伸びる(大学学部生の頃まで続く)。ついには多くの人を超える高さへ。成長には人それぞれのペースがあることを自身の身体で体験。竹のように初期の伸長成長の早いタイプではありませんでしたが、今では竹のようにスラっとしていますねと言われる。
学部時代。大学受験期のいくつかの出来事を契機に人生について考える。周りと一緒のことを行うことへの違和感や反発。人と違うこと、周りと違うことをすることに憧れを抱き、動き回り始める。しかし自信のなさや実力不足。身近な先生方の影響を受け人生について考えることも増える。この時期は、竹に例えるなら地下茎を育てる期間だったのか。
学部時代。日本の森林について考える人になりたいなと思い、大学内外の山を手入れするサークルに参加。主催。小さなころからの虫博士の漠然とした夢も持ち続ける。幅広くみているものの一つが竹だった。その後、地域課題に関わりたいという思いから地域連携団体を立ち上げるなど挑戦を重ねる中でも「竹じゃかご(蛇籠)」にも出会い、竹の世界にも近づく。
大学院時代。「何でもハマれば面白い世界が広がる」と師匠に教わり、一つのことを極めたことのない自分は、その言葉を信じてみて、それを竹でやってみようと愚直に過ごしてみる。しかし実力、心持ち不足。あとになってわかることだが、自分のこれまで持ってきた自然観と現代のこの業界のアプローチとの不一致、違和感。抜け出せない苦慮の末、自身の見せ方を含めていろんな方法を試して乗り越えようとする時期も長かったか。こうした一連の時間の中で得たこと、失ったこと、そういうようにしたために得られないものも大きかったよう。当時はそうしかできなかったが、他人には特におすすめしない道。一つのことを極めようとする時間は人生の中でかけがえのないもので、お世話になった方々には感謝。
大学卒業後。将来展望の点で周囲の研究者とのずれを感じる(ずれる道をあえて選んでる感もあるかもしれませんが)。試行錯誤の末、仕事を与えていただいた今、自分はどこへ向かうのか。自分にも他人にも分かりませんが、竹の世界を軸にして明らかにしたい世界のイメージが広がっている。
今。いただいた職分の中で大きな夢や構想を抱えながら、具体的な一歩を進めていきたいもの。つくづく思いますが、自分の能力的にできることはごく限られる。ですが、やれることはやりきり、得意な人に協力をお願いする。今の世代でやれることをやり、次の世代へとつなぐ。自分の持っているものを熱意ある方々へ渡していく。そんな生活を隅の方でこれから進めていこうかな。
なんて思いのたけを述べがちな青年。
最終更新 2025.3